二人は銃好き

ここは火口付近の岩陰であった。火口って言ったら鹿児島県の桜島である。

 東方香霖堂店主、森近霖之助の服を着たおなじく東方プロジェクトのキャラクター小野塚小町
……の姿をした書き手、東方ロワのスレッド【符の壱】を立て、ロワの加速装置的人物。
 東方プロジェクトの顔、『弾幕』よりも現実に存在する銃火器をこよなく愛し、wikiの現実武器説明文も担当してる◆27ZYfcW1SM-戦符・強化プラスチック。(以下強プラ)

 彼女は途方に暮れていた。
「ふざけるなです。常識的に考えて!そのままのベクトルで!」

 途方に暮れるというよりは怒っていた。ですます口調だが、微妙に口が悪い。
 理由はたぶん毒吐きを見ると分かる。

「東方ロワとかまだ始まったばかりなんですよ。経験地が足りなさ過ぎるんですよ。ああ帰ってSPAS撃ちてぇ」
「ならば、経験地を要求する!!」

 突然声が、そして銃声が鳴り響いた。
 おっかなびっくり強プラが振り返ると迷彩服を着た海馬社長が立っていた。もちろん海馬社長なわけが無い。

「か、書き手ですか?」
「ああ、その名も◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.だ!【.】を忘れることは許さん」

 ◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.は初代ニコロワの中期から参戦したカオスとシリアスを得意とする書き手だ。そして何気にラブコメも好きだったりする。

「どうした一等兵、早くこんなゲームをぶっ壊すんだ」

――なんなんですか?こいつ……

「何故動かない、ならば手動で……A、B、A、A、←、→、A、B」
「……」
「このコマンドによって一等兵は少尉にレベルアップした!」
「……何も起こりませんです」
「なん……だと……!やはりPCが無くてはダメかっ!!」
「……助けてほしいです。(そしてこいつ死ね)」

 こうしてカオスを愛する人と現実を愛する人が出会った。

「ベレッタM92Fですか。よこせ」
「なん……だと……!! ふざけるな、これは俺の武器だ。」
 command.に定評あるboat.も銃好きでなのである。

「自分の道具は見たのかね少尉」
「ああ、そうですね。(さっさとよこせよ)」

「えーっと、支給品は……」

「なん……だと……!? それはRPG-7、しかも私のロワで登場した緋々色金仕様!」
 強プラはにんまりと笑う。完全に仮面が外れかけていた。

「あげませんよ」
「交換してくれ」
「帰れよテメ」
「よこせといっているのだ少尉。上官命令だ」
「あっち行けや、あっちのベクトル的意味で」


 二人は騒いでいたが、火口の音にまぎれて夜明けのイエロー は気づくことが無く下山していった。

【鹿児島県/桜島火口・1日目-黎明】
【戦符・強化プラスチック-◆27ZYfcW1SM@東方ロワ】
【状態】健康
【装備】RPG-7@ニコロワ
【持ち物】基本支給品、不明支給品0~2
【思考】
基本:帰ってSPAS12を乱射する
1:◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.からRPG-7を死守する
2:◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.について行く。(軽い殺意)
※外見は森近霖之助の服を着た小野塚小町@東方
 
【command.に定評あるboat.@ニコロワ】
【状態】健康
【装備】ベレッタM92F@現実
【持ち物】基本支給品、不明支給品0~2
【思考】
基本:コマンド入力する
1:RPG-7がほしい
2:PCがほしい
※外見は迷彩服を着た海馬
※ニコ見沢症候群元患者なので発症するかどうかは不明。

RPG-7@ニコロワ
もともとはGTA出展のアイテム。
終盤で森近霖之助が改造し、偽の月を破壊する程度の能力が付属されている。

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戦符・強化プラスチック なぁにこれぇ(笑)
command.に定評あるboat. なぁにこれぇ(笑)

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最終更新:2009年06月13日 16:52
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