シナリオ:杉井光、イラスト:夕仁
プロローグ(あれば)
周囲の者の命運を喰らう《獣の烙印》を、両手と額に持って生まれた少年クリス。
彼は傭兵としてひとり戦場を放浪していたが、一人の少女との出逢いがすべてを変える。彼の前に舞うように現れたのは、白い衣に身を包み大剣をふるう少女、ミネルヴァ。
未来を予見する力と圧倒的な剣技を備え、死神と怖れられた伝説的な剣士であった。
「おまえが、わたしを殺す者か」その夜、クリスに殺されるはずだったミネルヴァの運命は、烙印によってねじ曲げられることになる――!!
世界規模
大きさ
- 二次多元宇宙
- 基本世界とそれに連なる無限の可能性の過去・未来・現在(二次多元宇宙)
時間軸
舞台
アンゴーラ
北方の帝国。言語、思想、神話を共有しない。
百年以上昔の約定により不戦条約を結んでいた。
旗は赤地に金。紋章は海竜が帝室、双頭の海竜がアナスタシア、亀が軍団を指す。
進軍の掛け声は「蹂躙せよ(ヴラヤ・イニヤ)」。
断絶城塞
アンゴーラが国境に建築した島一つを覆い尽くす巨大建築物。一つの国。
元々はアンゴーラ帝の避寒地であり離宮『冬宮殿』しかなかったが、王国との関係悪化に伴って増築して島全体を城壁で囲った結果完成した。
ラボラジア公国
氷海をはさんでアンゴーラに接している国。
北端の半島の先にリドリアという村があり、百年灯台という人類史でもっとも高い建築物でアンゴーラを見張っている。
聖王国
旗は飛竜。
鎮守将軍の旗は三つ又の尾の飛竜。
登場する用語
武具や能力、術技に関する用語
その他用語
パルカイ神話
原初、世には闇だけがあり、すべての魂の源は、獣の闇の中で留まっていた。
神々がそこに時間の流れを発生させる天堂軸と呼ばれる軸を打ち込み、原初の獣は地に繋ぎ、生命の流転が始まる。
獣は時の淀む闇を望み、解き放たれる時は待つ。解き放たれた時、世は再び時のはじまりに引き戻され、あらゆる生命は死に絶える。
魂は
イノ・モルタの御手に還ってまた巡ることなく、はじまりの闇の中でただ留まり続ける。
パルカイ神群
原初に世界へ降臨した神々。
このうちの百と十一が地に降り、獣を永遠につなぎとめるため、軸の礎に御
名と御身で釘を打った。
これらの神々は獣の力のすべてを奪い、分け合ったせいで穢れて天に戻れぬ身とり、地に留まったとされている。
後にこれらの神々を信仰する宗教がオルクス神話を通じて誕生した。
オルクス神話
冥王オルクスはもっとも古い神であり、その信仰は人間が《死》を自覚した原初の頃から存在していた。
パルカイ神群への信仰も、もともとはオルクス神話を原型として派生したものだという。
登場人物とその能力・武器・術技
クリストフォロ(クリストフォロス・エピメクス)
ミネルヴァ・サン・ディキマ・イ・フォルトゥナ
シルヴィア・サン・ディキマ・イ・フォルトゥナ
フランチェスカ・ダ・ザガリア・サン・ディキマ・エ・ベローナ
コルネリウス・エピメクス
デュロニウス・エピメクス
メルクリウス・エピメクス
ティベリウス・ネロス
ガレリウス・ネロス
ルキウス・グレゴリウス
ヒエロヒニカ
アナスタシア
能力の強さ・戦力ツリー
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精神攻撃ツリー |
精神ツリー
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精神攻撃・耐性2 |
- クリストフォロが耐えられない長時間のフォボスの恐慌(精神攻撃2)
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精神攻撃・耐性3 |
- 更に強化されて恐怖のあまり死ぬクリストフォロのフォボス(精神攻撃3)
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因果耐性ツリー |
因果耐性ツリー
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因果事象・因果事象耐性3 |
- 過去・未来・現在において敗北する可能性のないカーラ(因果律3)
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即死耐性ツリー |
即死耐性ツリー
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即死攻撃・即死耐性1 |
- あらゆる外傷に対して時間回帰を行い復活するヒエロヒニカ(即死耐性1)
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関連項目
関連タグ
リンク
最終更新:2018年09月09日 01:52