提督×熊野4-731

前の続き

 

「熊野……ちゅ……うん……ん」
「ん……はぁ……提督のキス、いつもお上手ですわ……」

2130時、俺と熊野は今日の仕事を終わらせ今では二人で甘いキスを交わしている。
だけど今いる場所は普段から用いている執務室の奥にある居室ではない。

天蓋付きのベッド、ふかふかの絨毯と豪華な調度品の備わった部屋。
鎮守府内の宿舎にある一室……着任した俺に当初充てられていた正式な部屋だ。
着任した頃からこの部屋の豪華さに辟易して使う気がなかったのだが、今夜から暫くはここで生活する事となる。

まぁ、その原因を作ったのは今俺と抱き合っている熊野なのだが……。
彼女も自分の部屋に戻らずここで一緒にいてくれるのだから何も言うまい。

「それじゃ、キスも終わったところで……それっ!」
「あん……」

俺は熊野とのキスを済ませるとすかさず彼女の後ろに回り込みその胸を揉みしだく。
小さいが柔らかく程良い弾力を持つ乳房は指で揉めば押し返してくれる。

「今日は本当によく我慢したな……仕事も予想以上に早く終わったからご褒美にお昼の分もいっぱい可愛がってやるからな」
「提督……今はおっぱいではなく……ここを……」

そう言った熊野は俺の手を取ると、スカートの中へと導く。

「ああ、そうだったな。ずっと我慢していたんだから…………」
「ひゃあんっ!指で触られただけなのに、膝がガクガクしますわ……」
「いや、それ以上にもの凄く濡れているじゃないか……本当にすご……まるで昨晩のお漏らしといい勝負……」

まだ下着の上から触っただけなのに、熊野はかわいい叫び声をあげる。
だけど、俺も触ってみて下着の濡れ具合に驚いた。

熊野の秘所はもう完全に出来上がっていて、いまかいまかと待ちわびているという状態だった。
よく見ると、太ももを伝って垂れた愛液はニーソックスに染み込みその色を変えている。

「て、提督ぅ……わたくしもう、あれからずっと我慢してますのよ……夜になったらと思って頑張りましたの……」
「ああ、ちゃんと俺の言いつけた『おしおき』に耐えたんだから存分にかわいがってやるよ」
「期待してますわ……」

朝っぱらから激しく愛し合った俺たちだったが、結局俺は射精できず熊野だけが連続で絶頂し最後は失神して終わってしまった。
その後、目が覚めた熊野は彼女らしくもなく自分だけが先に達してしまったことでかなりへこんでいた。
ちょっと欲求不満だった俺は、そんな彼女に「おしおき」することにしたのだ。

それは「昼の休憩時にするセックスは無し、ついでにオナニーも禁止」という言いつけだった。
俺から言い渡された「おしおき」の内容に熊野は引きつったが、最後まで耐えてくれた。
さすがは俺の秘書艦だけのことはある。

「俺も、こんなになっているからな……触ってみろよ」
「こんなにって……うそ……朝方よりまだ大きそう……」
「俺も熊野と同じでずっと溜めこんでいたからな」

ズボンの上からでもわかるぐらいに怒張した肉棒へ手を置いた熊野は、これから自分がされる事への期待と、体の疼きからか瞳を潤ませて俺を見る。
彼女のそんな表情を前に、俺は自分のガチガチになった肉棒がはち切れそうになった。

「提督……あの、わたくし……お願いが……」
「どうした?このまま下着ずらして入れてほしいのか?」

おねだりではなく「お願い」という熊野の言葉が引っかかる。

「すぐにでも入れて欲しいのはありますけど……」
「言ってみろよ」
「なら、今晩は……提督の精液、全部この熊野の子宮に注いでくださるかしら……」

そう言った熊野は下着の中に手を突っ込んでいる俺の手に自分の手を重ねてくる。
ああ、顔真っ赤にしてかわいいなぁ。
俺はそんな熊野のブレザーを慣れた手つきで脱がしてやった。

「いいぞ、そこまで言うなら熊野のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液中出ししてやるからな」
「提督……うれしい…………んんっ!!」

スカートを脱がせた直後、それまでこれからする事を期待していた熊野が小さく呻く。
何かに耐えるような表情と太股をぴったりと閉じてすり合わせる仕草……。
ああ、思えば晩飯のあとローズヒップティー飲んでいたけど机の前から書類相手に動けなかったよな。

