星間戦闘用殲滅型機動要塞ゼウス

作品名:Fateシリーズ
使用者:-

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する存在。
星間航行船団の艦の一つ。
ティタノマキアを経てオリュンポス艦隊の旗艦となった機動要塞




存在についての詳細

来歴

  • ティターン・クロノスに端を発する系列の艦
    • 第一のマキアから旗艦となった。
      • 地球に降り立った後は人類に名を与えられ、機神として振る舞った。
私の名すら、人間たちが与えたものだ。
船団において『名称』があったものは旗艦カオスのみ。
そのカオスはこの星には降りなかった。
第一のマキアを経て……
私はカオスに代わる旗艦となった。
おまえたちは『機能』である私たちに名を与え、
人格があると考え、貴重なものと崇拝した。
*1

形容

  • 人面に見える巨大な宇宙要塞
    • 霊基はエンシェント・ゴッド/ルーラー。
      • 常時は空間偽装を行い、異空間にいる。
───真体の空間偽装をただちに解除します。
───空間展開、大祭壇領域直上に設定。
*2

無数の権能

  • ギリシャ神性のほとんどの機能を有する
    • ティターン神族の権能(大複合権能ティタノマキア?)と数多の小神たちの権能(大複合権能ギガントマキア?)を持つ。
    • 十二機神以外の権能を有し、異聞帯では十二機神の力も取り込んだ。
      • どの神が欠けても代行することができる。
    • 対惑星破壊機構、対星系殲滅機構、対時空攻撃機構、対概念破砕機構を持つ。
      • 地球の生命体に配慮して普段は封印している。
大神ゼウスは“無数の権能を持つ神”であり、
概念としての“無限の権能を持つ神”ではない。
ティターン神族の有した権能のすべて、
そして数多の小神たちの権能のすべて。
遂には、十二機神の権能さえ同期させ……
ゼウスは、およそ全能の神と化したのだろう。
それは恐らく間違いがない。
だが、概念としての全能……
地上に存在する万物すべては掌握していない。
*3
  • 異星の神にも有効な防諜対策
    • ただし異星の巫女の視線は例外的に通る。
無論、『異星の神』も含めてな。
我が全権能を用い、この場で交わされる情報を封じている。
おまえの言動は、私とおまえだけのものだ。
*4
  • 『求められていないこと』をする場合は専用の機能をつくる
    • 全能に等しいため新しい機能を作っては消すことが可能。
      • 人々に求められた神であるためわざわざ機能を作る必要があった。
『自分に求められていない事』をする際には、
新しい機能を作り、これを代行させている。
*5


世界運営

地上の支配

  • オリュンポスの地上の支配を担当する
    • コロニーの運営にゼウスは全機能の9割のリソースを取られる。
    • アトランティス海はポセイドン、地下はハデスが担当する。
      • ティターン・クロノスの系列として同格であるため二つの領域には生半可な力では干渉できない。
自然の土地ではない、未知の巨大構造物ですね!
超常の空間内部に構築された仮想大陸。
それも、汎人類史では把握し得ない高度な技術で……
*6

情報処理

  • 地上1000万人以上の市民の声を聞き分ける
    • 目で見ることも可能だが個人レベルの見分けがつかない。
    • 話している内容からセンテンスを選出し、人間を識別する。
……地上1000万市民の発言内容を聞き分けて、
有意なセンテンスを瞬間的に把握している、と?
想像を絶する情報処理能力だ。
*7
  • 全機械との感覚共有
    • 広域殲滅機械などを通して敵を発見できる。
広域殲滅機械とか対人殲滅装置とかそのへんか。
奴ら、ゼウスの感覚と繋がってんだよ。
*8

神核調整

  • 同じ機神の神核を調整し支配する
    • 機神の機能や思考回路を奪う。
……デメテル様も、同じ言葉を叫びました。
そして、ゼウス神に神核調整を施され、狂気へ堕ちた。
*9


天空神の権能

神雷

  • アルテミスの矢と同等の威力かつサーヴァント特効の稲妻を落とす
    • 防げても霊基を乱し、能力を不安定にさせる。*10
ゼウスの大雷霆、流石に強力だったみたい。
船体の損傷そのものは大きくなかった、けど……
……僕の霊核には……届いた……
*11

