雑記帳2016/1120
無料セミナーというと
の場合が殆どだが、疑問がある。
それは費用対効果的に言って大したことがないということ。
2時間としてもそれにかける時間を考慮すると場所代は
自社会議室だとしても結構な金額になる。
 1人の時給単価3000円として、2名で行った場合
 (準備7H+当日4H)x2名分=7.2万円
 1H2500円くらいなので4H=1万円
合計8万2千円かかる計算になる。
が、作業者を増やせば人件費上がるし、例えば来場者のために
ノベルティや割引チケットも渡すとなればもっとかかることになる。
自社製品宣伝なら知りたい人に知らせるわけだから
直ぐに購入に結びつかなくても近い将来客になってくれる可能性は
高いのでメリットはある。
問題は人材募集。
それこそMSやGoogle、Apple、Oracleなど超巨大企業がやれば
数百人規模で集まってくれるが、中小だとやっても集まってくれない。
よくて60名が限界。下手しなくとも10名とかガラガラな状態。
セミナーと掲げるので既に会社に属している人も来るのでそんな人に
社員にならないかといってもなってくれる可能性は低い。
俺にベストプラクティスがある訳ではないがやり方を考えないと
欲しい効果を産めないと思う。
また人材募集をするならネット配信を真剣に考えたほうが良い。
- ニコ生(500円+税、企業登録なら8万円+)
- Flesh by abemaTv(無償だが過去実績を問われる)
- YoutubeLIVE(無償。課金にしたい場合はハードルがあったはず)
などなどがある。
ネット放送をしないのは放送機材がない、ノウハウを持ってない、
変なところが拡散されないか心配、ということが考えられるが、
本当に一人でも多く応募して欲しいという気持ちがあるならば
やるべきだ。
これら以外ではどこも途中で意気消沈してしまって続かない場合が多い。
最初は続けていても半年~1年で辞めてしまう企業が目立つ。
人事異動でやる人がいなくなるというケースもあるだろうが、広告宣伝
を打たないのであれば継続して3年5年以上やり続けないと周知されない。
なんでもそうだが続けることに意味がある。
中折れしてしまうなら最初からやるべきではない。
俺はセミナーを観に行く側なので欲しい情報さえ手に入れられればそれでいい。
当然ながらコアなところは相手はあまり言ってくれないし嫌な顔するので
行間はネット検索とかで補うしかない。
それでも交通費と時間を使ってでも自分の知らない領域のことを知ることが出来るのは
意義があると思ってるし、TLも見ていて楽しい。
最終更新:2016年11月20日 23:07