em /// / 何か \ 17:
seren:
klel:
lumi 古アルカでは
oni。
oniは語源不詳。
oniはomniなどがあったため、意味が変遷し、4人称代名詞となった。エスペラントの不定代名詞oniはomniが語源だが、当時その知識が我々にあったとは思えない。しかも過渡形であるomniという形が
古アルカに見られない \ (不定代詞・4人称代詞)何かが~、何かを~ \ [
vetyolom ] \ それが何であるか見当がつかない或いは考える必要がない代名詞。
neと意味的に対立する。「あなたは大きい」は
onが考える必要のない、考えてもそれが何であるか見当もつかないものを意味するので、「あなた」を大きく成長させた何かについては言及しないで、単に「あなたは大きい」と訳したものである。一方、「誰かが大きくした」は不定ではあるが考える必要がある誰かがそれを大きくしたという意味である。従って、「それは大きい」という訳ではなく、「それ」を「大きく」した動作主である
neを訳出して、「何かがそれを大きくした」と訳さねばならない \
em /// / ~になる、become、ナル動詞 \ 18:
mel:
et ma。
アルカには元々ナル動詞がなく、ナルを示すには
et maというように繋辞+変化の副詞で表していた。
em-は
et maが短縮されたもので、口語から生まれた新たな動詞。また、
アルカではナルがなかったので複合語中の「~化」に当たるものを言うときに困っていたため、
emができたことで「~化」を表せるようになった。
ulは
onになるという意味なので、化学などに多様される。例えば
gasemで炭化~を示せる。これは
em-e gasを複合語にしたものである。アルカの複合語はしばしば前の要素が動詞の目的語になるため、
emのおかげで何になるかを複合語で示しやすくなった。なお、自動詞の用法は本来的にないが、今後定着するにしたがって、
dev it-ik em(夜になった)というような用法が出てくるのではないかと思われる。その際だけは4人称の
emと区別するよう注意がいるが、意味的に間違うことは実際なさそうである。 \
em /// / [
中期制アルカ ] 対格関係詞 \ fol.zipの制アルカ概説書.doc(2006/01/16最終更新版)にある語形。しかしながら、実際の中期制アルカでは
enと言う語形が用いられる。 \
後期制アルカでは
un \
最終更新:2008年02月15日 20:18