タブンネ保育園(後)

ズルズキン「それでは、お待ちかねの罰ゲームズル~!
まずは、「タブンネちゃんのわんわんパニック」ズル!」
ルールは簡単、柵の中で子タブンネ10匹がワンワンから逃げ回るという種目だ、制限時間は20分間
タブンネ達はすでに柵の中に入れられ、恐怖で震えている
エルレイド「それではわんわん達、出ておいで!」
エルレイドの号令とともにわんわんたちが設置された20メートル四方の柵の中に飛び込んできた
ヘルガー「ワンワン!」グラエナ「ワンワン!」
ルカリオ「ワンワン!」ゾロアーク「ワンワン!」
コジョンド「ワンワン!」
ズルズキン「若干わんわんと呼べるか微妙なもいますが精悍なわんわん達ズルね~、それでは、よーいスタート!」
スタートとともにとてとてと必死で逃げ回るタブンネ達そこにわんわん達が一斉に襲い掛かる
子タブンネ1「ミギュウウウウウ!やめてミィ!やめてミィ!」
グラエナ「ガウウウウ!伸びるぜ!伸びるぜ!!」
グラエナは子タブンネの腹に噛みつき食い破って、腸を引っぱり出した
子タブンネは白眼を剥いて赤い泡を吹きながら血まみれで転げまわっている
ヘルガー「ハッハッハ!グラエナよ、モツは生だと腹壊すぜ!」
ヘルガ―は飛び出した腸に向かって火を吐いた、あたりに香ばしい臭いが立ち込める
子タブンネ1「ミヂィィッィィィィ!」
ヘルガー「うまそうじゃねぇか、!おい、お前食ってみろよ!」
タブンネ2「ミィ・・い、嫌だミィ!」
グラエナ「じゃあ俺がお前を食っちゃうぞ♪」
子タブンネ2「ミギュウ!」
グラエナは子タブンネの頭に噛みつき、一気にごきりと頭蓋骨を噛み砕いた
子タブンネは倒れて気が狂ったようにじたばたと手足を動かしている
ヘルガー「お前はどうだ?」
タブンネ3「たべますミィ!たべますミィ!」
子タブンネは涙目で地面に這い、生焼けの腸をずるずると食べ始めた
ヘルガー「ホラホラホラ残さず全部食べろよ!」


ヘルガ―とグラエナが苛めてる裏でルカリオとコジョンドは子タブンネをサッカーボールのように蹴り回していた
コジョンド「ホーッホッホッホ!もう逃げないざんすか?」
ルカリオ「うわっ、片目飛び出てるw気持ち悪っ」
タブンネ4「ミ・・・ミ・・・」
タブンネ5「おねがいミィもうやめてミィ!オボンのみあげるからミィ!ゆるしてミィ!」
ルカリオ「ならこれで最後だ!」
ルカリオはスカイアッパーで2匹いっぺんに上空に叩き上げるとコジョンドと一緒にジャンプした
コジョンド「行きますわよルカリオ!」
ルカリオ「おう!」
ルカリオとコジョンドはタブンネ達を挟んで飛び膝蹴りを放った
2匹挟んでの飛び膝蹴りは凄まじい威力で2匹の子タブンネは腹から下が爆ぜてグチャグチャになってしまった
ルカリオ「ん、あっちに面白い奴がいるじゃないか!
ルカリオが向く方向には仲間の腸を泣きながら必死に食べてる子タブンネがいた
時折オエッとえづきながらも子タブンネは必死に腸を飲み込んでいく、小さなタブンネのお腹はありえないほどぽっこりと膨らんでいた
ルカリオ「食べすぎは体に悪いぞぉ~!お兄ちゃんが治してあげよう!」
ルカリオは子タブンネをあおむけにすると、頭を押さえこんで腹にパンチを連続で叩きこんだ
ルカリオ「オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ」
子タブンネ2「ミギュッ!ギュミッ!グギギッ!ミギッ!」
小さな殴るたびに子タブンネの口から噴水のようにゲロが吹きだした、やがてそれは赤い噴水へと変わっていく
ルカリオが殴るのをやめると子タブンネはブリュイィィっと脱糞した
それはウンコというよりもミンチになった内臓が尻の穴から飛び出たという感じの赤いブツだった
コジョンド「まったく不潔で嫌になるザマス!洗い流すざんすよ!」
子タブンネ6「ミュギィィィ!
コジョンドは子タブンネの一匹を雑巾のように絞り、ゴリゴリと地面にこすりつけた
しかし綺麗になるどころかかえって血の跡が増えただけだった


