AmazonWebService(AWS)
米Amazon社が提供している従量課金制
クラウドサーバサービス。
日本のみならずアメリカ、全世界で見てもGoogleTrend上でトップの注目度にあり、
実際採用している企業が多い。
2018年03月(日本版)現在101のサービスがあり、今後も増加と統廃合が見込まれる。
留意点
AWSを利用する上で留意する点が4つある。
1.AWS CLI
2.Region, AvailabilityZone(AZ)
3.ARN(AmazonResorceName)
4.IAM(Identity and Access Management)
AWSはGUIツールとしてウェブ管理画面(コンソールなど)と、コマンドで操作ができる「AWS CLI」がある。
AWS CLIはユーザと権限管理の「IAM」も含めて相当細かいことまで行えるため、実務ではCLIを使った設定作業から運用管理までを行うことになる。
従ってAWS CLIを使って操作、作業を行う。
AWSは国ごとのサーバ立地を「Region」と呼び、更に各Regionごとのサーバ分散を「AvailabilityZone(AZ)」と呼んでいる。
AZは基本的に意識する必要は殆ど無いが、RegionはSaaSの組合せによって利用できない場合があるので注意が必要になる。
3つ目に、ARN(AmazonResorceName)という概念がある。
簡単に言えばネームスペースと考えればよい。相互のSaaS、PaaSを連携させる場合や独自ウェブアプリとAWSを動作させる場合にARNが欠かせない存在になる。
ARNは一意であり重なりは無い。もしARNを流出させてしまうと乗っ取られる可能性があるので取り扱いに注意する必要がある。
4つ目の「IAM(あいあむ)」は字の通りユーザーと利用権限の管理。
たんなる設定群と思って甘く見てはいけない部分で、しっかり理解し考えないと自らサーバに穴をあけることになってしまう。
もちろん他に注意することはあるがAWSを使う上で留意する点は以上である。
最終更新:2018年03月28日 02:33