詳細
評価
主な危険度 |
極高 |
■■■■■ |
遭遇頻度 |
極低 |
■■■■■ |
多様性 |
普通 |
■■■■■ |
来歴
+
|
原初:妖怪の山の支配者 |
- 妖怪の山の最強種
- 妖怪の山から里へ下りて人をさらい喰らっていた。
- 妖怪の山で天狗を使役していた種族。
古くは、妖怪の山に棲んでいて、天
狗を使役し鬼の社会を築いていた(*1)。
そこから定期的に人間を攫っては、里
の生活を脅かしていたのである。
- 鬼は人と物を略奪し、人は鬼を退治して秘宝を奪っていた
かなり古い時代から、人間は鬼の被
害に悩まされていた。
たまに山から下りてきては、人間を
攫い酒を奪い、生活を脅かす。
人間も黙ってやられる訳ではなく、
鬼退治専門家を作って定期的に鬼退治
を行った。
その時、鬼に打ち勝つと、鬼の社会
から優れた道具を奪う事が出来たとい
う。
鬼と人間は、人攫いと鬼退治で強い
信頼関係を築いていたのかも知れない。
|
+
|
博麗大結界以降 |
- 幻想郷から姿を消した
- 退治しにくる者のいなくなった退屈な幻想郷に適応できず地獄などに移住した。
- 鬼が消えたことで鬼退治の専門家も消えた。
- 現代では鬼を退治する方法失われたため退治できない。
だが、数百年前から徐々に鬼の数が
減っていき、大結界が作られてからは
全く幻想郷に姿を見せる事は無かった。
|
生態
- 角や牙を持ち怪力で姿勢が悪い
- 好戦的だが、情は厚く仁義を通す。
- 酒好きで酔い潰れると何があっても目覚めない。
鬼は、大柄な者から小柄な者までそ
の体格は様々である。皆、角を持ち、
さらに牙を持つ鬼もいる。人間より若
干手が長く、姿勢が悪い。
(中略)
また、他に類を見ない程の酒好きで、
極めて強いが、一度酔いつぶれて寝て
しまうと何があっても目が覚めない。
精神性
性格は陽気で獰猛、気に入らない者
に対してはやたらと好戦的だが、一旦
仲間と認めると情が厚く、決して裏切
る事も無い。
元ネタ
妖怪としての鬼
日本においてポピュラーな妖怪。
源流としては恐ろしい神や化物を『日本書紀』で鬼と記載されたり、仏教の獄鬼、羅刹などの影響を受けたとされている。
中国の亡霊である鬼神の影響も受けており、平安時代から中世にかけての説話に登場する多くの鬼は怨霊の化身が多い。
酒呑童子
日本で有名な鬼の一体。四天王として配下に星熊童子、熊童子、虎熊童子、金童子の四人の鬼がいる。
一説では伊吹大明神(八岐大蛇)の継嗣であり、それゆえに神通力を持ち酒好きともされた。
『大江山絵詞』(大江山絵巻)、『御伽草子』によると丹羽国の大江山に拠点を持ち、そこで京都の人々を次々と攫っては喰らっていた。
元々は平野山に住んでいたが最澄が比叡山延暦寺を建てて以来、そこには居られなくなり、大江山でも空海に追い払われた。しかし空海の死後の嘉祥2年(849年)から再び大江山に住みついたという。
安倍晴明によって拠点が判明し、995年に帝(一条天皇)の命を受けた源頼光によって征伐された。
この時、頼光らは山伏を装い、鬼を安心させるために人の血肉を共に喰らって安心させ、八幡大菩薩から与えられた「神変奇特酒」(神便鬼毒酒)という毒酒を飲ませ、寝込んだ酒呑童子の寝所を襲って首をはねた。
首だけになっても頼光に噛みついたとされ、首級は帝らが検分したのちに宇治の平等院の宝蔵に納められた。
関連項目
鬼の秘宝。
関連タグ
リンク
最終更新:2023年09月30日 01:41