き(黄)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 七色、五色、また、三原色の一つ。黄金、山吹の花、卵の黄身などのような色。また、そのような色のさま。きいろ。上代では赤と通用されることが多い。 ※書紀(720)天智九年六月(寛文版訓)「邑(むら)の中に亀(かはかめ)を獲(ゑ)たり。背に申(しん)の字(な)を書(しる)せり。上(うへ)黄(キ)に下(した)玄(くろ)し」
※源氏(1001‐14頃)夕顔「きなる生絹(すずし)の単袴(ひとへばかま)」
② 声の高くするどいこと。また、そのさま。 〔日本一鑑窮河話海(1565‐66頃)〕
広辞苑 名詞 色の名。菜の花の色やイチョウの葉の黄葉した色など。三原色の一つ。きいろ 「夕づく日入りてしまらく―なる空のいろ」(赤彦)
大言海 名詞 色ノ名、七色ノ一。黃金、又ハ、硫黃ノ色ノ如キ、コレナリ。白ヲ除ケバ、諸ノ色ノ中ニテ、最モ、光ヲ反射ス。 持統紀、七年正月「詔令天下百姓、複 黃色衣 (キイゾメノキヌ)、奴 皂衣 (イロギヌ)
衣服令、制服「无位皆皂縵羅頭巾、黃袍」

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最終更新:2023年07月16日 23:08