神座万象シリーズに登場する術技。
天空を黒雲で多い、鋼鉄を溶かす雨を発生させる。
隔離街ソドムに降る黒い雨とはこれのことであり、空が紫色なのは空にこの雨を降らせる黒く薄い雲が覆っているからと思われる。
+
|
詠唱 |
イザヘル・アヴォン・アヴォタブ・エルアドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ
ヴァイルバシュ・ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシュメン・ベアツモタヴ
呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ纏いし呪いは、汝を縊る帯となれ
ゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー
暴食のクウィンテセンス。肉を食み骨を溶かし、霊の一片までも爛れ落として陵辱せしめよ
死に濡れろ――――暴食の雨
|
術技についての詳細
漆黒の雨
- 天に撃ち込み、黒雲を発生させて雨を降らず
- 魔群の一部を切り離し、天空に飛ばして増殖させ、水分を吸収して本体の体液のような溶解液を生成して降らせていると思われる。
その一撃と共に世界が変わった。黒い帯のような光線が天を貫き、穿
たれた穴から闇がその領土を拡大していく。
僅かずつ、しかし瞬時にして空を覆い尽くした暗雲から、血のよ
うに粘りつく漆黒の雨が辺りを蹂躙しながら降り注いだ。
- 鋼鉄を溶かす
- 鋼鉄すら溶解し、機人(サイボーグ)であれば数時間で活動不能となる。
天から降り注ぐ豪雨は血色を帯びていた。その一滴一滴が鋼鉄をも溶
解せしめる悪魔の涙であることは間違いない。
元ネタ
詠唱
イザヘル・アヴォン・アヴォタブ・エルアドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ
旧約聖書「詩編」における109章のヘブライ語音読。
ゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー
旧約聖書「詩編」における109章のヘブライ語音読。
関連項目
関連タグ
リンク
最終更新:2019年11月19日 22:23