lad /// / 作る:2 \ 13:seren:klel:sid:la(死) \ [ yuo ] \ onkonで作る \ [ iyuan ] \ 作られた \ [ ansiel ] \ 製造者、メーカー \ 2:創始者、開祖 \


 一部onaあり。onは物。完了相は完成時や破壊時

 lad-eは「onkonで作る」である。konが材料でonが完成品である。onは物が来るが、人間も子供なら取れる。mivではなくmiuである。完了相は完成した時点である
 lad-eは直すではない。直すは元々完成品だったものが損傷を受けたのでその損傷を取り除くことである。そうではなく、lad-eは作るである。つまり元々完成品でないものしかonに取れない。lad-e temsといった場合、元はただの材料でしかないガラスをやパッキンを使って窓という完成品にすることである。この窓は始めの時点では完成品どころか存在すらなかった。それを完成品にする行為がlad-eである
 onは物を取るが、作りうるものであれば何であろうと取れる。また、新理論や音楽やコネのように抽象的なものも作ることができる。ゆえにlad-eonは抽具を取る

 ikl-eは「onkonで建てる」である。建物を作るときに使う「作る」である。築くともいえる。onは建物である。建物以外には使えない。抽象的な意味はない。日本語では信頼は築くというが、ikl-eに抽象的な意味はないので不可である。その代わりlad-eは抽象も取れるので、アルカでは信頼は作るものである

 panl-eは「onを開拓する」である。onは場所である。森や山など、自然を取る。自然を切り開いて人間の暮らす文明に即すことである。具体的には道路をひいたり家を作ったり水道をひいたりすることである

 sadl-eは「onを発明する」である。発明品がonに来る。他はlad-eと同じ

 lid-eは「onkonで壊してalにする」である。lad-eしたものをonに取る。完成品として機能しているものに機能できなくなる程度の損傷を与えることである。onは物を取る。人も取れる。alは壊した結果物である
 物は完成品を取る。火や水のように既製品はふつう取れない。取るなら作った水や火の場合である
 lid-eononとして機能しなくすることである。どう機能しなくなるかまでは語らない。ラジオを壊す場合、ラジオとして機能しなくすれば良い。具体的な方法は問わない。つまりハンマーで壊しても良いし、過度な電気を流して内部を壊しても良い。形状が変わろうと変わらなかろうと構わない
 窓についても窓と機能しなくすればlid-eである。ここでいう機能とは限定された時間での機能ではない。全開にした窓は現在は機能していない。だが、それは現在という限定された時間において機能しないだけである。閉めればまた機能する。ゆえに全開の窓は壊れた窓ではない
 また、少し傷がついたくらいではふつう壊れたとはいわない。小さな穴が開いた程度でも壊れたとはいわない。ただ、このあたりだと個人差が大きい。同一人物でも状況によって評価が変わる。ただ、いずれにせよバラバラにガラスが割れればまちがいなく壊れた窓であるといえる
 lid-eonaがある。「壊れる」である
 また、lid-eは幅がある。といっても「ちょっと壊れた」という日本語的な表現はしない。つまり、tu at yo lidとはいえない。ちょっと壊れたとは壊れかけているという意味なので相で表わす
 まだ損傷はないが損傷が近づいている場合、lid-epである。損傷が始まるとlid-et。損傷を受けたがまだ壊れていない間はlid-es。壊れた時点でlid-ek。壊れた状態を保持するのがlid-enである(1)

(1) tu it lid(ちょっと壊れた)

 onに人を取る場合、人間として機能しなくさせることを意味する。この人間とはまともな人間のことである。つまり五体満足で精神を病んでいない人間である。風邪や怪我ぐらいではlid-eは使えないが、もう戻らない重大な怪我の場合はlid-eといえる。また、精神に異常をきたして狂った場合もlid-eといえる
 lid-eonはかなり広い。壊すより遥かに広い。形状をどう変化させるかとか、形状を変化させるさせないとか、そういったことは言及しない。その物がその物として機能しなくなるようにすることを表わす。抽象的な分、onの領域が広い
 また、上記のとおり、lad-ealを取れる。alは結果物である(2)

