251系電車

251系電車(~ けい でんしゃ)とは、常磐高速度交通網の所有する急行形電車。


概要

元は東武鉄道が所有していた急行形電車。東武1800系電車

165系の補完用として1996年に購入された。基本は元1814F・1815Fで、この他1811F元サハ1841-モハ1851、1812F元サハ1842-1852を購入した。

251系への改造

パンタグラフ ◇ ◇ ◇ ◇

形式名
クハ251 モハ251 モハ250 クハ250 クハ251-100 サロ251 モハ251 クモハ250
元形式 クハ1810 モハ1820 モハ1830 サハ1840 サハ1840 サロ165 モハ1850 クハ1860
方向 仙台・日光 ←→ 上野

導入時の改造で主制御器を交換し界磁添加励磁制御とし、回生ブレーキを備えたほか、勾配抑速ブレーキを装備した。
旧クハ1810に電装改造を施し、旧モハ1850とユニットとして4M4T組成とした。

グリーン車についてはJR東海よりサロ165形を購入し、引き通し線、貫通ほろ、床面高さを他車に合わせた上で編入した。
この為サロ251形のみ車体幅・断面が一致しない。

サハ1840は貫通型制御車に改造された。原型前面と出来るだけ同等の構成としたが、貫通扉の関係から愛称表示機はキハ181系と同一のものとされた。
仙台向きのクハ251形100番台は改造前に方転を実施し、客室扉位置は0番台と同じになっているが、後位側に車販準備室を設けたため、業務扉が追加されている。

パンタグラフ車の冷房装置は集中式のAU74形に交換され、パンタグラフはPS23形に変更された。

形式

クハ251形(Tc):仙台・日光向き制御車。
0番台:原型のクハ1860形ほぼママの外観。
100番台:サハ1840形から改造、貫通型。後位側に車販準備室を設置。
クモハ251形(M'c):上野向き制御電動車。クハ1810形から電装改造。
モハ250形(M'):中間電動車。この車両のみ客室扉が片側2箇所になる。
モハ251形(M):中間電動車。旧モハ1850形はパンタグラフを撤去している。
クハ250形(T'c):上野向き制御車。
サロ251形(Ts):元国鉄165系サロ165形で、車体断面が異なる。


最終更新:2013年10月19日 16:50