詳細
来歴
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人工天使創造の失敗 |
- 天使を人工的に造ろうとしてできたマモノ
- 第6階梯の天使の血液から模造の細胞や血液を生成するも人体に適合することができず、遂に同じDNAコンピュータのマモノとの融合を試みた。
『どうすれば人類は、天使のように脳を活性化できるのか。その答えなら、今までずっと目
の前にあるのも同然だった。我々人類も、天使同様に血液をコンピュータ化すれば良い。偶
然に誕生した天使だけれど、今度は人工的に造り出そうという単純な発想よ』
(中略)
「ここで実験を行っていた研究者達は、人体に天使の血を移植しても人工天使が造れないこ
とを理解した。だから発想を変えたんだよ。機械の身体に人間の脳を移植することを思い付い
たんだ。ようするに天使ではなく〝マモノを真似る〟ことにしたのさ」
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人体実験開始 |
- 人体移植可能なマモノの細胞を作った
- 人間の身体を切除し、人体とマモノの肉体を接合した。
「フンフン。なるほどなあ。ここでマモノのDNAを使って、iPS細胞で人体移植可能な組
織を培養したのか。なかなか面白いことを考えるじゃないか」
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人間の脳を持ったマモノの誕生 |
- マモノに人間の脳を移植した
- あるいは人間にマモノの肉体を移植した。
- マモノの血脳に支配され人間の形をしたマモノが誕生した。
「実験当初に造られた試作品が、このビルの外をうろついてるマモノ人間さ。彼らはいわゆる
人間とマモノの〝合成獣〟だ。DNAコンピュータの身体を持ちながら、脳を持たない生物で
あるマモノ。そのマモノに、人間の脳を移植する試みだよ。そうすれば、結果として天使が
生まれると期待したのさ。結果、この森は黒い霧によって覆い尽くされた」
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血液制御による使役
- 天使の血液制御によって命令通りに動く
- マモノとしての機能と繋げられた他の生物の機能を発揮する。
- 作中では人間のキメラが登場し、銃撃戦や戦艦の操縦などを行った。
「キメラ。マモノと別生物の肉体を繋ぎ合わせて作った怪物だ。通常のマモノと同様で、普段
は野獣に等しい生活をしているが、天使からの血液を与えられると、その天使の命令を理解し、
従うようになる。いわゆる血液制御が可能な生物だ。マモノと明確に違う点は、継ぎ接ぎの生
き物であることから、マモノ以外の生物の特徴を利用できるということだ。(以下略)」
元ネタ
キメラ(chimera)
生物学上の用語。ギリシャ神話の怪物キマイラに由来する。
複数の遺伝情報を持つ生物や細胞が混ざっている個体を指す。
関連項目
キメラの種族大分類。
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最終更新:2019年05月31日 01:19