用語についての詳細
概要
アデプト、熟達者
ヴァルーシアの砂漠語ではアディブダー。
遺跡集落の長老はアディ・ブッダと呼ぶ。
(中略)
かたちなき《ふるきもの》の息吹を受け、
尋常ならざる力と加護を得たもの。
戦士。熟達者。死の宮で舞うもの。
戦闘能力
基本装備
- 腰剣
- アデプトの力を強めるための護符
- 護符と同じ能力の装束
基本性能
- 悪性耐性
- 精神耐性(迷宮内のみ)
- 身体機能強化(迷宮内のみ)
- 身体能力強化
- 《ふるきもの》?の加護
身体機能強化
- 迷宮内だと身体機能に隙がなくなる
- 食事、睡眠、排泄が減り、最大2ヶ月の迷宮探索が可能。
迷宮のアデプトは排泄を必要としない。
機能として、そうなっている。
すべてのアデプトの身体機能は代謝も含め、
迷宮に於いて最大限に発揮される。
戦闘へと、肉体が順応するように。
迷宮内のアデプトたちは、
水分と食糧を僅かに摂取・補充するのみ。
それで、十二分に身体機能を維持できる。
排泄はない。
なくとも戦闘の発汗程度で事足りる。
(中略)
ただ睡眠は必要となる。
1日のうち20分程度。
複数日のぶんを1度に行うことも可能だ。
(中略)
これにより、記録上は
最大2ヶ月間の連続探索を可能とする。}
この身を守る《ふるきもの》の加護は今も。
毒素も病も、唯一の例外を取り除き
アデプトの身を侵すことはない。
(中略)
およそ常人であれば肺に込めた瞬間に
狂死する濃度の阿片を吸い込みながら、
男は笑顔を絶やさない。
- 耐酷暑、耐極寒
- 砂漠の夜は冬だと氷点下20度。
- 作中では息が白くなっているので、少なくても10度以下。
アデプトならぬ身であったならば、
ふたりは寒さに凍えているだろう。
迷宮の暗がりは砂漠の夜の冷気を上回る。
けれど、感じない。
アデプトの肉体は守られているから。
- 物理無効化無効
- 武器にまで《ふるきもの》の加護が及ぶ。
- 物理無効のホラーを引き裂くことができる。
欠点
早く体を休めたい。
これは確かにアデプト特有の“反動”だ。
肉体が悲鳴を上げているのだ。
古紋の加護があってもこれは避けられない。
アデプトならぬ身であれば、およそ、
ふたり合わせて6人前は注文しただろうか。
元ネタ
アデプト(英:adept)
英語で「熟練者」、「達人」を意味する語。
魔術・錬金術などのオカルト界隈では神の領域に近づいた「最終解脱者」「高位者」と呼ばれ、その場合はとも呼ばれる。
錬金術師の場合、黄金錬成などの俗物的なものを超えて賢者の石の生成へとたどり着いたものを真のアデプトという。
魔術系秘密結社「黄金の夜明け団」では、「ラテン語のアデプトゥス(adeptus)」という中位の位階(肉体を持った者はこれ以上上がらないため事実上の最上位)に使われている。
また、この黄金の夜明け団の位階制度は後続の魔術結社にもよく踏襲されている。
ロールプレイングゲームのシャドウランでは魔力で肉体強化を行う者の呼称に使われている。
関連項目
アデプトに加護を与える自然神。
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最終更新:2019年11月19日 22:16