その頃、グラエナとヘルガ―は子タブンネを一匹追いつめていた
ヘルガー「さてどうしてくれようかな~」
タブンネ7「ちょっと待つミィ!ぼくはゾロアークだミィ!へんしんしてるんだミィ」
グラエナ「おっと危ない、仲間をやるところだったな」
コジョンド「ちょっと待つザマス、ゾロア―クならあそこにいるざんすよ」
ゾロア―クは隅っこで子タブンネを2匹捕まえ、
お互いの目玉をほじくり出して蝶結びにするという地味な虐待を行っていたため影が薄かったのだ
グラエナ「よくもだましたな!ヘルガー、やっちゃおうぜ」
ヘルガー「ああ」
タブンネ「ミィィィィィ!ご、ごめんなさいミィ!」
グラエナは逃げる子タブンネの尻に噛みつき、ぶんぶんと振りまわして地面に叩きつけた
子タブンネがぐったりした所でヘルガ―は頭に噛みつき、グラエナと奪い合うようにして引っ張り合った
子タブンネ7「クキャァァァァアァァァァアアア!!!」
子タブンネの胴体は真っ二つに裂け、内臓がボタボタと地面に落ちた
制限時間が一分を切った時、無傷で残っているタブンネは一匹だけだった
最後だからみんなで徹底的にやろうぜ!」
誰がそういったか、残ったタブンネに全員が襲い掛かる、残り時間一杯まで痛めつけられ
やっと姿を見せたタブンネは皮はベロベロに剥がされ、肋骨は外され動く心臓が丸見え
耳は完全に千切られ、顔面は思い切り殴られたのか凹んでいて歯も全部折られてあたりに散乱している
尻尾はコジョンドが持っていた、足は膝から下が無く、手も同じようなものに
こうして罰ゲームは終わった、
衝撃的すぎる光景に親タブンネたちには失神したり、嘔吐したりした者が多数出ていた
幼女タブンネの弟は10匹のうちには含まれなかった、次の罰ゲームに出るのだろう



ズルズキン「次はお待ちかね、昼食の時間ズル~!
さきほどの罰ゲーム「ぐるぐるタブンネちゃん」が「ドータクンの中にタブンネちゃんたちを入れて吐くまで高速スピン」
という大変クオリティの低い虐待だった事をお詫び申し上げますズルズル」
ドータクン「腹の中がゲロまみれになって最悪だったタク・・・」
楽しかった運動会も中盤に差し掛かり昼食の時間に
親タブンネ達は複雑な表情で小さなビニールシートの上にお弁当を広げて子供を待っている、
お弁当箱の中には色とりどりの木の実やふわふわのポフィンがいっぱいだ
いっぱい運動した後に父兄と一緒に食べるお弁当はまた格別の味、普通の運動会だったら・・・
ズルズキン「なお、観客及びスタッフの皆さんは糞タブンネ共のお弁当をブン取るか、親タブンネの手足その他を引きちぎって昼食にしてくださいズルル~」


