ベローナ(剣の女王と烙印の仔)

作品名:剣の女王と烙印の仔
使用者:フランチェスカ・ダ・ザガリア・サン・ディキマ・エ・ベローナ

剣の女王と烙印の仔に登場する能力。
刻印の一つ。
冥府の門を開き死者を率いる能力




能力についての詳細

神の来歴

  • 戦場の空を翔け、魂を狩り集める残忍なる女神
    • 戦勝を祝って敵兵の血を飲み干す風習があり、葡萄酒で代用されたことから葡萄酒の神ともされた。
    • 最も祈りを集める神。
 軍神は、その実、最も多くの祈りを集める神だ。美しく作法に則った礼拝堂での祈りで
はなく、多くは砂埃と血と鋼のにおいにまみれた戦場での、兵たちの祈り。西の空にかか
る血の色の星は、勝者の頭上に輝く星であり、敗者を災いに導く星でもある。

冥府の門を開く

  • 冥府の門を開く
    • 辺り一面が血の海となり、そこから死者が涌き出る。
    • 開いた門から死者を呼び出し率いるとされるが作中では使われない。
 聖女の足下から沸き立ち、大きな波紋を生んだ血の海。そこに沈んでいく亡者たちと、
錆びた矛や破れた紫の旗。

死者召喚

  • 腐敗した死者を率いる
    • 死にたてであっても率いられる時は腐肉と化す。
    • 使用者が死んだ場合も自己を死者として扱える。
  • 肌が青と紫と黒の入り混じった不気味な紋様に覆われる
 騎士の腕に身をからみつかせてよじ登るように、フランチェスカもまた身を起こす。肌
は同じく毒々しい死の色に染まり、眼には異形の光がともっている。

+ 腐蝕
  • 死者に触れられた場所が腐蝕する
    • 死者を直接攻撃して退けても装備や肉体が失われていく。
 言うや否や、剣風が血を巻き上げる。ジルベルトの黒い背中は、折り重なって這いずり
寄ってくる亡者たちの群れに呑み込まれかけては弾き飛ばし、少しずつえぐれながらフラ
ンチェスカの目の前に戻ってくる。死人の手が触れた箇所が、じきに腐り、壊死し、剥が
れ落ちるのだ。一太刀も受けていないにもかかわらず、ジルベルトの露出した両腕は焼け
ただれ、鎧の肩当ては錆びて血溜まりに落ちてしまう。



元ネタ

ベローナ(英:Bellona
ローマ神話に登場する女神。マルスの母、娘、あるいは姉妹とされ松明と戦車の手綱を持つ。
ギリシャ神話のエニューオーと同一視される。


関連項目

ベローナの能力分類。

同じく冥府の門を開く能力を持つ刻印。

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最終更新:2019年01月07日 14:31