天童流

作品名:ブラック・ブレット
使用者:里見 蓮太郎(戦闘術)、天童 木更(抜刀術)、薙沢 彰磨(戦闘術)、天童 和光(神槍術)

ブラック・ブレットに登場する術技。
天童助喜与の創出した武術
免許皆伝は技の創出と伝授が許される。




詳細

武術

  • 剄力による打倒を主とする武術
    • 内部破壊などの残酷な技は邪道とされ破門される。
    • ただし邪剣でも免許皆伝となるため絶対に破門されるわけではない。
 天童流の本質は、剄力を用いての相手の打倒・無力化することにあって、内部破壊などの残
酷な技は慮外とされる。
  • 天童流同士の戦闘も前提として存在する
    • 相手の型に有利な型が術理に関係なく存在し、相手に有利な型で攻め込む。
      • 天童流同士の戦闘は型を流麗に変化させる戦いとなる。
      • 攻>攻防一体>防>攻と三つ巴になっている。
 そして天童流には攻略法と呼ばれるものが存在し、攻の型には防の型から技を繰り出し、防
の型には攻防一体の型のわざを、攻防一体には攻の型から攻め崩すべしという三竦みの法則が
ある。

構え一覧

構え\流派 戦闘術 抜刀術 神槍術
攻撃 水天一碧 心地光明 麟鳳亀竜
防御 金剛不壊 雲心月性 鉄心石腸
攻防一体 百載無窮 涅槃妙心 八面玲瓏
- 竜虎双撃 -


天童式戦闘術についての詳細

技一覧

型番 技名 備考
1-3 轆轤鹿伏鬼(ろくろかぶと) 捻りを加えた拳打
1-5 焔火扇 渾身のストレート
1-8 虎搏天成 右手の突き
1-12 閃空瀲艷(せんくうれんえん) 密着した状態から拳による勁力を相手の全身に伝わらせる浸透勁
1-15 雲嶺毘湖鯉鮒(うねびこりゅう) 下からすくい上げるようなアッパー
2-4 隠禅・上下花迷子(いんぜん・しょうかはなめいし) 足の裏を天に見せるほど上げ、そこからの踵落とし
2-11 隠禅・哭汀 オーバーヘッドキックの要領で振るわれた天地を逆さにしての蹴り
2-14 隠禅・玄明窩 ハイキック
2-16 隠禅・黒天風 回し蹴り。玄明窩へ繋ぐ
3-9 雨寄籠鳥() 足を踏んで固定し、肩からの体当たり
不明 三陀玉麒麟(さんだたまきりん) 掌底波


天童式抜刀術についての詳細

技一覧

型番 技名 備考
1-1 滴水成氷 刀の鞘をカタパルト代わりに加速して刀を射出する抜刀。
1-6 彌陀永垂剣(みだえいすいけん) 無数の巨大な斬線が空中に飛ばす。ステージⅢを一撃で倒す
1-8 無影無踪 鎌鼬
3-8 雲嶺毘却雄星(うねびこゆうせい) 高速で複数の斬撃を繰り出す。部屋が丸ごと切断される
0-1 螺旋卍斬花(らせんまんざんか) 一時的に肉体を止血し、時間経過と共に内部から破壊する
0-3 阿魏悪双頭剣(あぎおそうとうけん) 一度に二撃を繰り出す。二撃目の速さは音速を超える

+ 零の型:竜虎双撃の構え
  • 全ての天童を滅ぼすために編み出された型
    • 天童木更の創作であり型の三つ巴を無視できる。
    • 刀を振り上げ抜刀と同時に斬り下ろすような攻撃を行う。
 どれくらい行き詰まる攻防を繰り広げていただろうか。そこで、突如木更はそれまでの型取
りを崩し脱力すると、半身になって刀ごと腕を振り上げ、見たこともない構えを取った。抜刀
と同時に斬り下ろすような攻撃法につなげる型である。


天童式神槍術についての詳細

技一覧

型番 技名 備考
3-1 天子玄明窩(あまこげんめいか) 天童の歩法による踏み込みと、強靭な膂力による突き込み


使用者との関連性

里見 蓮太郎の場合

  • 超バラニウム義肢との併用
    • 内臓された薬莢を炸裂させることで拳や蹴りに爆発的な推進力を生み出す。

天童 木更の場合

  • 六メートル以上が間合い
    • 速度に加えてガストレアのステージⅢを一撃で威力の技を連続で出せる。
 刀の鞘をカタパルト代わりに加速して刀を射出する抜刀の間合いとは、刀の長さに使い手の
腕の長さと踏み込みを合算したものとなる。

薙沢 彰磨の場合

  • 外道技として昇華
    • 内部破壊に特化した技となり破門になった。
 拳が突き刺さったガストレアの体が恐ろしい勢いで膨張し、風船に針を刺したような勢いで
破裂する。

天童和光の場合

  • 混天截の使用
    • 穂先以外にも分銅や月牙などの付属品により技の殺傷力を高めている。
 刺突・切断・殴打を同時にこなす特殊混合武器であり、偃月刀や方天戟と同様に使い手に凄
まじい技量と体格を要求する重量級槍。


元ネタ

混天截
中国のマイナーな超重量武器。
尖端に両刃の矛先、それを取り囲むように分銅を鎖で繋いでいる月牙を
四方に置 いている槍。
矛先以外にも月牙と分銅を避ければならず相手に 広範囲の回避を要求する。
しかし使い手もこれを操る技量と筋肉と体格が要求されるため、
目立った使い手は少ない。


関連項目


関連タグ


リンク

最終更新:2020年08月05日 03:47