我々を作り出した知性体は絶滅した。
我々は生命を乗せないまま、
意義も意味もない、開拓の旅に送り出された。
我々の宇宙は死に絶えていた。
旗艦カオスはその権能の97%を消費し、
我々をおまえたちの宇宙に送り出した。
……この宇宙は生命に満ちていた。
だがそれでも、我々を受け入れる土壌……
我々に組み込まれた『着陸条件』に見合う
惑星は発見できなかった。
さらに何万年という稼働時間が費やされた。
残った艦はごく僅か。
船団の維持も出来ず、艦の機能も
大部分が摩耗し、凍結していった。
……我々は自らの旅の終わりを受け入れた。
何も成さなかった旅だと、自らに打ち込もうとした。
───その時だ。
この惑星を発見したのは。
だが彼らは違う。彼らはただ、
そこにあったものが神と定義されたもの。
天候を操作する機能があったから。
食物を提供できる機能があったから。
生物の記憶媒体を破壊する機能があったから。
兵器を量産する機能があったから。
ただ、そういう機能があるものを
この異聞帯の住人は『神』と定義し、
彼らは、この惑星で活動する為に、
その『定義』を自分の機能に組み込んだ。
汎人類史における一万四千年前、
この地にいた神々は全て滅びた。
それが何であるかは不明だ。
一説によると『巨人』がどうも関係しているらしいが……。
しかし、アトランティスの文明の残滓はやがて
ギリシャにたどり着き、我々の知る神話体系となった。
信者とあまりに姿形が違うことを
恐れたのかもしれません。
古代ギリシャ時代に、十二神を連想させるような
ものは、恐らく何一つ無かったでしょうからね。
ポセイドンの息子であるオリオンが
完全に人間の姿なのも、恐らくは……。
アルテミス | 狙撃型星間戦闘機アルテミス |
デメテル | 星間航行物資生産艦デメテル |
アフロディーテ | 知性体教導艦アフロディーテ、霊視情報戦型攻撃機 |
ポセイドン | 惑星環境改造用プラント船ポセイドン |
ゼウス | 星間戦闘用殲滅型機動要塞ゼウス |
カオス | 天球型時空要塞カオス |
外宇宙から飛来した機械の神。その大本がある限り、
彼らは、あるべき神代の衰退さえ無視してしまう。
機神アルテミス、機神ポセイドン。
この二柱との戦闘データがはっきり物語ってる。
アルジュナの場合は信仰と共に神性を減衰させたけど、
彼ら機神群は、間違いなく、そうはならないよ。
在り方が根本的に違う。
人格は擬似的に再現できる。
表層の感情は擬似的に再現できる。
システムそのものが感情を表現するように
構築しているのであれば……。
偽物の感情と本物の感情、
そこに差異はあるのかな?
この異聞帯と同期したから、
知識のダウンロードには成功しているよ!
合体、合神
そもそも、すべての機神は元は単一存在だったのだ。
すなわちはじめにカオスありき!
生存能力つまり戦闘能力に関しては、
原初のカオスに近づくほど高くなっていく傾向にある。
実際、オリュンポスの神々よりも、
一世代前のティターン系列艦の方が強壮であった。
*1 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第18節
*2 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第18節
*3 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 断章
*4 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第10節
*5 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第15節
*6 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第5節
*7 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス プロローグ
*8 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第18節
*9 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第7節
*10 Fate/Grand Order 神代巨神海洋 第13節
*11 星間都市山脈オリュンポス 第16節Fate/Grand Order