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代名詞の用法

ケデルドには12種類の代名詞(一人称、二人称、三人称、近称、中称、遠称、疑問(人)、疑問(物)、疑問(選択)、四人称、関係、虚辞)が存在する(そのうち増えるかも知れない)。
代名詞の語形変化については以下を参照。

一人称 私(話者自信) Teske=list nec milelbas=qilezas. 私はこのリンゴを食べる
二人称 君、あなた(会話相手) Teske=list tec milelbas=qilezas. 君はこのリンゴを食べる
三人称 彼、彼女(第三者) Teske=list est milelbas=qilezas. 彼はこのリンゴを食べる
近称 この人、これ(近くのもの) Teske=list qez milelbas=qilezas. この人はこのリンゴを食べる
中称 その人、それ(少し離れたもの) Teske=list den milelbas=qilezas. その人はこのリンゴを食べる
遠称 あの人、あれ(遠くのもの Teske=list dett milelbas=qilezas. あの人はこのリンゴを食べる
疑問(人) 誰(不明な人間) Teske=list men milelbas=qilezas? 誰がこのリンゴを食べるの?
疑問(物) 何(不明な人間以外。動物にも用いる) Teske=list mef milelbas=qilezas? 何がこのリンゴを食べるの?
疑問(選択) どれ(複数のものの中からの選択) Teske=list ment milelbas=qilezas? どれがこのリンゴを食べるの?
四人称 人、誰か、何か、アレ(詳しくは後述) Teske=list fey milelbas=qilezas. 誰かがこのリンゴを食べる
関係 関係文を作る Teske=list nec, lem teske=lit milelbas i, milelbas=qilezas. リンゴの好きな私は、このリンゴを食べる
虚辞 一般名詞に接続(詳しくは後述) Teske=list heyl=sec milelbas=qilezas. 犬はこのリンゴを食べる

二人称、三人称、疑問(人)、疑問(物)についての解説は省略。

一人称現在単数代名詞necは、主語の時常に省略することが出来る。

近称、中称、遠称、疑問、虚辞代名詞は、名詞に接続する際、=で繋がなければならない。

近称、中称、遠称、疑問(選択)代名詞は、形容詞的扱いも出来、その場合はそれぞれ「この、その、あの、どの」と訳す。
  • Teske=list heyl=ment milelbas=qilezas.(どの犬がこのリンゴを食べるの?)

これは普段は名詞に接尾するが、形容詞などで修飾された名詞に接続する場合、接頭する。
  • Teske=list sec=heyl jimpi milelbas=qilezas.(大きな犬がこのリンゴを食べる)

近称代名詞は距離・時間・心情的に近いもの、または自分に属するもの、中称代名詞は距離・時間・心情的に近くはないが遠くもないもの、または相手に属するもの、遠称代名詞は距離・時間・心情的に遠いもの、または自分にも相手にも属さないものをそれぞれ指す。

四人称代名詞は、一人称でも二人称でも三人称でもないものを表す。即ち、(一般的に)人・人間、不定のもの(誰か、何か)、特定のものを明示したくない場合、またはことわざ・格言・一般的な事柄などにも用いる。
  • Teske=list fey milelbas=qilezas.(人はこのリンゴを食べる)
  • Teske=list fey milelbas=qilezas.(誰かがこのリンゴを食べる)
  • Teske=list fey milelbas=qilezas.(何かがこのリンゴを食べる)
  • Teske=list fey milelbas=qilezas.(アレはこのリンゴを食べる)
以上の文はどれも原文は同じだが、それぞれどの訳もあり得る。
  • Teske=eret fey ernaxo'.(人はすべての夜に眠る=夜、人は眠るものである)
  • Teske=xebnws fey nilec.(もしも誰かが私を手伝えばなぁ=誰か手伝ってくれないかなぁ:人の目の前で言うことで手伝いを催促)
このような文章にも四人称代名詞を使用する。

虚辞代名詞は、一般名詞が主語の際、その名詞に接尾、場合によっては接頭する(上述)。
ケデルドでは代名詞が時制の役割を果たしている。
そのために、例えば、
  • Teske=list heyl=sec milelbas=qilezas.(犬がこのリンゴを食べる)
  • Teske=list heyl=sacal milelbas=qilezas.(犬がこのリンゴを食べた)
このような文章があった場合、虚辞代名詞がなかった場合、現在のことか過去のことか未来のことか、判別がつかなくなってしまう。
それを防ぐために虚辞代名詞で時制を明示する。
なお、指示代名詞などで名詞が規定されている場合、虚辞代名詞を用いる必要がないため、これを用いない。
  • Teske=list heyl=qez milelbas=qilezas.(この犬がこのリンゴを食べる)
最終更新:2012年06月18日 20:03
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