作品名:Fateシリーズ
使用者:殺生院キアラ(=真性悪魔/随喜自在第三外法快楽天)、岸波白野、
ビーストⅢ/R(= ヘブンズホール/須弥霊掌快楽天魔法菩薩)
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する道具。
コードキャストのひとつ。
対象の電脳体に侵入し、精神と魂を読み取るためのハッキングコード。
相手を全て受け入れる行為であり、対象に与えられる多幸感は既存の電脳ドラッグを上回る。
またビーストⅢ/Rの場合、
五感のいずれかで自分を美しいと感じた者を強制的に使徒化するスキルと化している。
道具についての詳細
来歴
- 密教修法をアレンジして作られた医療ソフト
- メンタルケア
という名の快楽搾取を目的とした霊子電脳体へのハッキングコード。
殺生院キアラが開発した医療ソフト。
詠天流の密教修法をアレンジして作られた、霊子化
電脳体へのハッキングコード。
メンタルケアを目的として開発された電脳術式だ
が、人権を侵す危険性をふくんでいる事からキアラ自
身の手で封印された違法プログラム。
精神と魂の読み取り
- 相手の全てを受け入れる
- 侵入した電脳体から相手の精神と魂を読み取り受け入れる。
他者の電脳に侵入し、交信・感応から、その精神と
魂とを自在に読み取る。
いってしまえば電脳世界での裸の付き合いで、文字
通り、術者は相手のすべてを受け入れる事になる。
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ヴィーナス・スタチューの攻略 |
- 物理破壊不可能な絶対防壁の内部へ侵入できる
- ヴィーナス・スタチューの核となっている者の心に降りられるということ。
- ヴィーナス・スタチューの核となっている者とBBとの接続を解除する唯一の術。
しかし心の専門家であるキアラの秘術によって『内
部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵
のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちして
しまった。
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危険性
- 電脳ドラッグを上回る快楽
- 意志力の弱い者が使用した場合、現実から逃避し続けてしまう。
医療目的で開発されたものの、皮肉な事にその多幸
感、安心感はあらゆる電脳ドラッグを上回っており、
自我が薄いもの、意思が弱いものがこれを使用すると
苦界……現実に戻る事を放棄してしまう事例が多発。
使用者との関連性
殺生院キアラの場合
- 万色悠滞で快楽を貪る魔性の女
- 人を快楽に溺れさせ、他人の全てを食い潰していた者。
『快楽』を優先する自己愛の塊。
その過程で他人の人生を利用・食い物にし、破滅さ
せる人畜災害。
この女を知った人間はまず彼女の聖母の如き慈愛に
ふれ、魅了されたように入信。
その後、彼女に愛されたいあまりに自己の欲望のみ
をひたすら追及して痴態を晒すが、欲望を満たせば満
たすほど薄くなってしまうもの。
薄くなった快楽をこの女は好まない。
信者たちはこの女に関心を持ってもらえなくなり、
「もう愛してもらえない」という絶望から命を断って
いく。被害者は体も資産もまるごと食い物にされる訳
である。
ビーストⅢ/Rの場合
- 強化された魅了の権能
- 五感のいずれかで自分を美しいと感じた相手を“使徒化”して支配する。
究極の“魅了”であり“使徒化”の力。
ビーストとなってからその力はより強大なものとなった。
頭に魔羅(獣の冠)を戴き、天魔(魔性菩薩)となったキアラの美しさは見る者の正気・理性・倫理を揺さぶる。
キアラを見つめたもの、あるいはキアラを見たものはその時点で“己”を保てるかどうか、チェックしなければならない。
『SAN値セーブ』ならぬ『キアラ値セーブ』である。
視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚。そのすべてにそれぞれセーブがなされ、少しでもキアラを“美しい”と感じてしまった
時点でアウト。
その者は己を見失い、軽い眩暈に襲われた後、気がつかないままキアラの信者となってしまい、既に菩薩の手のひらの
上に立っている。
関連項目
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最終更新:2019年02月22日 19:56