「ボクも荷物を置きに行ってくるね。師匠達ももうすぐ帰ってくるよ」
マルーも席を外し、残っていたタツミがスラッシュの相手をする。
「明日行くダンジョンって、ウィスパーが出ませんでしたっけ?」
「いるらしいね。魔法じゃないと倒せないから、たっちんが頼りだね」
「ふふふ、新しい魔法を覚えてみたので任せて下さい」
「お。それは心強い」
元々ウィスパーを狩ってみたかったのだが、攻撃魔法でないと倒せない。
それでスラッシュが提案した場所がスフィンクスダンジョンだった。
「属性武器でもあれば、私も相手をしてみたいんだけど・・」
無い物は無く。残念そうにスラッシュが溜息を吐いた。
話していると、戸口の方からパタパタと複数の足音がきこえてきた。
師匠達が帰ってきたのだろう。
「ジル兄にきいたけどスラさんがきてるんだって?」
ひょっと、ドアの影から師匠が顔を出した。次いでエルクも姿を現す。
「スラ師匠、こんばんわ~」
「二人とも、こんばんは」
スラッシュが軽く手をあげて挨拶を返した。
最終更新:2009年01月30日 21:53