あれ(吾・我)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 代名詞 自称。私。中古以降は「われ」が用いられるようになって、次第に衰えた。 ※古事記(712)中・歌謡「撓(たわ)や腕(がひな)を 枕(ま)かむとは 阿礼(アレ)はすれど」
※大鏡(12C前)四「あれは舞はじとて、角髪(びづら)ひきみだり」
吾・我
広辞苑 代名詞 (一人称)われ 古事記下「―こそは世の長人」 吾・我
大言海 代名詞 われ(我)ノ語原ヲ見ヨ〕
自稱ノ代名詞。 (ワレ)ニ同ジ。
古事記、下(仁德) 十二 長歌「 阿禮 (アレ)コソハ、世ノ長人」(武內宿禰ノ自稱)
繼體紀、元年二月「 寡人 (アレ)不才」
萬葉集、十五 三十三 「我ガ宿ノ、まつノ葉見ツツ、安禮待タム、ハヤ歸リマセ、戀ヒ死ナヌトニ」
催馬樂、妹與我「妹ト安禮ト、いるさノ山」
吾・我

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附箋:一人称 代名詞

最終更新:2023年11月03日 19:57