我々はもとより人間の精神活動の歪みとして生まれ、
名称と能力を獲得した魔神を束ねた群体。
私は初めから超越者であり、
我々になった時、全能の力と視点を得た。
哀れだな。時代の先端に居ながら、
貴様らの解釈はあまりに古い。
七十二柱の魔神は受肉し、新生した。
だからこそあらゆる時代に投錨する。
魔神どもはこの星の自転を止める楔である。
なぜなら、あれがおまえたちだ!
地球上の全エネルギーを集めたものがあの光帯だ!
人理定礎を破壊し、人類史の強度を無にし、
我らの凝視で火を放つ!
炎は地表を覆い、あらゆる生命を、文明を燃やし、
残留霊子として摘出される。
聖杯はその空間における魔力の使用方法を定める法だ。
まあ、世界のルールと思っていい。それは本来カタチの
ないものだが、レフは結晶化して所有していた。
ああ、『七十二柱の魔神』という使い魔はそれ自体が
一つの術式、一つの概念なんだ。
彼らは常に七十二柱いる事が前提条件となる。
彼らが自らを魔神と語る以上、どのようなカタチであれ
ソロモンの周囲には常に七十二の柱が存在するんだ。
変貌後の名前 | 影響を与えた人物 | 詳細 |
聖杯を所有する女王メイヴ | 二十八体の魔神柱を『二十八人の戦士』という枠組みに押し込んで召喚。 | |
アモン・ラー | 聖杯を所有するオジマンディアス | アモン・ラーの名前を当てて神霊を降ろした魔神柱。 大複合神殿内部では常に魔力が供給されて回復しつづける。 |
人理昇天式 | 殺生院キアラ | 無限に等しい数の『名も無い無個性の魔神柱』。 キアラが魔神柱ゼパルを吸収して体内で飼育した事で、魔神柱を支配・養殖・使役する。 |