辛い光景もすぐに忘れてくつろごうとするタブンネ親子達に、凶暴な悪、格闘、鋼ポケモンたちがわらわらと集まって来る
ルカリオ「ハラワタがぶっ壊れてちゃ、飯はいらないだろう、俺が貰ってやるよ」
ルカリオは「ワンワンパニック」で彼の腹パン連発でミンチになった内臓が尻の穴から飛び出ちゃった子タブンネ親子の所にいた
痛みを思い出し、パニックになる子タブンネ、母タブンネは子供を抱き上げキッとルカリオを睨みつけた(でもタブンネだから全然怖くない)で
子タブンネ「ミブィィィミブィィィ!!」
母タブンネ「来ないでミィ!お弁当はあげるから帰ってミイ!」
ルカリオ「何だこれ、木の実とポフィンだけじゃ栄養が足りないんだよ」
母タブンネ「ミィ!ど、どうすれば・・・」
ルカリオ「こうするんだよ!」
母タブンネを殴り倒し、踏みつけるようにブレイズキックを連発して浴びせるルカリオ
ミュギュアッ!ブィギャッ!というような普段のタブンネの声からは想像もできない汚い声が響く
母タブンネはボコボコの焦げたダルマになってしまった
ルカリオ「こんなもんでいいかな」ビリビリ
子タブンネ「ダブェ・・・マァマ・・・」
母タブンネ「ミブアアアアア!!」
ルカリオは母タブンネの皮を手首のとげを使って器用に引っぺがした
中までは火はとおってない様で皮を剥かれた赤い塊と化した母タブンネがビクン、ビクンとのたうち回っていた
ルカリオ「皮だけ食べで肉は食べない、この料理は北京タブンネと名付けよう!」


タブンネの悲鳴がそこら中に響くなか、ポケモンたちは思い思いの方法で昼食を済ませている、


キリキザン「生きたまま表面を焼いてちょっとずつ肉を刻んで食べる!」
バシャーモ「タブンネシュラスコの完成だ!」
ハッサム「やっぱりハサミで掴んで生きたまま齧るに限るな」
シュバルゴ「穴を開けて内臓を溶かして飲むのもいけるよ」
マニューラ「冷凍パンチで凍らせて辻斬りでスライスしてみたマニュ」
クチート「ルイベっていうのか?シャリシャリしてて美味しいんだぜ」
カイリキー「生(いきたまま)搾りタブンネジュースリキ!」
ローブシン「これはなかなか精が付きそうじゃのう」
ボスゴドラ「タブンネの鉄板サンドイッチだ!」
バンギラス「なんの!器ごと食べられる石焼きタブンネでどうだ!」


悲鳴の中、親を探せないでいるタブンネの姉弟がいた
幼女タブンネとその弟だ


幼女タブンネ「ママたち、いないね」
弟タブンネ「ミィ・・・」
エルレイド「どうしたんだい、パパやママと一緒じゃないのか?」
焼いたタブンネの耳を齧りながらエルレイドが聞いてきた
幼女タブンネはちょっと引いたが、一緒に探してくれないか頼んでみることにした
エルレイド「・・・ひょっとして観客席に倒れてるあの2匹じゃないのか」
幼女タブンネ達が行ってみると、確かに、両親が倒れていた、
においで両親だとわかったもののその姿は全身がはれ上がるほどボコボコで、既に息絶えていた
ダブンネといえど36匹が寄ってたかって袋叩きにすればこうなるのだろう
幼女タブンネ「ミッ!?ママ!・・・ パパ・・・ そんな・・・」
弟タブンネ「ミィィィィィ!」
エルレイド「逆恨みでボコボコにされてたからな・・・ タブンネ同士でも虐待があるとは」
母親の死体にすがりついてミィミィ泣く弟タブンネ、幼女タブンネは何も喋らず、ただ俯いている


エルレイド(昼飯はこの両親でいいかな・・・)
幼女タブンネ「・・・エルレイドさん」
エルレイド「ん、何だい?」
幼女タブンネ「何でパパとママが殺されなきゃいけないミィ・・・悪いのはタブンネをいじめるズルズキン先生たちだミィ」
エルレイド「ぜったい敵わないからだよ、誰だって自分の命は惜しいさ、」
幼女タブンネ「許せないミィ・・・先生も、キリキザンも、タブンネもみんなみんな・・・」
幼女タブンネは俯いたままポタポタと涙を落としている、普通のタブンネの糞ガキなら眼球ごと涙腺をひっこ抜いて涙を止めるところだが
エルレイドはなぜかただ見ている事しかできなかった、
幼女タブンネ「エルレイドさん、もしエルレイドさんの家族が、ぜったい敵わない相手に殺されそうになってたら・・・
やっぱり、見捨てるのかミィ?」
エルレイド「倒すさ、道連れにしてもね」
幼女タブンネ「私も、ラルトスやキルリアに生まれたかったミィ・・・」
そう言い残すと、幼女タブンネはよちよちと悲鳴が轟く昼食会場へ向かっていった
幼女タブンネ「私は、みんなみたいにはならないミィ・・・ 敵わなくても、どんなに痛い事されても、絶対に逃げたり、見捨てたりしないミィ・・・」
エルレイド「・・・そうか」


