能力についての詳細
過去の再現
- 過去の出来事を泡のように浮き上がらせる
- 視るだけに止めることも可能。
- 再現可能な事象には制限があるとされる。
「カラボー様のご自覚はなかったようですが、『宝石』の位階に達するでしょう。我らが
オークションの目玉商品にふさわしい。とっくに終わったはずの過去の影を、現在へ泡の
ように浮かび上がらせる──泡影の魔眼とでも名付けましょうか」
解明
だって、カラボーは最果てにて輝ける槍から十三拘束だって読みとったのだ。だったら、
イスカンダルの聖遺物から過去の影武者が見えないとは思えない。あれだけ巧妙に計画を
練っていたハートレスならば、当然それぐらいは確認するだろう。
二重現象による因果逆転
- 過去の事実を浮かび上がらせて現在に押し付ける
- 物を切れば斬ったという結果が残り、それを浮かび上がらせることで現在あるものを斬る。
- 結果が決定しているのでいかなるモノだろうと抵抗できない。
斬ったという事実が過去から浮かび上がってくる以上、一度斬撃の範囲に入ってしまえ
ば、霊体でも物質でも防御不能。いくらフェイカーの戦闘力が人間を遥かに超越してると
はいっても、ある種の二重現象といえるこの攻撃を、いつまでもかわしきれるものではな
かった。
使用者との関連性
制御不能
「たとえば、脳髄だけを引きずり出して、古い白黒フィルムと一緒に溶液にでも漬けられ
るようなもんだ。その世界には眼球なんてないのに、情報だけは好き勝手に侵略してくる。
そうだな。フィルムの中の登場人物に乗り移るような感じか。その視点の情報を一気に流
し込まれてる俺と、あくまで外部からフィルムを見ている俺が、同時に存在してる。わけ
がわからないかもしれないが、実感としてはそんなもんだ」
関連項目
泡影の魔眼の能力分類。
関連タグ
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最終更新:2023年07月13日 00:18