不変なる正義もたらす絶対悪

アンラ・マンユ
作品名:黒白のアヴェスター
使用者:ナダレ(= シータ)

神座万象シリーズに登場する能力。
戒律の一つ。
真なる魔王として務めを果たすという誓約に対して運命を狂わせる崩界を使う能力。




能力についての詳細

誓約

  • この世全ての悪・不条理を体現する魔王になる
    • 全ての障害の化身として立ちはだかる存在として振る舞うという誓い。
 この世すべての不条理を体現する者。新しい世界に至るため、障害の化身として立ちは
だかる究極の絶対悪。
 それこそナダレが夢と奉じ、求める理想の姿だった。

運命操作

  • 相手の運命を崩す崩界を使う
    • 相手は自然と思ったような行動ができなくなり四肢から指、視線や血流に至るまでバラバラになりだす。
      • 自然に起きるため異常の起源すら理解できず何が起きているかも気づけない。
      • 突破するには広範囲破壊や軍勢の展開が適切。
 技の名を告げ、威力はついに頂点へ達した。マグサリオンの四肢から指、視線の向きや
血流に至るまで、意思とはまったくばらばらのベクトルに暴走を始める。
 それは有り体に言うと、運勢の操作だった。敵にとっての想定外──決まったと感じた
攻撃がなぜか外れ、避けたと確信した反撃を受けてしまうというような、稀に起こり得る
偶然を百発百中の必然に変えている。
  • 相手の力量次第で不条理の度合いが変化する
    • 強者ほど崩界に反発するためかえって不自然な理不尽が起きる。
      • 求道神クラスとなると使用者もどんな不条理が起きるのか分からない。
      • 生理反応や思想が狂いだしたり、唐突に心臓が止まるなど。
 つまり、相手の力量次第で起こる不条理のレベルが変わる。対象が神の触覚に劣る者な
ら自然な不運に留まるが、そうでなければさらに出鱈目な事態が展開するのだ。


使用者との関連性

大義式戒律との併用

  • ナダレにする大義式戒律と合わさり求道神としての性質が更に深まっている
    • 新世界を生む行いは善悪闘争の終焉を意味するため破戒するが、真我も新世界を求めているため破戒しない。


元ネタ

アンラ・マンユ(アヴェスター語:Angra Mainyuアフレマン
ゾロアスター教に登場する悪神。善神霊スプンタ・マンユおよび主神アフラマズダに対抗する「悪」の創造神。
『ヴェンディダート』によるとアフラマズダの創造に対抗して冬、蠅、毒草、病気、不信、最強の殺戮者として竜を作りだしたという。
異名 意味
ドゥシュクワルナフ 悪光輪者
ドゥズダエーナ 悪我者
ドゥズダー 悪考者
ドゥズダーマン 悪思者
ドゥズワルシュターワルズ 悪行者
ポル・マハルカ 多殺者
マルヤ 悪漢
ウィースポー・マハルカ 全死者
スクタラ 不明
ガナーグ・メーノーグ 破壊霊



関連項目

不変なる正義もたらす絶対悪の能力分類。

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最終更新:2023年04月05日 20:11