昼食の時間が終わると、父兄タブンネは半分ほどに数を減らしていた、ビニールシートの上には血や肉片が散乱し、焦げくさい臭いが立ち込めいていた
残った半分も満身創痍、これで子供が死んだらそのままショック死しそうだ


ズルズキン「楽しい昼食だったズルね~!みんな、お腹一杯になりましたズルか~~!」
エルレイド「ズルズキン、ちょっといいか?」
ズルズキン「何だズル?」
エルレイド「チビ2匹に逃げられてしまった」
ズルズキン「いっぱいいるから気にするなズル
さて、いよいよ次は最後の種目「障害物競争」ズルルルー!」



幼女タブンネ「・・・ここは?」
弟タブンネ「ミィ?」
幼女タブンネが目が覚めると、ふかふかのベッドの上だった、まるでさっきまでの地獄絵図が夢だったかのように
キルリア「あ、起きた。ここは僕たちの家だよ、お兄ちゃんがテレポートで連れてきたんだ」
幼女タブンネ「え・・・」
キルリア「いきなり帰って来るからびっくりしちゃった。急な話で悪いけど、これから一緒に暮らすんだって」
幼女タブンネ「う、うそ・・・ホントにいいのかミィ?」
キルリア「もちろん、これからよろしくね」
幼女タブンネ「よろしく・・・よろしくだミィ」


もちろん夢ではない、ベッドの上からそう遠くは無いどこかで最後の悪夢が始まろうとしているのだ・・・
ズルズキン軍団総がかりで演出する最後の競技とは・・・?




ズルズキン「楽しかった運動会もいよいよ最後となってしまいました
最後の種目は糞タブンネちゃん全員参加の障害物競争ズルル~!
ボランティアの皆さん(ズルズキンの仲間ポケモン)が多種多様な障害物を用意してくれましたズル
なお全員参加なので競技の前に怪我をしたタブンネちゃん達は治療をしてあげるズル」


治療してもらえる、そう聞いただけで子タブンネ達は心躍る心地だった
全身を覆う痛みと苦しみから解放される・・・ 傷ついたタブンネ達は這いずるように十字のマークがついたテントに向かう
足が折れているもの、半身の皮が全部めくれている者、腹から飛び出した腸を引きずりながら歩いてくる者さえいた


エルレイド「はーい、2列に並んで~、歩けなかったり足がとれちゃったりしてる子はお友達に運んでもらってね~」
ルカリオ「いやしのはどうを使えるってだけで治療係にされるとはついてないな、不本意もいいとこだ」


子タブンネ「いたいの飛んでったミィ!エルレイドはやさしいミィ」
子タブンネ「お腹痛いの治ったミィ!でもお腹すいてきたミィ・・・」
エルレイド「次の競争が終わったらお家に帰れるよ、みんながんばるんだよ」
子タブンネ達「はーい!」


子タブンネはエルレイドにすっかり懐いていた、見た目が優しいのと、治療が終わったら頭を撫でてくれるのが子タブンネたちに受けたようだ
一方のルカリオは泣きわめく子タブンネに頭にきて顔パンしたりどうせ治すのだからとトゲで傷口を抉ったりしたので、ものすごく嫌われた


ルカリオ「変に優しいじゃないか、まるで本物の保健室の先生みたいだったぞ。
まさか本気であの糞チビ共を助けてやろうとか考えてるんじゃないだろうな?」
エルレイド「わかってないなあ、ルカリオ。短気は損気だよ」
ルカリオ「なぁ~にぃ~」
エルレイド「優しくされて安心してる所から、一気に絶望へ叩き落とすのが面白いんじゃないか」
その時のエルレイドの顔は今まで見た事が無いほどゲスい表情をしていたという