「おしっこだろ。トイレ行って来ていいぞ」
「い、行きたいのですが……提督、その……」

俺の言葉に熊野は我慢する仕草のまま動こうとしない。
いや、俺に若干もたれかかっているということは……。

「膝に力が入らないのか、仕方がないな。それじゃ……」
「えっ、提督っ!きゃっ!」

普段の居室ならお漏らししてくれても一向に構わないが、さすがに今の部屋でされるのは拙い。
そう思った俺は、熊野をお姫様抱っこして部屋の奥にあるトイレへ向かった。

「ほら着いたぞ。俺は外で待っているから終わったら言ってくれよ」

途中で熊野の下着を脚から抜き取った俺は、トイレに入るや彼女を便座にすわらせ個室から出ることにする。
ベッドの上で絶頂と同時に失禁した時でも恥ずかしがるのに、本来一人で入るべき場所で普通に排泄する所を見るのはさすがに悪い。
だが、ドアノブに手をかけようとした時、熊野に手を捉まれた。

「待って……」
「ん?どうした熊野?」
「提督……わたくしがおしっこするところ、見ていただけませんこと……」

振り返ると、座らせてやった時より足を開いた熊野がどこか期待する様な目で俺を見ていた。
彼女の股間に目をやると、無毛の恥丘からは愛液がこぼれ便器の中に滴り落ちている。

「いいのか?」
「何度もお漏らしする所を見られてますのよ……今更ですわ。それに……まだわたくし膝に力が入りませんの……」
「わかった。終わるまでいてやるよ」

俺は熊野の両脇に手を入れて彼女を支えながら、その秘所に目をやる。
見られながらするのはやはり恥ずかしいのか、なかなか出なかったがじっくり待つと……。

ぴちゃっ……ちょろっ……ちょろっ……ぷしゃああああああぁ……

「おっ、出てきたか」
「あ、ああ……わたくし小さい子みたいに見られながらおしっこしてますわ……」

熊野が羞恥心で顔を真っ赤にして絞り出す様に呟くと、我慢の限界点を超えたのか尿道から黄色い水滴が落ちたかと思うと一気に放出された。

しゃああああああああああああ……

「すごい量だな……まぁ、ずっと我慢していたわけだし当然か」
「やっぱり……見られながらは恥ずかしいですわ……」
「そりゃそうだ。だけど滝の如き放尿とはこのことだな。絶景絶景」

尿道から放たれ便器に流れ込むおしっこの勢いが衰える様子は無く、俺はただただ見とれてしまう。
その量は、リアルタイムでおしっこの状態チェックが出来るぐらいだ。

「色、においは正常で泡立ちもすぐ消える……うん、健康そのものだな」
「もう……提督、そんなにはっきり言わないでもらえませんこと……」
「可愛い秘書艦の健康をチェックするのは提督として当たり前だぞ……と、もうすぐ終わりか」

しゃあぁぁぁぁ……ちょろっ……ぽちゃっ……

やがて、おしっこの勢いは弱まりついに止まる。
俺は顔を上げて熊野の表情を確認する。

「すっきりしたか?」
「はい……ですけど……とっても恥ずかしかったですわ……」
「だろうな、だけどいいもの見せてくれてありがとうな……んっ……」
「えっ……ん、んん……」

相変わらず熊野の顔は羞恥心で真っ赤だったが、俺がそんな彼女にご褒美のキスをすると当たり前の様に舌を絡めてきた。
その間にトイレットペーパーを手に取って尿道にあてがい、まだ滴り落ちているおしっこを吸い取ってやる。
それを二回ぐらい繰り返し、最後はウェットティッシュで優しく拭いて仕上げだ。

「こんなものか。よし、きれいになったぞ」
「提督がおしっこを拭かれるの、とてもお上手でわたくし気持ちよくなってしまいましたわ……」
「そいつはよかった。さて……出すもの出してスッキリしたわけだし、ベッドにもどるか!」



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俺と熊野は今、ベッドの上にいる。
目の前には半脱ぎ状態でブラのホックも外れておっぱいが丸見えになった熊野がいるのだが……。

「て、提督……そのオチンポ……」
「ああ、自分でもここまでとは思わなかった」

自分の肉棒を取り出して正直驚いた。
ズボンの上からでも普段より大きくなっているのはわかっていたが、これほどとは……。
ベッドに寝そべり、今か今かと挿入されるのを待っている熊野も息を呑む程だ。

「普段より一回りは確実に大きくなってるよな……」
「提督のオチンポを見て怖いって思ったの初体験の時以来ですわよ……」

熊野の言葉で、初体験の夜を思い出す。
確かあの時は熊野がむちゃくちゃ痛がったから途中でやめたんだよな……。

「はは、初めての時はお互いガチガチに緊張したな。でも、あの時と違ってこれだけ濡れていたら大丈夫だ」
「ええ……でも、優しくしてくださらないと、わたくし泣いてしまいますわよ」

