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●ウィキペディアの原文
引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%8C%E5%84%B2
「嫌儲」の参考文献情報
- ページ名: 嫌儲
- 著者: Wikipedia の執筆者たち
- 発行者: 『Wikipedia』
- 更新日時: 2008年3月11日 12:09 (UTC)
- 取得日時: 2008年3月14日 11:47 (UTC)
- 恒久的なURI: http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%AB%8C%E5%84%B2&oldid=18511284
- ページの版番号: 18511284
ライセンスはGFDL を適用します。
嫌儲(けんちょ)とは、金儲けを悪と考える思想、感情、もしくはその活動、態度、それを行う人物、団体を示すインターネットスラング[1]。
Web上で作られた造語であるため、発音されることが少なく、正しい読みというものが確立されていない。一般的に「けんちょ」であるが、「いやもう」「けんもう」「いやちょ」「いやもうけ」等の読み方もある。
概要
嫌儲は、金儲けを、無差別に非難してしまう感情として定義されている。特に無根拠であったり、ダブルスタンダードに陥っている状態を批判的に表現することが多い。
嫌儲が起こる理由としては、
汚職事件や犯罪、破滅的なギャンブルなどの、社会的に悪として認識される行為は金銭に絡むものも多くある。これらに至る違法なプロセスと「金を儲けた」という結果を混同し、プロセスに問題の無い正当な儲けも無意識に悪として批判してしまうため。
童話、民話等では悪役が富豪であることも多く、特に幼少期には、金儲けをした人間は悪でありそれを倒すことが正義であると当然のように考えてしまうため。
などが言われている。
ルサンチマンと近い意味であるが、ルサンチマンが日本語の日常的用法では嫉妬や憎しみの感情と解されているのに対し、嫌儲は、それを持つ本人の認識では常識であり正義であると感じているということを強調している、という違いがある。また、嫌儲はあくまで儲けることに対する思想であり、社会的強者や名声に対しては定義されていない。ただし、嫌儲に傾倒する原因にルサンチマンが考えられる場合も多く、関係は近い。
主に個人が企業宣伝的活動をした場合や、楽して稼いでいると判断された場合に強く向けられると言われる。
発祥と経緯
元々は2006年05月末に起こったVIPブログ閉鎖騒動において、アフィリエイト付きのブログに対してなぜ強い批判を持つユーザーが多数いるのかを説明するために、嫌韓をもじって提唱された[2][3]。その後、ブログなどインターネット上で反アフィリエイト活動批判をする際などに使用され、「嫌儲厨」といった、より批判的な意味合いが強い言い方をされる。「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社)に「ウェブのことば」として収録されると発表されている[4]。
「嫌儲」によって起こる問題
資本主義社会においては適法な行為によって利益を得ることは正当な行為であり、社会発展のため必要なことであるが、嫌悪の思想はその性質上、適法な取引にも反対してしまうことがある。結果として、発展の可能性のあるサービスや新事業まで批判され、その成長の阻害要因になる場合がある。
またこのとき、嫌儲を持つ人間と持たない人間は、自己の論理が互いに絶対的で相手の思考が理解できず、議論が成り立たない可能性が指摘されている。パターンとしては、嫌儲側の人間は常識として儲け自体が悪であると考えているので、批判することが当然であると思っているが、嫌儲を持たない人間にとっては何を批判しているかが分からず、成功者に対する嫉妬であると考えてしまい「嫉妬は醜い」などと返す。しかし嫌儲側としては嫉妬から批判しているつもりは無いので、馬鹿にされたと思い込み議論が破綻してしまう。
しかし前述の通り、"適法行為によって利益を得る行為"を止める権利は、誰にもない。
脚注
参考リンク
- ニュース速報(嫌儲)板 - アフィリエイト広告による収入目的で、ニュース速報板に立てられたスレッドを転載するブログが増え、板の利用者の間で転載の是非を巡る議論が高まった。これを受けて2ちゃんねる管理人である西村博之氏の発案で、2007年12月28日に嫌儲板が新設された。
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嫌儲(けんちょ)とは、ネット上の活動により利益を得ることを嫌う考え、もしくはその活動や態度を示すインターネットスラング[1](ネット上の造語)。団体や人物に対して使う場合には主にニュース速報(嫌儲)板のことを示す。
発音されることが少ないので正しい読みが確立されていない。 一般的には「けんちょ」であるが、「けんもう」「いやちょ」「いやもうけ」「いやんもう」等の読み方もある。
概要
嫌儲は、自身が所属するコミュニティ内の共同制作物を第三者が個人的利益のために無断借用をする、そのモラルを欠いた行為に対して嫌悪感を持つことである。そのため、当該コミュニティに対する帰属意識が高いほど顕著に現れる傾向がある。
またその感情がインターネット内外を介した多様な手段によって表現・行使されることで、炎上という形で具体化されることもある。
発祥と経緯
元々は2006年05月末に起こったVIPブログ閉鎖騒動において、アフィリエイト付きのブログに対してなぜ強い批判を持つユーザーが多数いるのかを説明するために、嫌韓をもじって提唱された[5][6]。ブログなどで反アフィリエイト活動批判をする際などにも使用され、その場合は「嫌儲厨」といったより批判的な意味合いが強い言い方をする。「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社)に「ウェブのことば」として収録されると発表されている[7]。
「嫌儲」によって起こる問題
資本主義社会においては適法な行為によって利益を得ることは正当な行為であり、社会発展のため必要なことであるが、嫌悪の思想はその性質上、適法な取引にも反対してしまうことがある。結果として、発展の可能性のあるサービスや新事業まで批判され、その成長の阻害要因になる可能性がある。