kav /// / 含む:2 \ 13:
seren:
klel:
sid:kupoto「口の中に」 \ [
yuo ] \
onを
alに含む、含意する、包摂する、巻き込む。全体の中にその要素が入ること \ [
pea ] \ ~を含めて \ [
ova ] \ カフェインは茶に含まれている \ 男女を含む \ これは様々なテーマが含まれている \ その点を良く含んでおいてください \ [
vetyolom ] \ 「~を含んで」という意味。含意を表わす \ 物理的に含んでいる場合も使えるが、主に集合に含んでいる場合に使う \ ふつう
kavは動詞に対し、
onに関して使われる \
ulにかける場合、
ulの解釈しかありえないよう明示する \ 節も取れる \ 惕 \
kavは「~を含んで」という意味。含意を表わす。物理的に含んでいる場合も使えるが、主に集合に含んでいる場合に使う(1) \ (1)
an san-e stek kav gesl(キャベツも含んで野菜が好きだ) \ ふつう
kavは動詞に対し、
onに関して使われる。キャベツを含んでは野菜と好きにかかり、私にはかからない。
ulにかける場合、
ulの解釈しかありえないよう明示する(2)。但し、ふつう(2)のように言うことはない \ (2)
an san-e stek kav la(彼も私も野菜が好きだ) \ 尚、
kavは節も取れる(3) \ (3)
an in-a soda se kav jamp it met(飛行機が落ちた事故も含んで、事故を見た) \ 一方、
kivは集合に含まないことを表わす。「~以外は」という意味である。
oviは例外であったが、
kivは集合の成員外である。事実上同じものを指すとしても、
oviはそれが例外であることが焦点化され、
kivは単に成員でないことが焦点化される \ (4)
an san-e stek ovi gesl \ (5)
an san-e stek kiv gesl \ (4)と(5)は一見同じだが、そうではない。そもそも
ovaには
wenが付けられないと
ovaの項で述べた。それは
ovaが一例でしかなく、他にも例が存在することは分かりきっているため、わざわざ
wenを付けないからである。この理屈は
oviにも当てはまる \ つまり、
oviはいくつかありうる例外のうちの一つでしかない。ゆえに(4)の場合、キャベツ以外にも嫌いな野菜があるかもしれない。ところが(5)の場合、含まない集合は
kivで書かれるため、キャベツしか書かれていない以上、キャベツ以外は好きだと考えられる。他に例外があると考えられるか否かが両者の違いである \ つまり、(4)は他にも嫌いなものがあるかもしれないが、(5)はそうではない。尚、(4)の場合、もしかしたらもう例外はないという可能性もある。ただ、ないともあるとも言い切れない \
最終更新:2007年06月09日 10:57