はじまりの詩
月の大きな明るい夜。
雲ひとつなく、一面の星空が世界を見守っている。
昼は灼熱の太陽が照りつける砂漠の町も、
夜には一転して、突き刺すような澄んだ寒さに包まれる。
空の彼方から、星々が眩しい光を投げかけて。
モロクの夜に響く、冒険者達の笑い声に耳を傾けていた。
その日、モロクの街のとある建物では、
数名の冒険者が集まっていた。
縁あって知り合った、これからともに冒険する仲間。
初めに皆に声をかけた、銀髪の女性が中心となって、
ささやかな、顔合わせの食事会が開かれていた。
最終更新:2009年01月25日 00:07