存在についての詳細
来歴
- 法奇門の奥義
- 三国志において諸葛亮が使用し呉の軍勢を追い返した。
創作をさらに創作したもの
「法奇門の奥義です。かつて蜀漢皇帝の軍師、諸葛亮が設置して、呉の武将率いる五万の軍
勢を壊走させたといわれています」
形容
やがてその呪力を吸い上げて、人工の大地に埋めこまれていた石と金属の塊が動き出す。全
高七、八メートルにも達する人型の怪物。巨大な巨石傀儡だ。
天候操作
怪物たちの出現と同時に、倉庫街には濃霧が立ちこめ、竜巻のような暴風が生じている。真
新しい倉庫の壁がひび割れて、風に飛ばされた瓦礫が宙を舞った。
「嵐と波浪を操る傀儡……まさか、石兵……!?」
自動修復&増殖
破壊された傀儡たちの代わりに、飛び散った瓦礫の塊が、人の形となって起き上がった。
双角獣が破壊すればするほど、結果的に傀儡の数が増えていく。
元ネタ
石兵八陣
小説『三国志演義』に登場する迷路。
史実における222年の「夷陵の戦い(宜都の役)」の最後を創作する際に考えられた陣であり、三国志諸葛亮伝に記述された八陣がモデルとされている。
夷陵の戦いにおいてひたすら前進をする蜀の皇帝劉備玄徳の敗北を見越して退路の白帝城に仕掛けた陣。
巨石によって前もって作成され、定期的に陣内で突風や波が起こるようになっており、また外部には異様な殺意を撒き散らすとされている。
蜀軍が壊滅して退却する際、追撃してきた陸遜率いる呉の軍勢はこれに対処できず、(あるいは殺意を感じ取ったことで)退却した。
関連項目
石兵の術技分類。
関連タグ
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最終更新:2020年01月14日 01:44