存在についての詳細
形容
- 世界樹の如き巻き付きあった九頭の大蛇
- 尾が大地を貫いて巨体を支えている。
- 全長数百メートルに達する。
九体の蛇の眷獣が絡み合い、全長数百メートルにも達する蛇の〝樹〟を作り上げているのだ。
広がる蛇の根と蛇の枝が、古城たちの立つ大地を完全に取り囲んでいる。まるで蛇の結界だ。
瘴気
ヴァトラーの眷獣が放つ瘴気が、結界の中に広がっていく。美し美しい黄金の瘴気に侵蝕され
て、古城の肉体が激痛に襲われる。雪菜は、神格振動波の結界を張り巡らせて瘴気に耐えてい
るが、吸血鬼である古城は、その結界の中に入れない。
元ネタ
アナンタ(Ananta)
インド神話に登場する龍王の一人。
名前は「無際限」または「永遠」を意味する。逸話からナンダ、ヴァースキと同一視される。
千の頭をもち、地下世界パーターラの地底界の最深部で世界を支えている原初の蛇アーディシェーシャの別名とされ、
シェーシャが自らの尾をくわえて輪の形になっている状態の時にアナンタの名で呼ばれると言われている。
アナンタはこの世が始まる以前、宇宙が混沌の海だった時に、ヴィシュヌがアナンタを船兼ベッドとして寝そべっていたとされている、
またこの世が終わる時、全ての生物が滅び去った時も、再び世界が創造されるまでの間、ヴィシュヌはアナンタの上で眠り続けるとされる。
関連項目
原初の蛇の種族分類。
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最終更新:2020年12月24日 01:19