ギガント・ミマース
作品名:
アリス・リローデッド
使用者:アリス・ヘイワード
別呼称:GIGANT MODE
制作者:キンバリー
能力についての詳細
発動時の形容
- 大地割って砂鉄を集めてそれを材料に体を作る
- 黄昏色の金属で出来た六〇口径の拳銃になる。
- さらにホークアイのカタナ銃剣として装備される。
- 銃身にレール・ドライバーと呼ばれるオロゴ炸薬式弾速強化装置を備えている。
最初は地鳴りから始まった。大地はひび割れ、地割れとなる。
わたしのシリンダーが猛回転する。赤熱し、炎を発し始める。地割れの裂け目から出た黒い
煙のようなものが、わたしへと集まってくる。砂鉄だ。砂鉄はわたしの炎で溶かされ、溶けた
鉄となり、わたしの装甲となり──わたしのフォルムが拡張していく。
(中略)
両手で握っている。もう両手でなければ持つことすら出来ないだろう。それほど巨大化して
いる。銃身一バレッセル弱。黄昏色の金属で出来た、巨大な拳銃──六〇口径に拡張され、
銃身にレール・ドライバーと呼ばれるオロゴ炸薬式弾速強化装置を備えている。
さらにホークアイのカタナがひとりでに浮かび上がり、銃身の下に銃剣として装備される。
砲撃拳銃形態(トランスフォーメッド・キャノンガン)について
銃剣
列車から砲撃が来る。ただの砲撃ではない。青白く光る骨の竜が飛んできて、わたしたちに
牙を剥いてくる。アリスは冷静にわたしを動かす。薙ぐような動きだ。銃剣のカタナから放た
れた衝撃波のようなものが、竜を真っ二つにして迎撃する。
ギガント・モードは通常弾を撃てない《燃やし尽くす嵐》しか撃てないのだ。
だが、それは通常の《燃やし尽くす風》ではない。対巨人用弾頭だ。
- 《立ち上がる熊》すら防げない火力
- 一発で二重の《立ち上がる熊》を破壊し、装甲列車を爆砕せしめる。
それは空を灼きながら飛び、列車へと襲いかかる。白い球面の壁が炎を阻んだ。炎が壁を灼
き砕く。また壁が出来る。また砕き、炎が炸裂して列車が爆発する。
元ネタ
ミマース(古代ギリシャ:Μίμας、ローマ字:Mimās)
ギリシャ神話に登場する巨人。
ギガントマキアーで神々と対峙し、鍛冶神ヘパイストスの投げつけたヴェスヴィオ火山の下敷きになった。
別の説ではアレスに殺されたとも。
関連項目
《煮えたぎる溶鉱の巨人》の術技分類。
砲撃拳銃形態で唯一撃てる弾丸。
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最終更新:2019年10月29日 19:04