泡影の魔眼

作品名:ロード・エルメロイの事件簿
使用者:カラボー・フランプトン

奈須きのこ作品に登場する能力。
魔眼の一つ。ランクは宝石。
過去を観測し現在に浮かび上がらせる魔眼




能力についての詳細

過去の再現

  • 過去の出来事を泡のように浮き上がらせる
    • 視るだけに止めることも可能。
    • 再現可能な事象には制限があるとされる。
「カラボー様のご自覚はなかったようですが、『宝石』の位階に達するでしょう。我らが
オークションの目玉商品にふさわしい。とっくに終わったはずの過去の影を、現在へ泡の
ように浮かび上がらせる──泡影の魔眼とでも名付けましょうか」

解明

  • 過去の情景から道具の力を引き出す
    • モノに宿った歴史からそれの真の力を見出だす。
 だって、カラボーは最果てにて輝ける槍から十三拘束だって読みとったのだ。だったら、
イスカンダルの聖遺物から過去の影武者が見えないとは思えない。あれだけ巧妙に計画を
練っていたハートレスならば、当然それぐらいは確認するだろう。

二重現象(ドッペルゲンガー)による因果逆転

  • 過去の事実を浮かび上がらせて現在に押し付ける
    • 物を切れば斬ったという結果が残り、それを浮かび上がらせることで現在あるものを斬る。
      • 結果が決定しているのでいかなるモノだろうと抵抗できない。
 斬ったという事実が過去から浮かび上がってくる以上、一度斬撃の範囲に入ってしまえ
ば、霊体でも物質でも防御不能。いくらフェイカーの戦闘力が人間を遥かに超越してると
はいっても、ある種の二重現象といえるこの攻撃を、いつまでもかわしきれるものではな
かった。


使用者との関連性

制御不能

  • 過去の情報を無理矢理流し込まれる
    • 過去視の特性により現実での実感が薄くなる。
「たとえば、脳髄だけを引きずり出して、古い白黒フィルムと一緒に溶液にでも漬けられ
るようなもんだ。その世界には眼球なんてないのに、情報だけは好き勝手に侵略してくる。
そうだな。フィルムの中の登場人物に乗り移るような感じか。その視点の情報を一気に流
し込まれてる俺と、あくまで外部からフィルムを見ている俺が、同時に存在してる。わけ
がわからないかもしれないが、実感としてはそんなもんだ」



関連項目

泡影の魔眼の能力分類。

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最終更新:2023年07月13日 00:18