(2) an lid-a tems al vaak(ガラスを砕いて武器とした)

 dask-eは「onkonで砕いてalにする」である。dor-eは「onkonで割ってalにする」である。これらはlid-eと似ているが、必ず形状変化を伴う点で異なる。砕くと割ると分けてはいるが、別に逆でも良い。割ると砕くでも良い
 実は両者の違いはononでなくなるか否かにある。両者はいずれも力を加えてonをより小さな欠片に変えることである。だが、dask-eononのまま欠片にすることである。一方、dor-eononでなくすることである
 たとえば砂糖の塊を砕いた場合、粉状の砂糖になる。onは砂糖だが、砂糖を砕いても依然として砂糖のままである。つまりononのまま欠片にしたといえる。この場合、dask-eと使う。だが窓はどうか。窓を欠片にすればもはや窓ではなくガラスである。この場合、dor-eを使う
 尚、窓でなくガラスの場合は砕いてもガラスの欠片になるだけなのでdask-eである。他にもdask-eを使うものは水晶や宝石の類、塩などの塊、金属の塊などである
 これらが取るonは固体である。液体と気体は欠片にできない。塊やガラス板など、同じ材質のものが寄り集まってできているものは砕いても同じものであるため、dask-eを使う。窓など、道具として何らかの機能を持っているものは砕くと壊れて道具でなくなるため、dor-eを使うことが多い
 また、布にdask-edor-eは使えない。これらは何らかの打撃を加えることによって壊すときに使う。たとえばハンマーで殴ったりする場合である。布はハンマーで殴っても壊れないからこれらが使えない
 厳密にいえば、引っ張った布を機械で固定して機械のハンマーで殴れば千切れるだろう。それならdask-eといえる。ただ、ふつうそのようなことはしないので言わない。つまり、ある物を壊そうとするときに打撃力を加えるならdask-edor-eが使えるというわけである
 布はふつう殴っても壊れないので切るはずである。だからdask-edor-eといわない。同じように紙や本にも使えない。破いたりや切るものだからである

 teat-eは「onkonでバラバラにする」である。dask-edor-eの区別はない。その物の機能を保持するかどうかは問わない。またlid-eとも違って必ず形状変化を伴う
 teat-elid-e,dask-e,dor-eと違って爆発的な勢いで壊すことを意味する。ハンマーで殴って水晶を割るくらいではteat-eとはいえない。爆発的な勢いでバラバラにすることなので、爆弾で窓を吹き飛ばしたり、バイクで窓に突っ込んで吹き飛ばしたりしなければteat-eとはいえない。爆発的な威力で吹き飛ぶため、破片もしばしば遠くに散乱しがちである
 teat-eは人を取ることもできる。爆弾などでバラバラに吹き飛ばすことである。刃物などでバラバラ殺人を行うときは勢いが弱いので使えない

 teatl-eは「onkonで大破壊する」である。これは窓や水晶といった小さいレベルの話ではない。街を爆弾で破壊したり国を戦争で壊滅させたりすることである。最低でもビルを爆破するくらいのことをしなければ使えない

 vern-eは「onkonで崩壊させる」である。onは塔など、建っているものを取る。抽象的な意味はない。信頼関係が崩壊したという場合、lid-eを使う。vern-eは崩すことであるから、ふつうは建物や山などに使う。高さがない本の山でもvern-eを使える。要は高さのあるものが壊れ、重力に従って下方向に落ちていく場合に使うわけである

 dom-eは「onkonalに折る」である。このallid-ealとは違い、kni-ealと同じである。つまり折ってできる物ではなく、折る方向である(3)

(3) an dom-a mas al lio(手前に紙を折った)

 dom-eonを折ることを表わす。棒か面の一部分をある線に沿って鋭く曲げることである。折った結果、ふつうはonが分断することはない。もし分断するならdommex-eという。折り紙の場合、折っても紙は分断しないのでdom-eである。骨は折ると分断するのでdommex-eという。だが、そのようなことは常識で分かるため、骨も単にdom-eということがあり、むしろそのほうが自然である
 dom-eは形状変化を意味する。ononでなくなるかどうかとは関係がない。つまり、lid-eの一種ではない。lid-eは形状がどうなろうが構わない。代わりにononとして機能するかどうかを気にする。しかしdom-eはそうではなく、形状変化を気にする
最終更新:2008年01月08日 22:42