• 前置き
C++やJava勢からは常に攻撃されるPHPだが、そんなPHPがいまだに維持しているのは
多くのフレームワークに恵まれているからと言っても過言ではない。
フレームワークとは、API、ライブラリーが纏まっているもので、ベーシックなものなら
簡単なコーディングで1日で構築できてしまうような雛形のことを言う。
これらは基本フリーソフトウェアの部類で基本的に料金はかからない。
無料で高機能なフレームワークがあるが故にPHPがいまでも多方面で利用され続けている。

現在の求人広告でもPHP言語の案件には必ずPHP系フレームワークがセットにされている。
ということはPHPの仕事を持ちたいならフレームワークを扱えないと意味がない、と
言われているに等しいと考えていい。

ではそのフレームワークはどういったものがあるのか。そしてどういう仕組みになっていて
どのように扱えばいいのかをまとめたいと思う。

  • 主要フレームワーク
主要FWは6つある。ptは世界のGoogleTrends値、Jpは日本でのトレンド値。(2016/12/10現在)
pt Jp FW名 ver1 Date another License Site
1 100 69 Laravel 5.3.9 2016/09/16 MIT
2 40 30 Codeigniter 3.1.2 2016/10/28 MIT
3 35 13 Symfony 3.1.5 2016/05/30 MIT
4 14 93 CakePHP 3.3.6 2016/10/14 MIT
5 4 7 zend framework 3.0.0 2016/06/28 New BSD
6 3 3 Phalcon 3.0.1 2016/08/24 BSD
7 2 36 FuelPHP 1.8 2016/04/09 2.0 alpha MIT


トレンドに左右される必要はないのだが、気にすべきはやはりドキュメントの量。
トレンドが高いとブログやTwitter、facebookといった個人発信情報や研究資料が豊富で
質問系掲示板での回答も付きやすい。というメリットがある。
上記の例だとGoogleTrend上では世界と日本に注目度が違うことも注視しておきたい。
ランク7としたが日本では「FuelPHP」も人気なので気になる人はチェックを。
(それにしてもFuelPHPは海外での評価が落ちすぎてる)
GoogleTrend上の評価であって、実際に商用利用されている数の多い少ないではない。
最終更新:2016年12月10日 21:14