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邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

『二ツ岩』方解

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名前:方解(ほうかい)

能:『百色眼鏡』
 光の反射・屈折・吸収の率を自在に操作し、幻覚や幻影を見せる能力。
 しかし、方解はこの能力を更に進化させ、相手の目からの進入光線を操作して起こすサブリミナル効果、
そして煙管から吐き出す麻薬効果を持った煙を併用し、相手をほぼ完全な催眠・洗脳状態に陥らせることができる。

 更に自身が持つ変化の能力も合わさり、実質的な攻撃力を持たないながらも、狸の中ではほぼ最強とも言える『能』となっている。
 まさに「戦わずして勝つ」能力といえる。


種族:佐渡の化け狸
性別:♀
年齢:???(綾美津を「小僧」と呼ぶほどにはばあちゃん。)
中の人:イザングラン◆JAgRVpOyBc

一人称:儂
二人称:あんた
三人称:あいつ

口調:飄々とした感じ
口癖:「これがいいのかい?」


好きなもの:煙管、ひとをおちょくって化かすこと
嫌いなもの:退屈
大切なもの:お気に入りの煙管


容姿1:
 平均的な狸の毛並み。
 髪の毛は黒っぽくて少し癖毛。
 鼻の上に左眼用の片眼鏡をのっけている。

 服装は基本的によれよれの浴衣。
 おっぱいが大きいのでお肉がはみ出しそうになっている。

装備:
◇煙管
 真鍮製のやや高価な煙管。
 神器などではなくただの煙管だが、詰めている葉っぱは催眠効果のある特殊な薬草類。

使用技:
 その超常的な幻覚・催眠能力が何よりの強み。
 本気を出せば街一つを一度に化かすことも可能。
 その際、相手の記憶や意識すら利用するため、的確に相手の精神を抉ることができる。
 がしかし、さすがに近代的な機器類は騙せず、例えばビデオカメラなどを通してみるとばれたりしてしまう。

 その他、自分の生まれつきの変化術も、狐と狸を合わせても1,2を争う。
 こちらは肉体を変化させるので、如何なる方法でも見破れない。

戦術:
 相手を気付かぬうちに催眠にかけ、そのまま精神を直接破壊してしまう。
 幻術をかける瞬間は玄人でも見破るのが困難なほどスムーズで、相手はほぼかけられたことにさえ気付けない。


キャラクター:
 飄々とした印象を与える、どこか浮世離れした狸。
 しかし、古い知り合いの綾美津に頼まれてわざわざ佐渡から渡ってきたらしいので、どこか世話焼きな部分もあるらしい。
 だがその内面はやはりちょっと意地悪らしく、「サドの化けダヌキ」ともしばしば呼ばれる。


 己の変化術には絶対的な自信を持っているが、しかし、同時に「人間の科学力には及ばない」とも考えている。

 これは全ての神仏妖怪に対する諦観の念でもあり、
いずれ自分たちは、信仰を失った人間たちの前に消え行くしかないと思っている。
 そして、可能であれば、それを止めたいとも願っている。




◇表の顔:

 今回の稲荷大戦のため、佐渡から本州・京都へ呼ばれた化けダヌキ。
 その正体は「佐渡の二ツ岩団三郎狸」であり、過去に佐渡から狐を追い払ったと言われている古狸。
 そのため、現在でも佐渡に狐はいない。

 いつでもふわふわと浮世離れした印象を与え、掴み所がない。
 そのくせ他人をおちょくるのが大好きなので、何だか始末の悪い方である。
 だがその実力は本物で、何を隠そう京都に結界を張ったのも彼女の仕事。


 現在、鎖時と戦った後に知り合いであったらしい菊姫と再開し、どんな心変わりか稲荷側についてしまった。
 曰く、「わざわざ新しい世界を作る必要もないよ」という事らしいが、やはり腹に一物ありそうな雰囲気は否めない。
 その本心は煙に包まれ、未だに不明である。



◆裏の顔:

 実は、生まれは稲荷と同じ京都の街。
『狸谷山不動院』が真の出生地であり、まごう事なき『京都の神』である。

 だが、稲荷や他の神仏に比べればお世辞にも信仰されていたとは言えず、
おまけに神であるはずの方解も、神力も何も持たない、どう見ても「ただの化け狸」でしかなかった。

 また方解自身も「あくまでも自分は狸として在りたい」としており、
しかし同時に「敬われ信仰されたい」という願いも同居する、非常に複雑な思いを抱えて長年生きていた。

===

 その後、本州から海を渡り、新潟は佐渡島の化け狸【二代目・二ツ岩団三郎】に師事。
 この時故郷である京都を捨て、完全に佐渡の狸の一員となる。

 だが方解は師匠であった【二代目】にも匹敵するだけの強力な変化術の才能を持っており、
京からのはぐれ狸であるにも関わらずみるみるうちに頭角を現す。

 当然その才能と生い立ちは敵を多く作り、佐渡の狸たちからは恨まれていた事もあったのだが、
持ち前の飄々とした処世の術と、そして才能だけではない、努力から成る本物の実力によって、
段々と佐渡の狸たちさえ方解を認めるようになっていった。
(とはいえ【二代目】に比べれば圧倒的に慕うものは少ない)

===

 そんな折、突如として【二代目】が姿を消す。
 詳しい事情は解らず、誰かに浚われたとも旅に出たとも言われたが、
とにかく【二代目】は姿を消し、果たして何処へ行ったかさえ定かではなくなってしまった。

 だが、形だけでも【二ツ岩】がいない事には佐渡の狸の統制が取れない。
 必要となったのは暫定【三代目】である。

 そこで方解は、ここぞとばかりに敵対していたライバル古狸たちを片っ端から裏で叩き潰し、
ほとんど無理矢理【二ツ岩】の襲名証書を奪った後、全国的に自分が【三代目】であると吹聴して回った。

【二代目】がどこかへ行ってしまった混乱に乗じて、自作自演で既成事実を作り上げてしまったのである。

 こうして、京から落ち延びた名も無き化け狸『方解』は、
己の変化術と奇策のみを駆使して【三代目 二ツ岩団三郎 方解】となった。

===

 そして更に月日が流れ、
京を捨てた京の狸は、腐れ縁の耄碌狸に呼ばれ、
気乗りしないまま、再び京都へやってきたのだった。





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