「それじゃ、パーティ名は何にしようかな?」
町の門が見えるぐらいに離れた木陰で、
地べたに腰をおろしながら、まずリンファから声をあげた。
「何がいいかな?」
「どんな感じの名前にしようか?」
「う~ん……」
他の3人もうんうんうなりながら考える。
これから先、ずっと使う名前になる。
できれば4人ともに、気に入った名前にしたい。
「格好いい名前がいいな~」
リンファがそう言った。
他の3人も頷く。
格好いいと言っても、受け取り方は人それぞれなので
まずはリーダーであるリンファの意見をきいてみた。
「例えばどういう風な?」
よくぞきいてくれました!とばかりに、
リンファは目を輝かせながら
「腕ひしぎ逆4文字がためとか?♪」
「………………。」
「そ、それは…………」
「……ねぇよっ!」
予想外に反対の声がでたので、
リンファが軽く驚きながら
「そう? ダメ?」
格好いいのに、とこぼしている。
どうやら本気で言っているらしい彼女に、
「その名前はなんなんだ?」
「プロレス技だよん♪」
「それはわかるが、もっと普通の名前があるだろっ!」
呆れつつ、ジーベルが頭を抑えながら抗議した。
最終更新:2010年03月17日 19:01