地図氏@書き手ロワ2ndによって破壊された大阪の喫茶店から東に少し離れた場所。
だいたい東大阪市の辺りだろうか。
そこには未だ誰もいないのか静かだ。
もしここに誰かいればきっと日本全国でバトルロワイアルが行われているなど夢物語に思うかもしれない。
だが仮に人がいれば静寂は打ち破られ静かな空間は存在しなくなるだろう。
つまり雑念が増える、要するに現実を見てしまう。
なんとも矛盾した理論だろうか。
――ユラリ
そしてこのように静かなこの場所に変化が起こった。
初めは蜃気楼かと思われたそれは見る間に形を為し最終的にあるキャラの姿になった。
それはまさしく長門有希であった。
「……計画通り」
いや正しくは地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2ndである。
だが彼(もしくは彼女)は自らが提供した施設破壊爆弾の爆発でその場にいた3人の書き手と1人の支給品と共に死亡したはず。
いくらお祭りロワとは言え、死者蘇生は早々に許される事ではない――と、実際はそうではない。
結論から言うと、あの時地図氏は皆と一緒に心中しなかった。
ただそれだけの事、故にこうして生きている。
ここで地図氏が死亡したと思われた場面を見てみよう。
そこには――
おお わたしたちよ! しんでしまうとはなにごとだ!
――という具合にされている。
はい、一目瞭然。
下の4人に関しては【~死亡(支給品破壊)】とあるのに対して地図氏は【地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2nd】だ。
見ての通り死亡表記がどこにも無い、故に読み手の目をも欺いて生存する事ができたのだ。
種明かしをすると、爆発と同時に情報操作能力を使ってあの場から脱出したという事だ。
だから――
何をも、多次元的に、完膚無きまでに、完全無欠に、再生の可能性すらも一片残らず破壊する爆炎がそこに立ち上り――
――そして、そこから誰もいなくなった。
――の記述も合っているし――
【大阪府/喫茶店跡地/1日目-深夜】
※喫茶店がありましたが、木っ端微塵に跡形もなく消え去りました。
※遺体や支給品なんかも一切残っていません。
――にも矛盾しない。
これは書き手ロワのチート具合を再現したからこそ実現できた所謂荒技又は裏技に近い。
では、なぜ地図氏はそこまで複雑な手を使って同朋を抹殺したのか。
「彼らを殺したのは私の計画の邪魔をさせないため。そう私はこの書き手ロワで――」
――グシャ!!
◇
「あああああ、このようなショベルカー如きにてこずるような
ヨッミーではない!!!全速前進DEあ~る!!!」
東大阪市内をショベルカーで爆走する書き手ヨッミー。
彼の目的は唯一つ、シンプルなものだ。
『自重しない』
つまり自重なんてしないで超展開でガンガン行こうぜ、という事らしい。
彼の姿が書き手ロワWiki管理人の最終形態と同じゼスト(人間サイズ)な事もその表れだろう。
だがヨッミーは知る由もなかった。
既に「ショベルカーで爆走していたら一人書き手を轢き殺す」という軽い超展開を生み出していた事に。
余談だが書き手ロワ2ndで◆S8pgx99zVs名義で参加していた地球破壊爆弾No.V-7と相思相愛の仲だったクールなロリスキー(◆qvvXwosbJA)。
彼女に唐突な死を送ったのも――ヨッミーであった。
【地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2nd 死亡確認】
【1日目 深夜/大阪府東大阪市内】
【ヨッミー@書き手ロワ2nd】
【状態】ハイテンション
【装備】ショベルカー@ギャルゲロワ
【道具】デイパック、支給品一式、不明支給品0~2
【思考】
1:我輩の辞書に自重という言葉はないのである!!!
【備考】
※地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2ndを轢き殺した事に気付いていません。
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最終更新:2009年03月26日 15:30