作品名:Fateシリーズ
用語分類:種族分類
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する用語。
ブリテン異聞帯にある妖精を殺す毒を持つ生命。
基本的に生物を指すが、文脈的にモースの持つ呪いを指す場合もある。
詳細
創世期からの呪い
あれはモース。
もう語る事も、聞く事もできなくなった生命。
ただそこにあるだけで世界を汚す黒い藻―――
妖精を殺す、ブリテンの呪いです。
生態
『モース』は妖精たちにとっての天敵だ。
妖精は触られるだけで『モース』がこびりつき、
その妖精も『モース』になってしまう。
妖精だけがかかる病気のようなものさ。
- 知性がある
- モースたちが王をいただき、軍隊を組んで女王陛下と5の氏族を相手に戦争をした。
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ノリッジの大厄災 |
- 1000を超えるモースを引き連れたケルヌンノスの呪いの手
- 見ただけで妖精たちに異常を引き起こす。
- ゲーム内での必殺技が“おいで”なので精神死へ誘引しているとされる。
- 精神力を防御力に変えるキャメロットの壁など物理・精神を両立した防御に弾かれている。
白亜の壁が呪いの手をはじき返す。
キャメロットの壁はコイツには有効なのさ。
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モースの王 |
- モースたちが戴いた王で五つの氏族と何十年と戦えるだけの勢力を持った
- 人も妖精も襲わず、炎と雷と雨を生んで生まれた雷鳴や煙を好んだ。
- 魔力食いでもあったとされる。
- 嵐の王とも呼ばれたがモルガンがその名を口にする事を禁じた。
“王”はおかしな生態をしていたそうだ。
妖精を襲わない。人間を殺めない。
ただただ、炎と稲妻を好んだ。
どのようなモノでもいい。
燃やし、破壊し、その後に生じる煙を好んだ。
都市や森を焦土と化し、大地を燃やし、雨雲を呼んだ。
その雨雲から落ちる雷鳴を好んだ。
- 牙の氏族に討たれた際にブラックドッグ誕生の呪いを残した
- この呪いによって牙の氏族からブラックドッグとその王である『獣の厄災』が誕生した。
『大厄災』……魔力を食うモースの“王”は
『牙の氏族』の前に祓われた。
だが……“王”はその消滅の際、
『牙の氏族』に呪いを残したと言われている。
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モース人間 |
- モースの呪いを移された人間
- 本来は人間に移るものではないが、作中人物によって移るように改造された。
さっき屍人とか言っていたが、それは違う。
ブリテンに屍人はもうひとりしかいない。
コイツらはこの半年のオレの研究成果だよ。
モースの呪いを人間に移したらどうなるかってな。
- 人間爆弾として使用される
- モース人間は苦しんでいるため助けを求めて近くの人間に縋ってくる。
- モース人間に触れられるとモースの毒が移り、殺すと呪われてしまう。
近寄れば助けを求めて追いすがってくる。
触れたら毒が移る、殺しても呪われる。
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戦闘能力
基本能力
モース毒
- 生態としてある汚染を攻撃に用いる
- 牙の氏族、人間、妖精騎士、異界常識を持つ上級妖精と楽園の妖精以外は常に接触即死のリスクがある。
南部は頻繫にモースが出るので、
街の外に出られるのは力のある妖精だけ。
牙の氏族は“戦に死はつきものだ!”と
やせ我慢で少しだけ耐えられるそうですが、
私のように“異界常識”を持たない下級妖精は、
モースに触る事さえできないので……
硬皮
君はまだ体が小さいからね。
槍の重さだけじゃモースの皮は貫けない。
元ネタ
モース(ラテン語:Mors)
ラテン語で「死」を意味する語。
ローマ神話においては神格化されモルス(Mors)、あるいはレトゥス(Letus)やレトゥム(Letum)という「良い死(自然死)」の女神になった。
紀元前2世紀頃には畏敬を得ていたが次第にオルクスやプルートーと混同され、ギリシャ神話のタナトスとも同一視されるようになる。
病気の苦しみと穏やかな終わりを与える神であったが、キリスト教がローマ帝国に普及すると次第に忘れられていったという。
フロイト心理学としてのタナトス、デストルドー(destrudo)
フロイト心理学において「死への欲動」というエロス(生の欲動)と共に語られる。
死にたいという気持ちであり、内向的な攻撃性を示す。エロスの「生きたいという気持ち」と葛藤することが生であるという考えがある。
関連項目
殺す対象
モースの根源。
関連タグ
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最終更新:2025年01月07日 22:54