「食うか?」
「殺し合いの最中にお茶会とか有り得ないだろ常識的に考えて」
丸テーブルを挟んで向かい合っているのは、二つの白。
片や長い尻尾にすらっとした体型をした、一見では人間に見えない生き物。
片や………、謎の生もの。
それぞれミュウツーとやらない夫の外見をした二つの存在。
彼らはこの場で合流し、今後どうするかについて話し合っていた。
こうしてテーブルを挟んでお茶k…もとい会議をしているのだ。
「それで、君はきのこの山とたけのこの里、どっちが好きか?」
「……人でなしさんはどっちが好きなのかと聞いてみてよろしい?」
「私はやはりたけのこの里だな」
「俺もそっちっすね」
きのこたけのこは穏便に終わらせたいのであれば相手に合わせた話をするのが最良とされている。
空気読みスキルは重要である。
「しかしやっぱりいいんですかね。こんなところでお茶会とかしていて」
「ふむ、まあ大丈夫だろう。私は戦闘は得意ではないが、そこそこ腕に覚えはある」
そう言って紅茶をすするミュウツー、人でなしのヴィニス。そのトリップは◆vNS4zIhcRM。
向かいで若干納得のいかない顔をしつつも彼に合わせて紅茶をすすっているのは全ての星の始まり。そのトリップは◆26Zf504quw。
「それで、そちらはどんなロワの書き手を?」
「俺はオールスターロワってトキワ荘の俺ロワをやってんだ」
「オールスター…ああ、あのペプシの」
ガタン
そう言うと同時、オールスターさんの体が机に突っ伏した。
「どうなされた?」
「…やっぱりペプシという認識になりますかね」
「割と有名だからな」
「…俺が気になってるのは割とそこなんですよね」
そう言って、オールスターさんは話し始める。
「参戦作品外から書き手枠出してOKってことにしたんですけど。
そんな中でペプシマンの予約を入れた方がいたんですよね。
それも、その人のSSではSASUKEをはじめるというとても画期的なもので。
そしてその方の予約に合わせてか会場の様々なところでペプシ暴動なるものが起き始めまして。
正直その展開自体に文句を言うつもりはないんです。
ただ、オールスターロワ=ペプシという認識になってしまうのはちょっと考えてしまうんです」
「なるほど」
ミュウツーはティーカップを置く。
「私は自ロワ、パラレルワールドバトルロワイヤルでは色々なキャラを書いてきた。
バトルよりはキャラの関わり合いについてを得意としてな。
その登場人物らしさを、重視してきたんだ。
では、オールスターロワの>>1が考えるあなたのロワらしさとは何だと思う?」
「俺の考えるオールスターロワらしさ…」
「何でもいいのではないだろうか。あるいはペプシでもいい、思い浮かばなければ考えればいいだろう」
「そうなのですか…」
「急ぐ必要はないと思うぞ。何なら付き合ってやってもいい。私も私らしさを探したいと思っていたところだ」
「ありがとうございます…」
「では、まずどうしましょうか?」
「ふむ。まずは―――」
「お菓子を片付けるとしよう」
「やっぱりそうなるのか」
【一日目・深夜/D-2 民家】
【人でなしのヴィニス(◆vNS4zIhcRM)@パラレルワールド・バトルロワイヤル】
【状態】健康
【外見】ミュウツー@ポケットモンスター
【装備】たけのこの里
【持物】基本支給品、不明支給品0~2
【思考】
基本:自分のあり方を考える
1:とりあえず出した茶菓子を片付ける
2:たけのこの里おいしい
【全ての星の始まり(◆26Zf504quw)@オールスターロワ】
【状態】健康
【外見】やらない夫
【装備】ティーセット (現地調達)
【持物】基本支給品 、不明支給品1~3
【思考】
基本:ペプシばかりでない自ロワの魅力を伝えたい。
最終更新:2013年08月10日 16:49