幻想殺し

 声はずっと聞こえていた。





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「さあお嬢様、私の後ろに」
「後ろと聞くと……なんだかいやらしいね」
「ははは、お嬢さん。あなたにそのような卑猥な言葉は似合いません。女性は花、見た目も中身も美しくなければ」
「突っ込まないぞ…僕は突っ込まないぞ」


 シティーエリア。
 高層ビルが並び立つその歩道を、4人の男女が歩いていた。
 広瀬康一バックストリート・ボーイズ、作者6、花ざかりの筆師たちへ(以下略、以下花ざかり)の北海道で共に居たグループである。
 一緒に旅の扉をくぐったはずのコクジョウの書勇者アイギスのダブル筋肉とははぐれてしまったらしく、放送を聞いた後一応2人や危害のない人物を探してシティーエリ
アを探し回っていた。
 既に半数以上が死亡している現状だ。同ロワ書き手が死に、顔を曇らせた花ざかりも、バックストリートを守ることを使命とする作者6も、黄金の意志を持つ広瀬康一も、
周囲への警戒は切らしていない。たとえ会話がアホっぽくても。

 と


『みんなーーー!聞いてーーーー!』


 突然周辺に大音量が響いた。
 微妙にハウリングした、何かを訴えるような音声。


「これは…!?」
「まさか!」

 その音声に、パロロワ書き手である4人は同時に同じ事に思い至った。
 パロロワでは死亡フラグと呼ばれる、拡声器。
 最初のエリアでも違う方向で行われ、おそらくは実現してしまったそれ。


『私は、こんな殺し合い認めない!! 同じ書き手なんだよ? なんで殺しあわなくちゃいけないの!?
 あの放送の人の言葉を思い出して!!』


 間違いない、拡声器だ。
 しかも音源は大分近い。
 4人はそれぞれ辺りを見回す。

 声の主が精一杯自分の気持ちを伝えようとしているのはわかる。
 だが、同じエリアで死亡フラグをされる身としては溜まったものではない。勿論純粋に彼女を心配する者もいるが、それでもそういう打算的な考えを抱かないわけにはいか
なかった。なにせ、拡声器の死亡フラグは他の参加者にも影響することが多いのだから。


「! まさか、あそこか?」
「えっ!?」

 周辺を見ていたバックストリートが、ふと一つのビルを指差し、3人がその先を追った。

『互いに互いのロワを尊重しよう! だからお願い! 皆、殺し合いをやめて!!』

 そのビルの屋上、縁の方に拡声器らしきもの口が見えた。放送の間、わずかに震えているのがわかることから、おそらくあそこで誰かが放送しているのだろう。

「すぐに向かいましょう! 女性を放っておくわけには!」
「そうだね。死亡フラグに巻き込まれたくもないし」
「お嬢様が行くところならどこまでも!」

 花ざかり、バックストリート、作者6が急いでビルに向かおうとする。それぞれの思惑を胸に抱いて。

「……」

 だが、康一はその後を追いながらもどうも気にかかることがあった。


(おかしい……放送するにしても、あんな縁に拡声器の口を置いて普通やるかな? あれじゃ、あそこから放送してるってバレバレじゃないか……っ!!)

 康一がそのおかしさの先に辿り着いた、瞬間だった。



 何もなかった。




 前置きも、口上もなく。



 ただ、ひゅっ、という軽い音がどこかから聞こえて、

 達人であり異人である桜咲刹那の能力を持つ作者6が、いち早くそれに気づいた時には、



 それは、もう4人目掛けて上から飛来していた。


 それが、自分達の向かおうとしたビルの反対側から飛んできたなどと、遅れて気づいた3人は及びもつかず、






 その僅か後、飛翔した作者6にそれは、直撃した。



 爆炎と爆風が、辺りを包んだ。




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 ずっと無視し続けてきた。でも





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「っ!!作者6さん!!大丈夫ですか!!」


 辺りに立ち込める煙の中、花ざかりは真っ先に、攻撃を受けたらしい女性の名を叫んだ。
 風間大介の姿を借りているからか、女性を愛する姿勢から生まれたその行動はまさに本人通りだった。



 ただし――もしも、彼が女性の無事を確かめることよりも変身を優先させていたら
 もしも、真っ先に声をあげるようなことをしなかったなら
 もしも、女性の事を思うばかりに、視界の狭い場所で声を上げるという危険を考える事ができなかったということがなかったら。





「『――――秒』」




 パァン




 こんな結末には、ならなかったはずだ。






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 仲間とはぐれ、新しい地に降り立った瞬間、そいつは牙を向いた。




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 パァン



「ッ!?」


 康一は既にスタンドを出しながら、聞こえた銃声を聞いてスタンドを上で防御させたが、何も起こらなかった。

(僕じゃない! じゃあ、さっき声が聞こえた花ざかりさんが!? くそ、やっぱり罠だったのか!)


