fut /// / 授受 \ 13:seren:klel:fat \ [ yuo ] \ ok(相手)とonfut(交換物)と交換する、授受する、トレードする、取引する。okは交換相手、onfutは交換するもの \ [ pea ] \ ~と引き換えに、~と交換して \ [ ova ] \ 彼らの間に金銭の授受があった \ [ vetyolom ] \ 交換を意味する。「~と引き換えに」と訳す \ その動詞が起こるために何を差し出さねばならないかを表わす \ 原則としてfutで交換したものは、後から交換したものを返し合う \ 惕 \ futは交換を意味する。「~と引き換えに」と訳す。その動詞が起こるために何を差し出さねばならないかを表わす(1) \ (1) an fat-a gil fut mio(娘を売って金を得た) \ (2) an lap-a yamo fut amo(車と引き換えにバイクを貸した) \ futで引き換えたものはいずれまた交換しなおすことを前提とする。金はいずれ返して娘を取り戻さねばならないし、バイクを返されれば車は返さねばならない \ 一方、garは金額を表わす。単位は数量に後続できる。talaと組み合わせても良い。単位はソルトセルトのことだが、何だか分かっている場合は省く(3) \ (3) an itm-a tu gar 100(100ソルトでこれを買った) \ 尚、garは金額以外にも代価なら何でも取れる、つまり、払えるものなら金でなくとも何でも良い。宝石、労働、売春、人身売買など、代価となるなら何でも表わせる(4) \ (4) an fat-a gil gar mio(娘を売って金を得た) \ では(1)(2)と(4)の違いは何か。futの場合、一度交換したものを後ほど互いに返し合うというのが前提にある。貸したバイクは戻ってくるのが当然だし、返ってきたら車も返さねばならない。金も返さねばならないし、その場合は当然娘も返る \ ところがgarの場合、一度交換したものをもう返さないというのが前提にある。売買と同じで、一度買ったものはずっと自分の物で、後から返せとは言われない。その代わり、出した金も返ってこない。無論、返品もありうるが、全体の売買数から見れば稀である \ したがって(4)の場合、金を返したところで売られた娘は戻らない。強いていえば娘を自分で買い戻しでもしないかぎり娘は戻らない \ また、客と店なら返品も可能であるが、個人と個人、企業と企業はふつう返品できない。garは「これは売買で、引き換えたものは戻らない」という了解がある。そのため、返してくれというのは違反である。店なら誠意として返品を許すが、個人や企業同士の場合そうはいかない。違約金を取られるのがふつうである \
最終更新:2007年05月30日 21:36