可愛いことを言う熊野に「大丈夫だ」と言った俺は怒張した肉棒をつかみ、熊野の秘所にあてがう。
そして、このまま一気にという気持ちを抑えてゆっくりと挿入する。

じゅぷり……

十分に濡れそぼっている秘所に肉棒が沈み込んでいく。

「ひゃあぁぁぁん!て、提督のオチンポきついですわ……っ!」
「うわぁぁぁ……す、すごい!」

しかし、肉棒が半分ほど入った辺りで俺と熊野はその快感に耐え切れず同時に叫んでいた。

(な、なんだよこれ……朝にした時と別物みたいじゃないか……)

毎晩体を重ねて感じているはずの性器なのに、もたらされる快感は段違いだった。

肉棒を1ミリ沈み込ませるだけで快感が倍々ゲームで増えていく様な感覚に襲われる。
おそらく、熊野も同じなのだろう。

膣内は多量の愛液で十分すぎるほど潤っているのに、肉棒に絡み付き纏わりつく肉ヒダの感触が半端じゃない。
飢えや渇望感というものを性欲に変換すればこうなるのだろうか、とにかく強烈な快感がもたらされ頭がクラクラした。

でも、ここで終わりじゃない。
ここから全部挿入して俺も熊野も存分に気持ちよくなって、彼女のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液を注いでやらないと。

そう思いながら残り半分をゆっくりと挿入する。
やがて、肉棒の先端が子宮口に当たるのが分かった。
それでも、肉棒が根本まで入り切ってないのを見て普段より大きくなっているのを実感した。

「熊野、大丈夫か?」

熊野の顔を見ると、呼吸が荒く眼に涙を浮かべていた。
それが苦痛によるものではなく快感によるものだとわかる。
多分、挿入している間も何度か達していたのかもしれない。

「平気ですわ……提督のオチンポ……太くて素敵……毎晩感じてますのに」
「このまま動くぞ。約束通り失神しても精液を注いでやるからな」
「よろしくてよ……」

俺は熊野の胸に手を伸ばし、その乳房を揉みしだきながら腰を動かす。
最初はゆっくりと……途中で暴発しないよう慎重に動きを速めていく。
しかし、愛液で十二分に潤っているのにも関わらず熊野の膣内はきつく、肉ヒダが執拗に絡みついてくるのがわかった。

「やっぱ、熊野の膣内はきついな……気持ちいいけど」
「て、提督の、オチンポが太すぎますのよ……」
「嬉しいこと言ってくれるな……それじゃ、このままおっぱいも可愛がってやるからな」
「ひゃあぁん!て、提督何をなさるの……」

そう言った後、俺は熊野のピンと立ったチェリーピンクの乳首を軽く噛みながら吸ってやる。
乳首を吸った直後、熊野が可愛い叫び声をあげる。
同時に、膣内が肉棒を締め付けるのがわかった。

「く、熊野……いきなりそうやって締め付けられたら俺……」
「だって、提督のオチンポがわたくしの膣内で動くから感じすぎて……それにおっぱいまで……あ、い、イキそうですわっ!」
「俺も……このまま、膣内に出すぞ!」
「ええ、このまま……このままわたくしの膣内に出してくださいませっ!あ……あああぁぁぁんっ!」
「く……ううっ!」

熊野が体を反らして絶頂するのと同時に、俺も熊野の膣内に射精する。
朝から充填された精液が一気に解き放たれ、明らかに普段より長く射精しているのが分かった。

「あ……ああっ……提督の精液……熱いですわ……」
「熊野のオマンコ……まだ俺の精液欲しがっているな」
「あら……提督のオチンポもまだ元気なままでしてよ……」

俺の肉棒は射精した後も萎える様子は全くなく相変わらず硬くいきり立ったままだ。
熊野の膣内も肉ヒダは相変わらず肉棒を求めて「きゅっきゅっ」と締め付けてくる。
どうやらお互いにまだ求め足りないみたいだ。

「熊野、もう一度するぞ。いけるかい?」
「もう……提督は相変わらずお強いですわね……でも、そう仰られるなら……よろしくてよ……」
「それなら、今度はもっと激しく動くからな」

熊野のおっぱいから手を放した俺は、熊野の引き締まった腰をつかむと最初の時より激しく動く。
一度射精したおかげで余裕が出来たのもあってかなり楽に動くことが出来る。
今度は、一発目みたいな不完全燃焼な絶頂ではなく十分に快楽を充填してからの絶頂を迎えたい。