この治療はタブンネを思いやっての治療ではない。
おしるこに入れる塩のように、これからやって来る痛みと苦しみを引き立てるためだけの治療なのだ・・・


ズルズキン「それじゃあ、みんなスタートに並ぶズル~」
最後だからか、ズルズキンも放送席から降りてきて競技の手伝いをしている
子タブンネ達は駆け足でよちよちと歩きながらスタート地点に集まった
これが終わったらお家に帰れる… そう考えているのか、
子タブンネ達は辛かった競技も忘れたように、嬉しそうな顔でミッミッとはしゃいでいた
ズルズキン「位置について~よーい…ドン!」
スタートと共にタブンネたちはワーッと一斉に駆け出した、
一周500メートルのトラックにいくつも障害物が設置されている
最初の障害物は15メートルもある網くぐりであった
先頭の集団が次々と網に潜っていく網の中を一生懸命ハイハイしていく小さなタブンネ達
先頭集団の子タブンネが網の真ん中あたりに差し掛かった時、タブンネの上に大きな影が覆った
「メッタァ~~!」
メタグロスだ、メタグロスは網に引っ掛かってる子タブンネに狙いをつけ、大きな足で思い切り踏みつけた
子タブンネ「ミギュアッ!」
500キロを超える巨体で思い切り踏みつけられた子タブンネはパン!という音と共に破裂し、
周りに血を撒き散らしてぺしゃんこになってしまった、
後ろにいた子タブンネは糞と内臓の欠片と血が混じったものを顔面に浴びた
「ミヒィィィッ!ミィィィッ!」
網の中の子タブンネ達は恐怖でパニックを起こし泣きながらハイハイのまま急いで網を抜けようとする
しかし焦った子タブンネ達は逆に網に絡まってしまい、動けなくなってしまう
メタグロス「ホラホラホラ、いそがないと踏みつぶしちゃうメッタァ~!」
「ミブゥ!」「ミュピィ!」と断末魔が破裂音とともに次々と聞こえてくる。
下半身だけ踏みつぶされ、のたうち回って苦しんでいるものも


子タブンネ「エルレイドさん!エルレイドさん!はやく治してミィ!あんよがいたいいたいミィィ!」
エルレイド「ハハハ、おチビちゃん達の死にたくないよダンスはいつ見ても最高だね
もっともっと苦しんで僕を楽しませてほしいな!」
子タブンネ「ミィィィィィィィィィィィィィ!!」
信じられないと言ったの表情のまま絶叫する子タブンネ
そして絶叫したままメタグロスに踏み粒され、血と脳味噌を撒き散らしながらピンクの煎餅になってしまった
ジバコイル「メタグロス、ちょっと浮いててくれよ!」
メタグロスはさっと電磁浮遊の体制になった
「ミッヒャアアア!ミュギャアアアア!」
そしてジバコイルは両手に当たる部分の磁石を網にくっ付け、電流を流す
すると網の中にいる全てのタブンネが「ミッフィィィィ!ミュギャアアアア!」と叫び声を上げながら
エルレイドの言う「死にたくないよダンス」を踊り始めた
悶絶してさらに網に絡まり、全身に電流を流し続けられる
エルレイド「これじゃあ競技にならないな、ちょっと電流を止めてくれよ」
ジバコイルが電流を止めると、タブンネ達の動きも止まった、
よっぽど体力が消耗したのかハァハァと息を切らしている
エルレイド「それじゃあ網を切ってあげるよ」
タブンネ達に絡まる網を肘の刀でサクサク切っていくエルレイド、当然子タブンネたちの耳と皮も一緒である
子タブンネ「やめて!やめて!やめて!オミミが切れてるミィ!」
エルレイド「首や手首を狙わない僕のやさしさがわからないかなあw」
網から解放された子タブンネ達は逃げるように次の障害物に向かう


