あふ(饗)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 美味のものを調えてもてなす。饗応(きょうおう)する。ごちそうする。あえす ※書紀(720)推古一八年一〇月(岩崎本訓)「使人等に朝(みかど)に饗(アヘ)たまふ。河内漢直贄を以て新羅の共食者と為」
広辞苑 他動詞 食物を調えてもてなす。饗応する。ふるまう 神武紀「(くらいもの)を盛りて―・ふ」 饗ふ
大言海 他動詞 ()ふノ他動、待遇ノ意〕
アルジスモテナス。饗應ス。
神代紀、上 二十 「品物悉備、貯之百机 饗之 (ミアヘタテマツル)
神武紀 十三 「盛(アフ)之」
仁德紀、十二年七月「(アフ)高麗客於 一レ 朝」
推古紀、十八年十月「(アヘ) 使 (タマフ)人等於 一レ 朝」
動詞活用表
未然形 あへ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 あへ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 あふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 あふる も、かも、こと、とき
已然形 あふれ ども
命令形 あへよ

検索用附箋:他動詞下二段

附箋:下二段 他動詞

最終更新:2023年10月18日 19:01