Venomhag Abysal Scylla / ヴェノムハグ・アビサル・スキュラ
作品名:シルヴァリオ・トリニティ
使用者:アリス・リンド・L・ミラー、レイン・ペルセフォネ(界奏)
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詠唱 |
創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌く流れ星
海神の求愛など、知らない、見えない、聞こえない
無垢で可憐な少女の肢体に男の欲は重すぎる
魅了しながら抱かれぬなど、魔女の怒りを買うだけなのに
あなたはそれにも気づかない
いつまで子供でいるつもり?
波のように荒ぶる嫉妬──さあ、毒薬は垂らされた
心せよ、これより汝は半人半魔
爛れて穢れた美の残骸、輝く浜辺は過去のもの
悲劇を彩る渦潮として、船乗り達を誘いましょうや
ようこそ、涙の深海へ
超新星──妖しく貴い魔の妃よ、水淵紀行を綴っておくれ
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能力についての詳細
ステータス
基準値 |
C |
■■■■■■■ |
発動値 |
B |
■■■■■■■ |
集束性 |
D |
■■■■■■■ |
拡散性 |
B |
■■■■■■■ |
操縦性 |
A |
■■■■■■■ |
付属性 |
D |
■■■■■■■ |
維持性 |
B |
■■■■■■■ |
干渉性 |
C |
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水流操作
- 水分を操作する
- 維持性と拡散性の高さを利用した長時間に渡る広域展開が可能。
- ただの銃弾にさえ水を付着させることで威力を上昇させる。
それによって理解する。アリスが先んじて、傭兵たちの弾丸を自分
の水でコーティングしていたのだと。炸裂する水分子の衝撃でもん
どり打ち、俺は後方へ大きく吹き飛ばされた。
- 水圧差を混ぜ合わせることで手数を偽装できる
- 限界以上の手数を水圧差を弄ることで偽装し、防御を困難にする。
すなわち、水圧の差だ。
何百もの槍の内、本当に力を持っているのは恐らく二十や三十程度
だろう。他はすべてがこちらに無駄な消耗を促すための偽装だが、
しかしそれにも対応しなければ本命を見逃して致命傷を受けてしま
う。
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水の障壁 |
- ドーム状に障壁を展開する
- 超高速で水を循環させることで水圧カッターの防壁となる。
が、そちらへの対応もまた盤石。アリスの傀儡たる水は彼女を中
心としたドーム状に一瞬で展開され、鋼糸の先端を迎撃した。
超高速で循環する透明な紗幕は、水圧により鉄壁も同然と化す。
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水弾 |
たとえ微細な水滴とは言え、銃弾の加速に乗ったそれは鉄の剛性を
帯びている。幾千粒に拡散した水の散弾に切り裂かれ、アヤの肌が
血をしぶく。
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元ネタ
スキュラ(古ギリシャ:Σκύλλα,Skylla、ラテン語:Scylla)、スキュレー(古ギリシャ:Σκύλλη, Skyllē)
ギリシア神話に登場する怪物。その名は「犬の子」を意味する。
『オデュッセイア』などに登場する。
上半身は美しい女性で、下半身は魚で、腹部からは3列に並んだ歯を持つ6つの犬の前半身(または首から上)が生えた、奇怪な姿をしているとされる。
壷絵では剣を持った姿で表されることもある。
神話によると元々はシケリア島に暮らす一人のニュムペーであった。
ある日、魔女キルケーに愛される海神のグラウコスに求愛されてしまう。グラウコスの見た目にスキュラは逃げ出し、グラウコスは諦めきれず魔女キルケーに相談した。
スキュラよりも自分を選ぶようにキルケーは勧めたが、グラウコスは頑として聞き入れようとはしなかったためキルケーはスキュラに逆恨みした。
キルケーがスキュラが特に気に入っていた小さな入江に毒薬流してから呪文を唱えた後、何も知らないスキュラが入江にやってきて、いつものように水に入った。
スキュラは、キルケーの毒薬により、上半身は美しい姿のまま、魚の尾の下半身、6つの犬の頭と12本の犬の足を持つ姿へと変わってしまい、性格も凶暴なものへと変貌してしまった。
これによってグラウコスとキルケーは絶縁した。
関連項目
妖しく貴い魔の妃よ、水淵紀行を綴っておくれの能力分類。
関連タグ
リンク
最終更新:2020年10月21日 22:06