 康一は上から跳んできたもの――おそらくグレネード弾――と、さっきの銃声から、相手は上にいるのは間違いないと判断した。
 そして、それが拡声器の放送を罠にした銃撃であると。
 便乗したにしてはあまりにスピードが速すぎる。そして、康一自身が抱えていた疑念もあり、拡声器放送が罠である可能性はぐんと高くなった。

(まさか死亡フラグを立てられていたのは僕らだっていうのか! 冗談じゃない! なんで放送した奴が得して、僕たちがこんな目にあうんだ! ふざけるなよ!!
 作者6さん……あんなのをもろにくらって! 許さない、許さないぞ!!)

 怒りに燃えた康一のごとく、髪の毛がいきりたってきた康一。だが、ここで迂闊に声を上げては花ざかりの二の舞だ。


(拡声器の振動具合から、あそこから放送してたのは間違いない。でも、グレネードが飛んできたのは反対側のビル。ということは……まさか、2人組なのか!?)

 そう考えると、さっきの銃声がグレネード直前の音と違う気がしたもの納得がいく。
 放送をし、単発の銃を持つ女と、グレネードを反対側で構えていた誰か、それが道路を挟んだビルの屋上で待ち構えていたとしたら。

(完全に、挟み撃ちされたのか僕らは!)


 そうと分かれば、この煙を払さなければならない。
 故に、康一はエコーズを使用する。


「エコーズ!!」
『ARASHIWASAREEEEEE!!』

 エコーズが現れた瞬間、康一の周囲から風が吹き荒れる。
 嵐をものともしない雑談。嵐を吹き飛ばす風の能力だ。
 それがあたりの煙を晴らしていく。


 当然声を出した以上、すぐに駆ける。
 これならば銃弾も、グレネードも――

「よし、こ――」




 煙が晴れた瞬間、彼は見てしまった。




 上半身がまるごと削り取られた男性の死体。ズボンからして、それは間違いなく花ざかりに違いなかった。
 残った腕には、変身しようとしたのかドレイクゼクターとドレイクグリップがむなしく握られており、それがかえって本人である事を強調している。


 その向こうには、焼け爛れた天使のような姿があった。
 その羽は焼け焦げ、一部は完全に折れていて、体自体もかなりの火傷が目に見えた。
 間違いなく、作者6だった。



 そして、最後の1人。



 バックストリート・ボーイズは――



「康一くん!」


 無事だった。
 身を伏せていて、こっちを見ている。


(よかった。でも、まだ油断は出来ない)


 康一はスタンドに上への防御をさせながらバックストリートボーイズへと足を向けた。
 彼女も同じらしく、スタンドを上にやっている。

 早く合流してここから退避しなければ。
 他の二人は、残念ながら絶望的だ。助けたい、でも――


 そう思い、康一が彼女の元にたどり着いた瞬間だった。





 単発の銃なら、スタンドで防げた。
 遅いグレネードなら、エコーズの能力で防ぎようがあった。






 だが、もし相手が――――








 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!









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 奪われる。自分が、奪われる。その感覚が最後だった。




 -------





「終わりましたね」


 『彼女』は屋上から下を見下ろしながら全ての終了を確認した。


 敵目標は4人。
 1人はグレネード弾で倒れた。
 1人は『能力』で完全に死んだ。
 残った2人も、今これで仕留めた。


 彼女は手元の大きな十字架を簡単にくるっと回すと、それを肩に担いだ。
 パニッシャー。知る人が見れば恐怖する、最悪の兵装だ。
 最強にして最高の個人兵装と呼ばれるそれは、銃とロケットランチャーの複合兵装であり、銃は機関銃であり弾は30mm以上、発射速度は秒間100発以上。ロケットランチャ
ーは50メートル近くの爆発を起こす。
 どう考えても、人を相手する為の物とは思えない代物である。いくらか制限は加えられているはずだが、それでもどっかの蛇どもでも相手にしているのが似合っている。


