シングルボード


シングルボードとは、1つの基板上に複数の機能が搭載されている電子部品を言う。
有名なのはRaspberryPi、Arduino。
ほかにAdapteva Parallella、Intel Galileo、Intel Edison、
Intel Joule、Tinker Boardなど複数のメーカーから出ている。

もともとイギリスで教育用パソコンとしてRaspberryPi、イタリアでも教育用にArduinoが
開発され販売された。
それが数十台つらねてグリッドコンピュータを作られるなど話題に上ることが度々で、
価格が3000~5000円と非常に安いため、世界的に高まったニーズを受けて全世界で販売
された経緯がある。

いまはIoT向け端末として、又は工業用製品の開発機材として利用されている。


本体は子供のお小遣いでも買えるほど廉価である。
しかし温度センサーやモーターなど様々な機器とつないでリッチにしようとすれば
最低でも2万円前後はかかる。
また半田付けが必要になる場合は工具などにも費用がかかるため、5万円くらいは
かかってしまう計算になる。


1990年代のパソコンパーツのように強い相性依存性があるため、本体に付ける部品選びは
けっこうシビアなものがある。
最終更新:2018年02月19日 04:56