管狐(召喚学園の魔法史学)

作品名:召喚学園の魔法史学
使用者:御堂 桜子、三代目

召喚学園の魔法史学に登場する存在。
幻獣の一つ。
人に憑依して正気を奪い操る
術者に憑依した場合は超人的な身体能力を獲得する




存在についての詳細

形容

  • 下半身が尻尾の狐
    • 蛇みたいにニョロニョロする。
 三角耳に突き出た鼻面、茶ともオレンジともつかない体毛。どこを取ってもイヌ科キツネ属
だが、サイズ以上におかしなことに──下半身がなかった。
 いや、ないというか、下半身全体が蛇の尾のようににょろにょろしているだけなのだ。キツ
ネの幽霊か何かかと首を傾げていると、花菱が声を張り上げた。

憑依

  • 人に憑依して正気を奪い、操る
    • 肉体的に頑強になり、強打を受けても立ち上がる。
「今の幻獣だよな?」「うむ。人に取り憑いて正気を失わせる魔物だ。異常な打たれ強さも、
あれに憑かれているせいだろう。いわゆるキツネ憑きというヤツだな。それにしても……」


使用者との関連性

身体強化

  • 自身に憑依させて超人的な身体能力を得る
    • 犬歯が伸びたり、三角耳が生えるなど容姿も変化している
 桜子の周囲で風が渦を巻き、彼女の身体からローブを剝ぎ取った。キツネに憑かれた影響か、
桜子の髪は燃えるように輝いていた。腕の傷が見る見る塞がり、鋭く伸びた犬歯が唇から覗く。
頭からは、三角耳まで生えてきた。
  • 妖気を集束させて光線を打ち出す
    • 本人の才能が高い証らしい。
「体内を巡る管狐の妖気をサーベルに伝わせ、一気に放出したのだ。気の扱いというのは、セ
ンスが問われるぞ? 剣術自体もかなりのものだし、確かになかなかの使い手と言えるな」


元ネタ

管狐
日本の伝承に登場する妖怪。別名「飯綱」
竹筒の中に潜む妖怪であり、人に使役されるもの。
使役者の命に従い、憑りついて呪う。


関連項目

管狐の種族分類。

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最終更新:2019年01月03日 01:02