扶桑樹(奈須きのこ作品)

作品名:Fateシリーズ
使用者:始皇帝(中国異聞帯のみ)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する道具。
古代中国の仙界に生えていた生命の情報を蓄えた樹
汎人類史では既に失われている神秘とされる。
異聞帯の秦では始皇帝がこれを発見し、医学の発展に繋げた。




道具についての詳細

来歴

  • 仙界の樹木
    • 汎人類史では既に失われている。
汎人類史では失われた神秘、
今さら素材の調達は不可能でございましょう?
*1
  • 中国異聞帯において始皇帝が発見し、持ち帰った
    • すでに機械の体を得ていたため、医学の発展に用いられた。
神仙の秘密がこの地上に具現化した存在、
あらゆる生命の神秘を秘めた智の宝庫であったと聞きます。
かつて陛下が不老不死の秘技を求め仙界を探索した、
その成果です。
*2

情報樹

  • 生命の情報を保持している樹
    • 情報量は樹木内部の別次元に入れられている。
秦良玉は言っていた……
扶桑樹はあらゆる生命の神秘を収納した宝庫だと。
そもそもそんな厖大な情報量が、
ただ一本の樹木に収まりきるわけがない。
仙界の神樹……
さては内部に独自の次元を畳み込んでいたのか……
*3

生化学への応用

  • 始皇帝は麦の遺伝子改造や薬などに使い、人々から病の苦しみを抜き去った
    • 老衰時は安楽死にも使われた睡眠薬(ペントバルビタール)の数千倍相当の薬効で安楽死させる。
向精神薬としての作用はむしろ副次的なものでしかない。
本命とも言える薬効は免疫力の向上。
いや、強化と言った方がいいな。
劇的な効能がある一方で、服用者への負荷は、
ある条件を満たさないかぎり皆無に近い。
明らかに現代医薬の域にはない。汎人類史の魔術でも、
ここまで効率的な薬物を調合するのは至難の業だ。
*4


元ネタ

扶桑樹
古代中国の地理書『山海経』に記述された東海中から海上に伸びる伝説上の巨木のこと。
東方の海中に黒歯国があり、その北に扶桑という木が立っており、10の太陽が水浴びをしているとされ、この木を太陽が昇って日の出になるとされていた。
9の太陽が下の枝、1つの太陽が上の枝にあると記述されている。


関連項目

扶桑樹から抽出される毒薬

関連タグ


リンク

最終更新:2025年01月04日 00:38

*1 Fate/Grand Order 人智統合真国シン 第12節

*2 Fate/Grand Order 人智統合真国シン 第7節

*3 Fate/Grand Order 人智統合真国シン 第16節

*4 Fate/Grand Order 人智統合真国シン 第8節