収入と給与


給料は1円でも高い方が良いに決まっているが、じゃあその給与は妥当なのか?
月50万にしたいならどうすればよく、実際にかかる生活費はどうなのか?
概要を知って今後の計画性、方向性を見出すためのものです。


必要な経費は?

まずどれだけの支出(生活費など)が東京・中野に住んでいた場合に必要なのかを考えてみる。
小計 158,000
家賃 70,000 *東京中野・1K
電気代 6,000
ガス代 4,000
上下水道 2,000
通勤交通費 17,000
食費 44,000 *自炊率60%時
スマホ代 10,000 *auフラットプラン20加入時
PCネット代 5,000 *

上記が最低の生活費だとすると、税金、住民税などを考えると
最低月給180,000円は必要と考えた。でも正しいのだろうか。

上記は生活費であって、各種税金(所得税、住民税、厚生年金、
健康保険、雇用保険、介護保険、NHK受信料)が別途かかってくる。
ではいくら掛かるのか。

月収18万円の概算で、
 所得税 3,000円
 住民税 9,000円(月額換算・実際は3~4ヵ月分まとめ払い)
 健康保険 15,000円
 厚生年金 17,000円
 雇用保険 550円
 NHK受信料 1,260円(月額換算時。実際は最低2カ月分以上)
小計、46,000円ほどかかる。

つまり額面で18万円で十分ではなく
最低でも月給(額面)は226,000円必要だという話になる。
これは時給ベースで1413円以上、月給ベースで226,000円以上、
年収ベースで2,713,000円以上である必要があるということだ。

でもこれは正しくはない。
何故なら額面月給18万と22万ではそもそも所得が違うので課税比率や
支払う金額が違うからだ。
でも大まかな見通しはこれで出来るはずである。


時給1500円の要求は妥当

上記を考えると一部で言われる時給1500円の要求は、決して
行き過ぎた要求と言えないことが分かる。
都区内コンビニの時給は1000円強なので、これでは月160時間
働いても16万円(額面)になれば良い方である。

技能職や工場での深夜交代勤作業をしないと時給1500円は
なかなか得られない給与に思える。


技能やキャリアを積むしかない

国家資格職(医師、薬剤師、弁護士、税理士など23種類)は
資格あればほぼ就職できなくなることはない。

しかし多くの職種では国家資格がなくても就けることが出来る
職業であり、そのため採用されるために
 民間資格を取得
 キャリアを積む(同系職を年単位で継続)
ということをやらねばらない。
最終更新:2018年10月19日 03:11