次の障害物は巨大なトレイが横に並べられいくつか置かれている
オコリザル「次の障害物はアメ食い競争だブー、小麦粉に顔を着けて飴を探すブー
手は使っちゃダメブ~、取れなかった子はお仕置きのインファイトだブ~」
普通の小麦粉だったので、タブンネ達は顔を真っ白にしながら我先にと飴を探しあう、
オコリザル「次はとき卵の中から飴を見つけるブー」
ちょっとねばねばしてるから嫌だなと思いながらも子タブンネ達はなんとか飴を探す
ゴウカザル「次はパン粉の中から飴を探すウキッ!」
ちくちくしてる上に顔にパン粉がくっついて最悪だがタブンネ達はなんとか飴を探しだした
ゴウカザル「これで最後ウキ、油の中から天かすを見つけるウキッ」
火にかけられた大きなフライヤーが設置されており、そこにはシュウシュウと泡を立てながら天かすが浮かんでいる
子タブンネ「こ、こんなのに顔を入れたら火傷しちゃうミィ!」
ゴウカザル「俺は火傷しないぞ、早くしろウキ」
先に到着した子タブンネが2匹、フライヤーの前で躊躇っている、落ちた汗が油に落ちて、パチンと弾けた
ゴウカザル「俺が手伝ってやるよ、ホラ!」
子タブンネ2匹の頭を後ろから掴むとそのまま油の中に押しつけた、
子タブンネ達は声も出せずに手足を激しくじたばたさせて苦しんでいる
口を開けると油が口内から喉まで焼きつくし、まさに地獄の苦しみだった
ゴウカザル「キッキッキ!頭だけトンカツになってやがるウキ!」
油から上がった子タブンネ達はゴウカザルの言うとおり、こんがりと揚げられた狐色の衣が顔を覆っていた
ゴウカザルが手を離すと2匹は「ウギィアオ~ビゥギ~」と元のかわいらしい声からは想像もつかない醜い声を出しながら
ふらふらとあらぬ方向へ歩いて行った、喉と眼と脳みそが熱でやられたのだろう


この光景を見ていた子タブンネ達は顔面蒼白(衣まみれでよくわからないけど)
わざと飴が見つからないふりをするのであった
オコリザル「おら~まじめに探してんのかブー!」
子タブンネ「探してますミィ!探してますミィ!なかなか見つかりませんミィ!」
子タブンネは目に涙を浮かべながら必死に返答する、やる気が無いとみなされるとインファイトなのである
オコリザル「その頑張りに免じて特別サービスだブー、次に進ませてやるブー!」
子タブンネ「ミッヒアアアアアアア!!!」
オコリザルは子タブンネの尻尾をむんずとつかむとそのまま振りかぶってフライヤーに投げ入れた
子タブンネ「ミッヒュェ!ギミィ!ヒギュビィィィィ!」
子タブンネが行水できるほどの大きさの巨大フライヤーの中で
手足をじたばたと動かし身体を魚のようにくねらせてバシャバシャと必死に暴れる子タブンネ
ゴウカザル「キキキ~!これは子タブンネのシンクロフライドスイミングだな!」
その後も次々とオコリザルによって投げ込まれ、その度に絶叫とシュワアという音が会場に響く
高温の油の中でミ゙ーッミ゙ーッと悲鳴を上げ、もだえ苦しむ子タブンネ達
まさに地獄の窯ゆでの沙汰であった
ゴウカザル「この辺にしておこうキ、障害物はあと2つ残ってるウキ」
タブンネが満載されたフライヤーを蹴り倒すゴウカザル、
子タブンネ達はそのままドチャッっと地面にぶちまけられた
熱さから解放された子タブンネ達は死の物狂いでその場から逃げて行ったが
何匹かの子タブンネはそのまま動く事は無かった
全身覆う火傷の激痛に耐えながら、生き残った子タブンネちゃん達は次の障害物へとフラフラと進んでいく


