スルーズ・ワルキューレ
作品名:
Dies irae
使用者:ベアトリス・バルトルート・フォン・キルヒアイゼン、藤井蓮
神座万象シリーズに登場する武器。
聖遺物のひとつ。形状は宝剣。
ザクセン選帝侯、フリードリヒ三世が保管していた宝剣。
雷の特性を有し、帯電する剣。
作中の人物は皆、武装具現型で使用している。
武器についての詳細
来歴
- ザクセン選帝侯フリードリヒ3世の宝剣
- 神話の武器ではないが、聖遺物コレクターが持っていたという経歴から強い霊格を得た。
- ドイツ革命後に流出したが後に回収されてエレオノーレに渡されるはずだった。
- エレオノーレの部下である証としてベアトリスが強い希望したためベアトリスに譲渡されている。
雷神トールの娘、戦乙女スルーズの剣。
伝説通り神話の武器というわけではないが、聖遺物のコレクターとして知られるザクセン選帝侯フ
リードリヒ3世の宝として、長らく保管されていたがゆえに強い霊格を持つに至る。
第一次大戦中にドイツ革命によって流出し、アーネンエルベ局がこれを回収。ザクセン候はエレオ
ノーレの主筋であったため、当初は彼女に贈られる予定だったが、ベアトリスの強い希望によってそ
ちらのもとへ。
雷神の聖剣
- 全聖遺物の形成位階中最速
- "雷"の特性を持つ聖遺物であるため、雷速の剣舞が可能。
走る聖槍の切っ先よりも、雷神の加護を受け戦姫の剣が僅かに速い。
なぜなら迅雷に至るその速度は、単純な意味において黒円卓最速だ。
敵に合わせて無限の速度を発揮するシュライバーを除外すれば、時間停滞
を行う蓮以外にベアトリス・キルヒアイゼンの剣舞を凌ぐ者など存在しな
い。
- 帯電している
- 使用者のコンディションに沿って雷撃を纏う。
- 纏う雷気によって強さが変動する。
よって自分は、その存在を許さない。凛冽な剣気が昂ぶり雷気となって、白
刃を研ぎあげるかのように帯電する。
(中略)
雷撃を纏った戦姫の剣は、最大出力で空中戦艦すら両断する。
使用者との関連性
- あらゆる聖遺物を操ることができるため使用可能
- 聖遺物ごとに異なる渇望を使い分けて"創造"ができる。
元ネタ
スルーズ(古代ノルド:Þrúðr 独:Thrud)
北欧神話に登場する戦乙女(ヴァルキュリア)の一人。
トールとシフの娘。名は「強き者」と言う意味。
ワルキューレ(独:Walküre)
北欧神話のワルキューレ
戦場において勝利をもたらし、死した英雄・勇士をエインフェリアといて死後世界のヴァルハラへ送る戦乙女
ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』にも登場する。
関連項目
戦雷の聖剣の武器分類。
関連タグ
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最終更新:2020年04月20日 13:57