アイオーン(神座万象シリーズ)

アイオーン
作品名:黒白のアヴェスター
用語分類:種族分類、能力分類

神座万象シリーズに登場する用語。
指揮官のイメージを下地に召喚される仮想存在、あるいはそれを生み出す能力のこと。



詳細

過去に存在した命の再現

  • 過去の生命を再現者の認識で作り出す
    • 人だけではなく草木までも再現できる。
    • 再現者の認識や性質に合わせて能力や特性も変換される。
      • 再現者(指揮者)の認識が甘いと姿は同じでも中身の異なる人物が現れたり、
        実物とはかけ離れた戦闘力を持ちうる。
 溢れる百貌が神座を埋め尽くさんばかりに膨れ上がった。それは今まで生滅したありと
あらゆる命の再現。名もなき老若男女はもちろん、草木の一本まで例外はない。
 数に漏れはなく、その全員が在りし日の姿を留めていた。にも拘わらず蘇生や復活と感
じないのは、やはり中身が異なるためだろう。これほどの量をそろえながらも完全な複製
が皆無なのは、相互理解の断絶度合いを寒々しいほど表している。


永劫の輝き

ワルフラーンの再現したアイオーン

  • “零”の視点を持つため“零”特効であるが再現性も甘い
    • ワルフラーンが“零”の視点を持つゆえに神座世界の人物をうまく認識できない。
「あんたは”零”を知り、答えを得た。自ら下に降りられないなら、逆に引っ張り上げれ
ばいい。そのためのアイオーンだ」
〝みんな〟を自分の側に生まれ変わらせる召喚。物語の喩えに倣うなら、絵本の登場人物
たちを現実に持ってくる選択だ。これも孤独の払拭には違いなく、"零"と戦う万神軍を動
かせば己の才と属性をワルフラーンはもう恥じなくていい。手足を動かすのと変わらぬ次
元で、誰より優れている彼はできることをやればいいのだ。


元ネタ

アイオーン(古代ギリシャ語:αἰώνaiōn、ラテン語:eon、英語:aeon
古代ギリシア語で時代や世紀、人の生涯といった特定の期間を指す語。
さらに神格化され「(永遠という意味での)時間の神」とされた。
またキリスト教グノーシス主義にも取り入れられその神話において
「至高者」と呼ばれる善なる創造神の眷族神がアイオーンと呼ばれる。
地質学においては時間の単位として使われ、eon は10億年と定義される。
単位記号はAE。たとえば、地球の年齢は 4.6 AE となる。



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最終更新:2023年05月01日 23:49