ズルズキン「次はポフィン食い競争ズル~。用意されたポフィンを全部食べなきゃ先に進めないズル」
人数分用意された皿の上に、いかにも「失敗しました」という出来栄えのポフィンが山盛りにされている
子タブンネ達は次々に皿に飛びつくと一心不乱にポフィンを食べ始める
しかしポフィンの量はあまりにも多く、子タブンネ達は腹をパンパンにして嗚咽しながらも食べ進めていく
ルカリオ「おっと、手が滑った~w」
ルカリオはにやけながらもう少しで完食するという子タブンネに腹パンチを食らわせる
ただでさえ吐きそうだった子タブンネはぶるぶると震えながらウッウッと嗚咽し、皿の上に盛大に吐き出してしまった
その光景と酸っぱいに釣られて他の子タブンネも耐えられずに貰いゲロをしてしまう
残ったポフィンはこってりと吐しゃ物でトッピングされてしまった
子タブンネ「も、もう食べられませんミェッ・・・」
ズルズキン「何だと~、全部食べるまで家に返さないズルよ!」
ズルズキンに蹴りを入れられながら、子タブンネ達は酸っぱい臭いのする汚物まみれのポフィンを口に運んでいく
味に耐えきれずにまた逆流させてしまうタブンネ達、まさに無限ループであった
ズルズキン「食が進まないようズルな、茶漬けで流し込むズル!」
ひと際食べるのが遅い子タブンネに眼をつけたズルズキンは、その子タブンネの皿に大量に放尿した
砂漠にすむ生き物のションベンは濃くて臭いのである、ズルズキンの尿もその通りの濃厚さであった
ポフィンにさらに悪臭を追加された子タブンネは愕然とした表情でズルズキンを見つめ
眼を見開いて何か言いたげに口をパクパクさせるのだった


「ミガァァァァァl!ミィィィィィィ!!」
一匹の子タブンネが逆上して皿をひっくり返し暴れ始めた
傍にいるスカタンクに小さな手でポカポカと殴りかかっている
スカタンク「オラの特性スパイスをお気に召してくれたようで良かったべw」
ズルズキンは小走りでやってきて暴れている子タブンネの首根っこを掴み、高く持ち上げた
ズルズキン「みんな喜ぶズル!こいつが代表してみんなの分も食ってくれるそうズル!」
涙目でイヤイヤと首を横に振る子タブンネ、しかし他の子タブンネは複雑だが嬉しそうな表情をしている
ズルズキンが皿の中身を全部大きな桶に集めると、ルカリオが電動ポンプを持ってくる
そしてポンプをタライにセットし、子タブンネの口に排出口をあてがう
子タブンネは必死にイヤイヤと抵抗したが、ルカリオに殴られると大人しくなった
喉にまで排出口の先端が押し込まれ、うえっうえっと嗚咽している
ズルズキンがポンプの電源を入れると、ジュボボボボと嫌な音とともにたらいの中身が子タブンネの腹の中に流し込まれる
一人でも持て余す量の液体と化したポフィンを約30匹分も流し込まれる子タブンネ
下腹部がどんどん膨らんでいき、やがてブチブチッと嫌な音がした、胃か腸が裂けたのだろう
たらいの中身が無くなった時には、子タブンネの腹は風船のようにパンパンに膨らみ、
まるでベロベルトのような体型になってしまっていた
ポンプから解放された子タブンネはそのまま2,3歩よちよちと歩くと
「ヴォエエッエグェェェ!」と轟音を上げながらポフィンとゲロと血と内臓の欠片が混ざったものを大量に吐き出し
そのままゲロの上にべちゃりとぶっ倒れてしまった
ズルズキン「あ~あ、やっぱり駄目だったズルか、やっぱお前ら食え」
子タブンネ達はふたたび絶望の表情を浮かべた


今現在子タブンネが苛められているのを知ってか知らずか、
ある所でタブンネの子供たちが平和に暮らせるように祈っている者がいた
借金のせいでズルズキンに幼稚園を奪われてしまった元園長の老タブンネである
子タブンネ達が無事でいるように… その願いは空の星に届き(昼間なのに)
ある一匹のポケモンが地上に向かっていく…


