能力についての詳細
透視・暗視・遠視能力
古紋に授けられるアデプトの力
特にアナが優れているのは感覚感知のそれ。
意識すれば“眼”は周囲の状況を把握する。
たとえ迷宮の厚い壁の向こうでも、
たとえ果ての通路の曲がり角でも、
この“眼”の有効範囲内すべてを見通せる。
どこに敵がいるのか。
分かるのだ。
何体が在って――
どういった種別であるのか。分かる。
こちらに気づいているのか。分かる。
すべてを見通せる。
それが、アナの自慢の“眼”だ。
自動索敵
- 意識の覚醒と共に自動で発動する
- 探しているものが有効射程内にあるかを即座に判断できる。
努めて起動せずとも“眼”が疼いて、
既に有効範囲の外へ出ていることは
分かっていた。気付いていた、それでも。
解析
――あたしはカシムの跡を辿る。
――そうすることも“眼”にはできる。
――ひとの体重が硬い靴を通じて残す。
――それは、足跡。
――それは、痕跡。
(中略)
走る。走る。
見慣れた大きさの靴跡を、足跡を、
常人には分からないそれを追って。
使用者との関連性
アナの場合
- 味覚の消失
- 迷宮探査を終えた後に不規則な時期・期間で味覚を消失する。
「いいよ。
姉さんの古紋は神経系だ、反動もきつい
(中略)
古紋の後遺症だと医者は言う。
アナの味覚には、独特の幅があるのだ。
ザールの場合
この鋭敏なる“眼”は色彩を見通せない。何故か、認識できない。
元ネタ
鷹の目
鷹が獲物を探すようにに熱心に物を探し出そうとするさまや目つきを示す熟語。
関連項目
使用者たちの職業。《古紋》を彫ることで《ふるきもの》の加護として鷹の目を得る。
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最終更新:2019年11月21日 20:05