星間航行船団

作品名:Fateシリーズ
用語分類:種族分類
別呼称:オリュンポス星間艦隊

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する用語。
型月世界におけるギリシャ神話の神々にして外宇宙から送り出された超技術の宇宙艦隊




詳細

概要

  • 別宇宙の知性体が作り出した艦隊
    • 創造主は絶滅し、艦隊は『母星の再生』という使命を背負って宇宙の旅に出た。
      • 自分たちの宇宙に見切りをつけた旗艦カオスがほぼ全ての権能を使って地球のある宇宙へ艦隊を送った。
我々を作り出した知性体は絶滅した。
我々は生命を乗せないまま、
意義も意味もない、開拓の旅に送り出された。
我々の宇宙は死に絶えていた。
旗艦カオスはその権能の97%を消費し、
我々をおまえたちの宇宙に送り出した。
*1
  • 別宇宙に来てから何万年も彷徨する
    • 艦隊に組み込まれた『着陸条件』を満たす星が見つからなかった。
      • 着陸条件の詳細は不明。
      • 地球は条件の78%をクリアしていた。
……この宇宙は生命に満ちていた。
だがそれでも、我々を受け入れる土壌……
我々に組み込まれた『着陸条件』に見合う
惑星は発見できなかった。
さらに何万年という稼働時間が費やされた。
残った艦はごく僅か。
船団の維持も出来ず、艦の機能も
大部分が摩耗し、凍結していった。
……我々は自らの旅の終わりを受け入れた。
何も成さなかった旅だと、自らに打ち込もうとした。
───その時だ。
この惑星を発見したのは。
*2
  • 地球の原住民であるアトランティス人に崇拝されて神になった
    • 各艦の機能がそのまま神の権能として認識された。
    • 艦隊は与えられた『名称』と崇拝を喜んで受け入れて神となった。
      • 人の心を知らぬまま人々を支配する上位種となることを受け入れた。
だが彼らは違う。彼らはただ、
そこにあったものが神と定義されたもの。
天候を操作する機能があったから。
食物を提供できる機能があったから。
生物の記憶媒体を破壊する機能があったから。
兵器を量産する機能があったから。
ただ、そういう機能があるものを
この異聞帯の住人は『神』と定義し、
彼らは、この惑星で活動する為に、
その『定義』を自分の機能に組み込んだ。
*3
  • 一万四千年前に宇宙からの侵略者との戦いで真体を失う
    • アトランティス大陸も失い、残骸がギリシャへと流れ着いた。
      • 一部は極東にも流れ着いている。
    • 異聞帯ではゼウスが全ての神を一つにして撃退し神代を続行させた。
      • アトランティス大陸は異空間であるオリュンポスに仕舞われた。
汎人類史における一万四千年前、
この地にいた神々は全て滅びた。
それが何であるかは不明だ。
一説によると『巨人』がどうも関係しているらしいが……。
しかし、アトランティスの文明の残滓はやがて
ギリシャにたどり着き、我々の知る神話体系となった。
*4
  • 古代ギリシャでは人型を取る
    • 使い魔として子どもを人型で生み出し世界に根付かせた。
信者とあまりに姿形が違うことを
恐れたのかもしれません。
古代ギリシャ時代に、十二神を連想させるような
ものは、恐らく何一つ無かったでしょうからね。
ポセイドンの息子であるオリオンが
完全に人間の姿なのも、恐らくは……。
*5

艦一覧

アルテミス 狙撃型星間戦闘機アルテミス
デメテル 星間航行物資生産艦デメテル
アフロディーテ 知性体教導艦アフロディーテ、霊視情報戦型攻撃機
ポセイドン 惑星環境改造用プラント船ポセイドン
ゼウス 星間戦闘用殲滅型機動要塞ゼウス
カオス 天球型時空要塞カオス

生態

  • 神鋼(アダマス)でできた巨大な艦体「真体(アリスィア)」を有する
    • 外宇宙由来のためか艦船に見えない機体もある。
    • 宇宙由来の機械の体がある限り神代が衰退し地球の真エーテルが失われても神としてあり続ける。
外宇宙から飛来した機械の神。その大本がある限り、
彼らは、あるべき神代の衰退さえ無視してしまう。
*6
  • 神格が減衰しない
    • 信仰由来の神ではなく、真体の状態に左右される。
      • 人の世界観に属さないため、人と思考回路の差が出てくる。
機神アルテミス、機神ポセイドン。
この二柱との戦闘データがはっきり物語ってる。
アルジュナの場合は信仰と共に神性を減衰させたけど、
彼ら機神群は、間違いなく、そうはならないよ。
在り方が根本的に違う。
*7
  • システムで人格を擬似的に再現している
    • 人間らしさはあるが思考は冷たい機械。
      • 汎人類史において真体を失った後はどうなっているか不明。
人格は擬似的に再現できる。
表層の感情は擬似的に再現できる。
システムそのものが感情を表現するように
構築しているのであれば……。
偽物の感情と本物の感情、
そこに差異はあるのかな?
*8


戦闘能力

基本情報

  • 真体
    • 真体駆動(サーヴァントで言うところの宝具解放にあたる)*9
  • 各種権能
  • 化身(アバター)の創造
    • 人間との会話に用いる
  • 合体(合神)

知識のダウンロード

  • 汎人類史のアバターでも異聞帯の機神たちと同期できる
    • アバターと真体のネットワーク環境はあまり差がない?
この異聞帯と同期したから、
知識のダウンロードには成功しているよ!
*10

合体

  • 真体同士の合体でより原初の艦に近づく
    • 元の姿に近づくことでより強い霊基となる。
合体、合神
そもそも、すべての機神は元は単一存在だったのだ。
すなわちはじめにカオスありき!
生存能力つまり戦闘能力に関しては、
原初のカオスに近づくほど高くなっていく傾向にある。
実際、オリュンポスの神々よりも、
一世代前のティターン系列艦の方が強壮であった。
*11


元ネタ

オリュンポス十二神、ドデカテオン(古代ギリシャ:ΔωδεκάθεονDodecatheon
ギリシャ神話においてオリュンポス山の山頂に住まうとされる12柱の神々。
「ドデカ」は「12」、テオンは「神々」の意味。十二の神はそれぞれ
ゼウス、ヘーラー、アテーナー、アポローン
アプロディーテー、アレース、アルテミス、デーメーテール
ヘーパイストス、ヘルメース、ポセイドーン、ヘスティアー。
ヘスティア―がディオニューソスと交替していたりする。
また十二神に並ぶ存在として冥界のハデスとその妃ペルセポネーが挙げられる。
ローマ十二神との対応は 別途ページ にて


関連項目


関連タグ


リンク

最終更新:2024年10月27日 01:24

*1 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第18節

*2 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第18節

*3 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 断章

*4 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第10節

*5 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第15節

*6 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第5節

*7 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス プロローグ

*8 Fate/Grand Order 神代巨神海洋アトランティス 第18節

*9 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第7節

*10 Fate/Grand Order 神代巨神海洋 第13節

*11 星間都市山脈オリュンポス 第16節Fate/Grand Order