ポフィンをなんとか腹の中に押し込んだ(押し込められた)子タブンネ達
吐き気をこらえて這いずりながらゴールへ向かっていく
しかし、ゴールは陸上のゴールテープを張ったゴールではなく、サッカーのゴールだった
それでもゆっくりとゴールに向かう子タブンネ達の前に、バンギラスが立ちはだかる
バンギラス「最後はサッカー競争だ!簡単にゴールはさせないぜぇ」
もはや走る事はできず、動けるのが不思議なくらい弱っていた子タブンネ達は
尻尾で振り払うだけでころころと転がってしまう
それでも諦めず、これが終わったら帰れると信じてゴールに突撃する子タブンネ達
その時、空から何かが落ちてきた、地面にズドンと激突したそれはムクリと起き上った
正体は幻のポケモン、ジラーチだ。園長の願いが星に届いたのか、園児たちの前に姿を現したのだ


ジラーチは周りをきょろきょろと見回して様子を窺う
設置されたサッカーゴール、遇戦に子タブンネをキャッチしてるバンギラス、大勢の観客…
ジラーチ「何楽しそうな事してるっチか!ジラーチも混ぜってほしいっチ!
スーパーシュートを決めてやるっチ~!」
そう言うとジラーチは子タブンネ一匹に体格に似合わぬ強烈なコメットパンチを打ち込み、
ゴールに向かってぶっ飛ばした、鳩が豆鉄砲食らったような信じられないという表情を浮かべながら
しかしバンギラスは素早くストーンエッジでもって串刺しにして止めてしまった
バンギラス「サッカーだから手を使っちゃダメだろ!」
ジラーチ「ごめんッチ、なら頭突きで対応するッチ!」
次はこれまた強烈なアイアンヘッドで子タブンネをぶっ飛ばす
しかし狙いは外れてゴールの枠に腹から激突し、あまりの衝撃に破裂してしまい、腹の中の汚物を撒き散して絶命した
その表情は絶望で歪みきっていたという
ジラーチ「大外れだっチ… でもボールは沢山あるから大丈夫だっチ!」
子タブンネは動かない身体を引きずってジラーチから必死で逃げ惑う
逃げてるうちに一匹の子タブンネがゴールへと辿り着く、ネットに飛び込み、
これでやっとお家に帰れると安堵の表情を浮かべる、しかし
ジバコイル「おっと、こっちは味方サイドのゴールだよ」
網にフルパワーの電流を流され、10秒くらい悶絶ダンスを踊ったかと思うと、体中から煙を出して絶命してしまった
ジラーチ「これがホントの自殺点っチ!」
唖然とする子タブンネ達
ジラーチ「ギャグ言ったんだからずっこけるっチ!」
近くにいた子タブンネを殴るジラーチ、頭が胴体にめり込んで即死である
その後も次々にヘディングシュートを試みるジラーチ、ズルズキンとボスゴドラも諸刃の頭突きでシュートを手伝う
しかしゴドラはあまりにも威力が強すぎて頭にぶつけるだけで爆発してしまう子タブンネも多く
最後の子タブンネはコーナーポストに激突して腹から下が無くなるも、
飛び出た腸を引きずりながらも這いずってゴールに向かっていき、バンギラスに踏みつぶされてしまった


そして閉会式、ズルズキン園長の雑な挨拶のあと、保護者も交えて表彰式が行われた
ジラーチ「うはっ!み~んな面白い顔してるっチ~w」
子タブンネ達は生存者がいなかったので机の上にさらし首にされ、いずれも劣らぬ苦悶の表情を浮かべていた
眼が取れている者、耳が無い者といろいろあるがとくにトンカツになったタブンネの頭が笑いを誘った
親タブンネは発狂し暴れ回り、カイリキーに殴られるものや、「これはうちの子じゃないミィ!」と現実逃避するもの
眼から光が消え廃ポケ同然になってふらふら歩きまわるもの様々であった
マニューラ達が食べられそうな部分をあらかた拾った後
親タブンネ達にモップと雑巾を渡して「掃除しとけよ」と言い残し、運動会はお開きとなった
その後、この運動会の様子はDVD化され大人気になり、ズルズキン達の懐を潤し
ポケモンたちのタブンネ虐待ブームの火付け役となったのであった


そして帰り道
ズルズキン「そういえば、キリキザンがいなかったけどどこ行ったか知らないズルか?」
エルレイド「障害物が始まる前に僕の家に携帯忘れたって言って取りに行ったよ」

おわり
最終更新:2014年06月18日 03:29