 だが、彼女は容赦しない。
 蟻を全力で潰す象の如く。


 彼女は反対側のビルを見やる。
 そこにあるのはただ置いてある拡声器。
 その近くには、誰もいない。
 ラジカセも、マイクもない。



 彼らは気づいていなかった。
 彼らを嵌めたのは2人組でもなんでもない、彼女たった一人だけだったことを。



 彼女は自ロワで『第1回放送』を書いたことがある書き手だった。タイトルもそのままその名称。
 故に、彼女は反対側の屋上に置いた拡声器に向けて、離れながらその能力を使用した。
 要は『放送する』だけの能力だ。ある程度の距離なら、離れた放送機器でも行使できる。ただし、『第1回』である以上、使えるのは1回きりだ。
 彼女は惜しみなくそれを利用し、結果、4人を嵌め、余計な方向までも注意を向けさせる事で足を鈍らせ、2人をパニッシャーの機関銃で仕留めた。

 はずだった。



「ん?」



 下のほうをふと見やった時だった。
 何かが動いた。
 機関銃でミンチにしたはずの、その肉塊がもぞもぞとうごいた。

 よく見ると、男の方は腕を広げて全身に機関銃を受け、肉が削げ落ち、顔も半壊した酷い状態になっているが、その下敷きになっている女、まさに今動いているそれだ。
 男のスタンドらしきものが銃の威力を弱めたか、女を庇った男が女へ届く銃弾を身を呈して弱めたのか。

(全て、と考えるべきでしょう。となれば)


 彼女は懐から銃を取り出した。
 それを無慈悲に、眼下の女へ向ける。
 これで今度こそ終わりだ、彼女はそう思った。




「!?」



 迂闊だったとしかいえない。



「ハァアアアアアアアアア!!!!」



 ミンチになった肉の下で蠢く女、それに気をとられすぎてしまった。



「神鳴流・決戦奥義――」


 もう1人、いない存在がいたことに気づかなかった。
 いや、むしろパニッシャーのロケットランチャーで生きている事事態がありえないはずだ。よほど制限されたのか、あるいは、その翼が、気が、彼女を守り抜いたのか。
 それでも普通ならありえない。



 『彼女』に気づかれない程高速に――
 『彼女』に気づかれない角度から――
 その翼で急上昇してきて――



「真・雷光剣!!」



 必殺の一撃を、女に叩き込むことなど――







 雷の閃光が辺りを貫き、同時に『彼女』のいた屋上が、丸ごと一閃され、崩壊した。





 ------



「はぁ……はぁ……」


 崩れ去ったビルの跡。
 そこに、作者6の姿はあった。


 体中に火傷。翼は焼け焦げ、もう動かない。
 最終決戦奥義まで使った以上、自分はもうここまでだろう。
 命は長くない。


(だが……これでよかった。お嬢様は助かったのだから。そういう意味では、庇ってくれた彼にも、感謝しなければ)


 3人の命が失われる。
 けれど、1人の仲間を助ける事ができた。
 彼女にとっては、守ると決めた少女を。


(お嬢様……生き延びてください。それだけが、私の―――)





【花ざかりの筆師たちへ~カリスマ♂パラダイス@ライダーロワNEXT        死亡】
【広瀬康一@ジョジョロワ2nd                        死亡】







「現実は、小説のように優しくはありませんよセニョリータ」




 ごろっ




「え…………?」




 突然の声。
 突然目の前に投げ出された何か。



「あ……?」

 それには黒い髪がついていた。



「あ、あああ」



 それには潰れた瞳がついていた。



「ああああああ、ああああああああ」



 それにはぽかんと開き舌を垂れ流す口があった。



「ああああああああああああああああ!!」



 それにはほとんど削げ落ちてピンクの肉と穴しかない鼻があった。



「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」



 それには本来ついているはずの、首から下がなかった。







 なにより、それは






「お嬢様ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」











 パァン









 そして、作者6の意識は、絶望と悲しみのまま――――終わった。












 希望という幻想をぶち壊されて。






 -----





「これで4人。一応は上々と言うことにしておきましょう」



 『彼女』は絶望に染まった作者6の生首をデイパックに入れると、その場を歩き去った。
 残された場には、胴体を削られるように失った作者6の残った手や足しか残ってはいなかった。