「熊野……熊野……また締まり具合がきつくなっているな……」
「て、提督のオチンポも射精してから今、わたくしの膣内で大きくなって……ますわっ!」

言葉を交わしている間にも俺は腰を振り、何度も熊野の膣内を刺激する。
それによって膣内の締まりが徐々にきつくなっていくのがわかる。
性感と射精衝動が高まり、腰の動きも激しくなる。

「て、ていっ、とくぅ!はぁっ!ああんっ!」
「熊野……膣内に……膣内に、出すぞ!!」

その言葉に熊野が両脚を俺の腰へと回し、しがみ付いてくる。

「はい……出して、出してくださいませ……っ!提督の赤ちゃん……わたくしに産ませてぇっ!!」
「ああ、たっぷり出してやるからな!」

俺の一言に反応するかの如く、熊野の肉ヒダが更に絡みつき肉棒を奥へ奥へと導く。
次の瞬間、一度目より激しい勢いで精液が放たれる。

「提督……提督ぅ……ひゃぁっ!ひゃあぁぁぁぁぁぁんっ!!ああっ!!ふあぁぁぁぁっ!!」

熊野は俺に両脚だけでなく全身で抱き付いて快感を求め高い声をあげて絶頂する。
放たれた精液に反応するかのように熊野の膣が更にきつく締まり、精液を一滴残らず搾り取り子宮へ導こうとする。

「うあ……とまらねぇ……すごい……」
「あ……ああ……提督の精液……まだドクドク流れ込んできますわ……」

俺は口を半開きにして肉棒から全身へもたらさせる快楽と未だ止まらない射精の快感に身を震わせる。
熊野は絶頂しながらも両脚は俺の腰をがっちりホールドしており、秘所に栓をした状態になっている為精液があふれてくる様子はない。
恐らく子宮を満たすだけにとどまらず卵管を遡って卵巣そのものにまで到達するのではないかと思えるぐらいの射精。
その長々と続いた射精が終わると、俺たちはそのままベッドに崩れ落ちた……。

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昨晩にも増して激しく深く愛しあった俺たちはベッドで横になっていた。
しかし、俺の肉棒は半勃ち状態で熊野の膣内におさまったままだ。
この状態でも熊野の膣が「ちゅっ、ちゅっ」と肉棒へキスする様に軽く締め付けてくるのがたまらない。

「凄いですわ……提督の精液で子宮が満たされているのがハッキリわかりますわ……幸せ……」
「これなら、安全日でも受精するだろうな……」

熊野はうっとりとした表情で下腹部を撫で、俺も彼女の下腹部に手を伸ばす。
俺の精液を全て受け入れた為か、熊野の下腹部はまるで妊娠初期の様にぷっくりとふくらんでいる。
こんなになるまで出すとは俺、枯れたりしないだろうな……まぁ若いからそんなことないだろうけど。

「あら、提督ったら何を勘違いされていますの?」
「へ?」

俺の言葉に熊野は嬉しそうに微笑みかけてくる。
しかし、勘違いってどういうことだ?

「わたくし、安全日なんて一言も言ってませんわ。内緒にしてましたけど……今日は排卵日ですのよ」
「え……ええええええっ!?」

熊野の口から出た言葉に俺は絶叫する。
射精した時は気に留めなかったけど、ちょっと待て排卵日って?

「これだけ出されたならもう責任をとっていただくしかありませんわよ提督?」
「せ、責任とれというなら取るけど、そもそも艦娘に生理ってあるのか?」
「そんなの、当り前ですわよ……提督ってデリカシーがありませんのね……」

いや、武装を解体した艦娘が普通の人間として生活を送るってのは聞いたことあるけど、現役の艦娘にもそんなことあるなんて……。
俺が呆けた様な表情でいると、熊野が少し不安そうな顔をする。

「提督……わたくしが提督の子供欲しがってはいけませんでしたか?」
「そんなことないぞ、むしろ嬉しいぐらいだ。熊野、改めて言うが……俺の赤ちゃん産んでくれ」

正直、自分がこの若さで提督どころか父親になるなんて思ってなかったが、こんなに愛し合っている女の子が俺の子供を欲しがるのを拒否れるわけがない。

「嬉しい……とても嬉しいですわ……。それなら、これからも改めてお願いしますね。……あ・な・た」
「ははは……」

満面の笑顔で俺に抱き付く熊野の頭を撫でながら俺は今日一日の彼女の様子を思い出す。

(きっと、熊野がやたらと朝から感じやすかったのは排卵日の影響なのかもな……)

そんな事を考えながら俺は他の艦娘にどう説明しようかと頭を悩ませるのだった。

 

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最終更新:2013年12月13日 00:28