か(日)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 和語の数詞に付けて、日数を数えるのに用いる語。
① 昼の数についていう。
「三日三晩」
※古事記(712)中・歌謡「日日(かが)並(な)べて 夜には九夜(ここのよ) 日には十加(カ)を」
② 一昼夜を単位として数える。この場合、「五日かかる」「あと十日」のように、日数についてもいい、「三月三日」のように、ある基準の日から数えてその日数に当たる日をさしてもいう。 ※万葉(8C後)五・八七〇「百(もも)可(カ)しも行かぬ松浦路(まつらぢ)今日(けふ)行きて明日(あす)は来なむを何か避(さや)れる」
広辞苑 日数を表す語。け。 古事記中「日には十―を」。「三―三晩」
大言海 接尾辞 來經 (キヘ)ノ約ナル、け、ノ轉、 五日 (イツカ)()ナド云フハ、 五來經 (イツキヘ)ノ日ノ義〕
夜ニ對シテ、日出ヨリ日沒マデノ、 一日 (ヒトヒ)ヲ數フルニ云フ語。
古事記、上 五十二 日八日 (ヒヤカ) 夜八夜 (ヨヤヨ)以遊也」
同、中(景行) 五十二 迦賀 (カガ) 日日 (カカ)()ベテ、夜ニハ 九夜 (ココノヨ)、日ニハ 登遠加 (トヲカ)ヲ」( 日並 (ヒナラ)べて、 夜並 (ヨナラ)べてナド云フト同ジ)
鐵火祭祝詞「 夜七夜 (ヨナナヨ) 晝七日 (ヒナヌカ)
然レドモ、一晝夜ヲ數フルニモ云フ。 二十日 (ハツカ) 三十日 (ミソカ)(モモ)日」幾日」 二日 (フツカ)()(コヨミ)ト云フ語モ、 日讀 (カヨミ)ノ轉ナリ。

検索用附箋:接尾辞

附箋:接尾辞

最終更新:2023年04月24日 13:49