 道路を見渡せば、上半身のない花ざかり、体中をミンチのようにした広瀬康一。
 そして、作者6の決死の攻撃によって崩落したビル、その瓦礫の下に



 バックストリートボーイズの、潰れた手足が転がっていた。




 まず、『彼女』が作者6の決死の必殺技を回避できた理由について語ろう。
 『その幻想を――』。これも彼女のSSの1つである。
 元ネタは幻想殺し(イマジンブレイカー)という能力を持つ少年の決めゼリフ、『まずはその幻想をぶち殺す(壊す)』である。
 『彼女』はこれを一時的に自身の右腕に負荷し、相手の雷を自分に当たる直前で防いだのだ。作者6にはおそらく苦し紛れの右腕による防御にしか見えなかったのだろう。
 雷を無効化した後は、瓦礫に紛れて下へと着地。衝撃はパニッシャーを地面に突き刺すことで緩和。『彼女』の肉体のスペックならば充分可能なことだった。


 そして、バックストリートボーイズがなぜ崩落する瓦礫の下にいて、しかも逃げることができなかったのか。
 これも『彼女』の能力だった。
 『時に絆さえ心を縛る』。
 これは放送によって4人が『彼女』の眼下にやってきた時、既に発動が成されていた。
 『絆』。要は信頼感や友情など、何かしら絆に類する者たちの『心』、ひいては『行動』を縛る力。
 相手に絆を感じる限り、能力対象者はその相手から離れることができない。一定の距離から逃れる事ができない。
 故に、作者6の行動は、康一の死体の下から這い出たバックストリートを作者6の近くへと誘導し、その近くから逃れなくしてしまった。



 瀕死の肉体とスタンドでは、降り注ぐ瓦礫から逃れる事は敵わなかった。

 その後、死んでいるバックストリートを見つけた『彼女』は、最初に発動した『180秒』により、弾丸に付加したエンジェルアーム弾頭の力、『全てを持っていく力』で
花ざかりのように、バックストリートの体を瓦礫ごと消し去り、首を持っていったのだ。





「流石にこれ以上の無駄弾は禁物でしょう。次の『小道具』には首2つもあれば充分。
 まだまだ私にはやるべき事が残っているのですから」



 ここで疑問が1つ浮かぶ。
 なぜ『彼女』はここまで回りくどい殺し方をしたのだろうか。
 どこか演出のような毛色すら感じるその殺し方。
 そして、そもそも




 『彼女』は一体誰なのか?





 ある書き手が居た。
 その書き手は心理描写に長けていた。
 その書き手の投下速度たるや、一気にトップ書き手の座に上り詰めるほどの速さだった。


 そして、その書き手は、負の面において光る物があった。
 心理描写が巧みだからこそ、ロワと言う環境における現実的で悲劇的で無慈悲な人間の行動を、絶望的で救いない結末を描ききる。



 一部では鬱の面は波状的なものだという意見もある。あくまで心理の整理の一環として鬱が発生するのだと。
 だからか、ここでの『彼』は、対主催というわけでもマーダーというわけでもなく、どちらの道かを迷っていた。
 それは対主催、マーダーどちらを優先するでもなく、ただ心裡の自然な運びを考え、繋ぐ者としての彼であろう。


 だが、たとえ派生的なものであっても、彼がそのロワにおいて負の面を描く事が多いのは確かだ。
 なれば、鬱に対して冷徹な判断を下し、鬱を丁寧に描写する、そんな一面も存在しているはずだ。



 そして、『彼』がそのロワにおいて初めて書いた男。リヴィオ・ザ・ダブルファング。
 彼は自身の中に『ラズロ』という、強力なもう一人の人格を持つ男だった。



 もしも、『彼』の身の特徴が――――『ニコラス・D・ウルフウッド』だけではなかったとしたら。



 もしも、『彼』がリヴィオの特徴すらその身に宿していたら






 『彼女』がいても、おかしくはない。







 周辺のデイパックを回収しながら彼女は呟く。


「もう1人の私はあまりに甘いのです。決断があまりに遅すぎました故、私が出てこざるを得なかった。
 パロロワとは、対主催がマーダーに結束で打ち勝ち、最期の行動が実を結び、全ては救われハッピーエンドに至る道で御座いましょう
か?
 いいえ、違います。それだけとは言いませんが、ロワにおいて、大事な面。



