作品名:相州戦神館學園 八命陣
使用者:百鬼 空亡
相州戦神館學園シリーズに登場する能力。
使用者が
廃神として使う
邯鄲法の能力。
龍脈の力を使って空間ごと震動させて破壊する大震災。本震は宇宙規模の破壊を撒き散らす。
能力についての詳細
空間震
- あらゆるものを空間単位で力任せに破壊する震動
- 大質量で空間ごと消し飛ばす破壊。
- 空間ごと押し流すため、震源である使用者に近づくことすら超困難。
封縛と共に今まで自分が重ねていた弱体化の仕込みも、一切まとめて消し飛ばされ
た。絶え間なく震動する破壊を前に、空は亀裂が走っているようにさえ見えてくる。
誘引
地脈は病んでいるし狂っているが、その機能までも失っているわけでは決してな
い。今も流れが生きている以上、空亡の視界に入った者は問答無用でこの八幡宮まで
引き摺り込まれる。
それはさながら蟻地獄のように、大地に訴えた強制的な場の転移が生じるのだ。病
んだ龍脈が蜘蛛の巣の如く、網が張り巡らしていると言っていい。
使用者との関連性
黄龍の廃神
- 具象化した地殻運動そのもの
- 接近は地殻運動のエネルギーを直接浴びることに等しい。
重ねて言おう、これは龍だ。人ではない。
鱗は岩盤であり、顎門は地の裂け目、咆哮は界を揺るがす震災である。
いわば具象化した地殻運動エネルギー。それを殴りつければ、砕けるのは人の腕
だ。
いま空亡は、間違いなく快楽に溺れている。溜めに溜めて放たれた魔の震災
は、あの龍にとって身を苛む膿や毒血の放出に他ならない。
段階的強化
何だあれは、どうなっている。記憶にある空亡をこれは遥かに凌いでいるのだ。
かつて見た規模を千とするなら、これは億か兆の類。人の身である十や二十で太刀
打ちできるものではない。
元ネタ
勾陳
陰陽道の占術に登場する象徴体系「十二天将」のひとつ。勾陣とも呼ばれる。
土神であり、凶将。十二支では辰、十支では戌を司る金色の蛇で、京の中心の守護を担うとされる。
黄龍(中国語:黃龍,黄龙、ピン音:huánglóng)
中国の伝承や五行思想に現れる黄色(黄金とも)の竜。
四神の中心的存在。中央を守るとされる。(五行説で黄は土行であり、中央を守る。)
黄金の龍ということから十二天将勾陣(こうちん)と同一視・混同されることもある。
関東大震災
1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒、神奈川県相模湾北西沖80kmを震源として発生した
マグニチュード7.9の大正関東地震による震災。
神奈川県・東京府を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸に広い範囲に甚大な被害をもたらし、
日本災害史上最大級の被害を与えた。
190万人が被災、10万5千人余が死亡あるいは行方不明になったとされる。
建物被害においては10万9千余棟が全壊、火災により21万2000余棟が全焼した。
振動による建物の倒壊のほか、液状化による地盤沈下、崖崩れ、沿岸部では津波による被害が発生した。
『相州戦神館學園 八命陣』の元ネタである帝都物語も関東大震災を引き起こす魔人との戦いとなっている。
関連項目
使用者の種族分類。
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最終更新:2015年02月05日 22:02