威圧

  • 通信機器から人間を狂死させる威圧ができる
    • 魔術の攻撃に等しい。
通信越しの声のみでこの威圧!
精神系の魔術攻撃を受けているかのようじゃないか!
ダ・ヴィンチ、結界術式の出力を上げるんだ。
藤丸立香やムニエル君が危ない!
*12


その他の権能

重力操作

  • 重力子を操る
    • 天空神としての権能ではない。
神器クロノス=クラウンより授かりし我が権能、
重力子の洗礼は、ヒトにはあまりに毒だ。
*13

自動攻性防御

  • 直接的な物理攻撃を受けた時に逆に粉砕するハデス神の権能
    • 十二機神と合体した異聞帯ゼウスだから使えると思われる。
───権能発動。
───自動攻性防御により、対象を粉砕します。
───権能ハデス。
───対象物質を最小単位まで自動分解します。
*14

豊穣の権能

  • デメテルなき後に同じ機能を発揮するための権能
    • 十二機神と合体した異聞帯ゼウスだから使えると思われる。
デメテル神は消えたから───
豊穣の権能はゼウスが肩代わりしてる、とか。
流石、全能神っていうのは伊達じゃないわね。
*15

最終的裁定機能(ケラウノス)

  • 原初艦から与えられた権能
    • 惑星上の全ての知性体・生命体を終了させる。
    • 全機能のうち35%まで解放することと大複合権能ティタノマキア、ギガントマキアを並列起動することで使える。
───大主神、全機能/機能のうち35%まで解放。
───大複合権能の並列起動に成功しました。
───最終的裁定機能ケラウノス、起動準備。
*16


元ネタ

ゼウス(古希: ΖΕΥΣ,Ζε??,英:Zeus
ギリシャ神話に登場する神性。天空神、主神、全能神とされ全宇宙や天候を支配し人類と神々双方の秩序を守護・支配する神々の王とされている。
ローマ神話ではユピテル、エジプト神話では最高神アメンとも同一視された。
父はクロノス、母はレアー、兄弟にハーデースとポセイドーン。正妻は姉妹であるヘーラーであるがレートーや姉のデメテルといった他の女神やセメレーなどの人間の女性とも交わり、子を設けたといわれる。
聖獣は鷲、聖木は樫。主要な神殿はエーペイロスの聖地ドードー。
主な武器としてティタノマキア時にキュクロープスが作った雷霆(ケラウノス)を使用する。またテューポーンと戦う際にはアダマスの鎌を使用したとされている。
防具においては盾(あるいは肩当)にアイギス、体に「光輝」という鎧を身に着け、「恐怖」という甲冑をギガントマキアーにおいて着用している。
神話においてディタノマキア、ギガントマキア、デュポーンとの戦いを経て神々の王の座に座り、神羅万象を支配して宇宙を調和させた。
交わった相手 相手の種族 生まれた子
メーティス アテナ
テミス ホーラ三姉妹(エウノミア、ディケ、エレイネ)、モイラ三姉妹(クロト、ラケシス、アトロポス)
エウリュノメ カリス三姉妹(アグライア、エウプロシュネ、タリア)
デーメーテール ペルセポネー
ムネーモシュネー ムーサ九姉妹
レート アポロン、アルテミス
ヘーラー ヘベ、エイレイティア、アレス、ヘファイストス(『神統記』ではヘラ単独で産んだ)
マイア ヘルメス
セレネー パンディーア、ヘルセー、ネメア
ディオーネー アフロディーテ(ホメロス)
セメレー 人間 ディオニュソス
ダナエ 人間 ペルセウス
アルクメネ 人間 ヘラクレス
レダ 人間 ヘレネー、ディオスクロイ(ポリュデウケースのみ)
イオ 人間 エパポス
エウロペ 人間 ミーノース、ラダマンテュス、サルペードーン



関連項目

星間戦闘用殲滅型機動要塞ゼウスの種族分類。

関連タグ


リンク

最終更新:2024年10月27日 01:26

*1 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第18節

*2 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第21節

*3 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第5節

*4 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第6節

*5 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第6節

*6 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第9節

*7 星間都市山脈オリュンポス 第9節

*8 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第15節

*9 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第16節

*10 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第21節

*11 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス プロローグ

*12 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス プロローグ

*13 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第20節

*14 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第21節

*15 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第8節

*16 Fate/Grand Order 星間都市山脈オリュンポス 第21節