 それは、惨劇、悲劇、無慈悲な結末です。
 対主催がマーダーに蹂躙され、最期の行動は更なる悲劇の引き金となり、脱出エンドなどないバッドエンド。私はそんな、悲しみと怨嗟に満ちたロワを望んでいるのです。
 全ての行動が報われるとは限りません。全ての結束がハッピーエンドなどと馬鹿らしく御座います。創作だからいい? いいえ、創作だからこそ、現実的な救いなき無慈悲
な展開こそ、求められるべきもの。
 その為に、私が全ての幻想(ゆめ)を殺しましょう。幻想など、抱いても叶うのは妄想の中のみなのだと、ロワで教えて差し上げましょう。


 全ての希望を絶望に。全ての歓喜を叫喚に」



 それが彼女の望み。
 このフィールドに来た、その瞬間に肉体を奪い去ったもう1人の『彼』であり、『彼女』。
 求めるは、鬱フラグなどという生易しいものでも曖昧なものでもない。


 ただただ、惨劇。ただただ、悲劇。
 白を黒へと塗り上げて、その上でバラバラに粉々に切り裂き打ち砕く。


 優勝など眼中になし。
 彼女はただ、惨劇、悲劇、絶望、阿鼻叫喚、それを作り出せばそれでいい。
 参加者達の幻想を、希望や未来を打ち砕く。
 その場所にこの書き手ロワは選ばれた。ただそれだけの話。



「そろそろ行くとしましょう。さすがに同じ手を二度も使えはしないでしょう。
 ……そうですね。『彼』への戒めとして、あのセリフを口ずさんでおきましょう。
 この姿の、『彼女』のセリフを、改変して」



 ――――生者の為に懲罰を――――ー


 ――――死者の為には他者の死を――――


 ――――絶望の為に剣を持ち――――


 ――――書き手共には死の実感を――――



 ――――しかして我は――殺戮者の列に加わらん――――

「サンタ・マル(○)アの名に誓い」




 それは、マルチジャンルバトルロワイアルに属する書き手という証。




「全ての幻想に鉄槌を!!!!」




 『彼/彼女』の名は、『鬱の繋ぎ士』。トップ書き手の経歴があり、20以上のSSを操る者。
 姿は、ロザリタ・チスネロス、またはエル・ブエロ・ガザ・デ・フローレンシア。



 通称、ロベルタというメイドである。





【バックストリート・ボーイズ@ジョジョロワ2nd   死亡】
【作者6 @ネギまロワ               死亡】




【1日目 朝/シティーエリア】

【欝の繋ぎ士@マルチジャンルバトルロワイアル】
【状態】ダメージ(小)、疲労(中)、『ロベルタ』
【装備】パニッシャー@アニロワ2nd
【道具】支給品一式×3、イタクァ@GR2、ドレイクグリップ&ドレイクゼクター、ギターケース(基本支給品とメイクセット入り)、ビルギース 不明支給品0~1、 ブ
    ラックダイア@サガロワ 、救命ボート@スクランロワ、花火セット@一般学生ロワ、不明支給品×0~1(パッと見武器になりそうな物はない)
    作者6の生首、バックストリートボーイズの生首
【思考】
1.参加者を捜し、悲劇、惨劇を引き起こす。
2.もう1人の自分に代わる気はない。
【『ウルフウッド』の思考】
1.???
2.どうしたらええやろ?
※『ウルフウッド』、『ロベルタ』の2つの人格があります。姿や服もそれぞれの物に何故か変化。
※『180秒』:弾丸(拳銃限定)にAA弾頭の力を負荷する。限界時間は180秒で、その後は4時間使用不能。
※『時に絆さえ心を縛る』:対象者が絆を感じる相手から一定距離離れられなくする能力。使用後は4時間使用不能。
※『その幻想を――』:幻想殺し(イマジンブレイカー)を右手に宿す力。持続時間は30秒。その後は6時間使用不能。


※シティーエリア崩壊したビル跡地に、バックストリートボーイズの支給品一式、、不明支給品×0~2(パッと見武器になりそうな物はない)
 ビル跡地向かいのビル屋上に、拡声器が放置されています。

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今にも落ちてきそうな空の下で 花ざかりの筆師たちへ~カリスマ♂パラダイス
今にも落ちてきそうな空の下で 広瀬康一
今にも落ちてきそうな空の下で バックストリート・ボーイズ
今にも落ちてきそうな空の下で 作者6
ループ・ザ・ループ 欝の繋ぎ士  ?

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最終更新:2009年07月30日 11:50
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